津軽の雑草エンジニア

入社部門:

放送総合技術部門(放送技術・IT部門)

Fresher PROFILE

出身地

青森県

大学所在地

東京都

学部・専攻

基幹理工学研究科

座右の銘

やらぬ善よりやる偽善

どんな学生だった?

勉強にスポーツに遊びに常に全力で、細かいところにまでこだわる学生でした。部活動では骨折にも気づかないほど練習に没頭していたり、研究活動では一日中飲み食いもせずにシミュレータ作成に夢中になっていました。その結果、熱中症で倒れ救急車で運ばれるなどお医者さんのお世話になることもしばしば。そんな僕ですが、チームの中心で指揮を執ることも多く、普段感じたことを言葉として表現し、コミュニケーションをとることに意識してきました。こだわりを大切にして感性のままにまっすぐ取り組む部分と、物事を多角的・客観的に見る理性的な部分の二面性が学生時代の自分を形成していったのかなと思っています。

テレビ局を目指したきっかけは?なぜテレビ朝日に決めた?

幼い頃からテレビの世界に憧れを抱いていたからです。僕は幼少期の14年間を青森県西端の田舎町で過ごしました。白神山地と日本海に挟まれた集落は便利とは程遠い環境でしたが、年齢も性別も関係なくみんなが家族のように暮らす生活の中には、豊かな自然と活力に溢れた生命、そして人々の温かな触れ合いとそれを繋ぐテレビという存在がありました。それ以来、ブラウン管の向こう側の世界に強い憧れを抱くようになりました。特にクレヨンしんちゃんのような自らの成長とともに育んできたコンテンツや無人島生活のような当時の生活に共鳴するコンテンツを多く発信しているテレビ朝日への想いが強く、入社を決意しました。

就職活動時の思い出

僕は付け焼き刃のような知識や業で就職活動をこなすのが嫌だったので、テレビ局への入社を目指し学生時代から放送ネットワークや無線通信の研究をしていました。ですので、いわゆる就活シーズンを迎えてからも就活っぽいことはせず研究活動に勤しんでいました。同じようにキー局入社を夢見て一緒の研究室に入った仲間が一番近くにいたのですが、彼もその夢を実現させお互いに喜びを分かち合った瞬間は、これから一緒に新しいテレビの時代を作ってやるんだという高揚感を抱きました。研究も就活もラクな道のりではありませんでしたが、今まで培ってきたことの答え合わせをしながら就活を終え、それが評価されたのは素直にうれしかったです。

印象に残っている研修を教えて!

東京スカイツリー見学が最も印象的です。スカイツリーは言わずと知れた世界一の高さを誇る電波塔ですが、その最たる役目は地上デジタル放送を電波にのせて関東圏の各家庭に届けることです。中学の修学旅行で初めてスカイツリーに上り、それ以来展望デッキのさらに上の世界を見ることを夢見て勉強・研究に努めてきました。研修を通じてスカイツリー内部の送信所を見学したり、頂上に手が届きそうな位置からアンテナを見学し、民放各局が有する送信リソースの規模やものすごい標高差からの景色に感動するとともに、人生のピークともいえるほどの迫力と緊張感、そして国民に電波を届ける責任感を強く実感する経験となりました。

学生へのメッセージ

就職活動という言葉が世で飛び交い、誰しもその就活とやらをしなければいけないと思いがちですが、そんなことはないと僕は思います。最終的に何が大切かと言われれば、それは自分の人生であり自分の幸せです。例えば自分で事業を起こすこと、アカデミックな道を究めること、あるいは自給自足な生活を始めてみることも立派な社会に貢献する選択肢の一つであると僕は思います。それでも一生懸命考えたうえで、自分の人生を豊かにする最適な方法が就活することであると思ったのなら、それはとことん追求するべきです。ぜひこの機会に人生の壮大なゴールを見つけてみてください。かくいう自分もまだまだ模索中です。一緒に探し続けましょう!

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