Hata Kazuki

MEMBER

テレビ朝日の
クイズ製造機

Hata Kazuki

コンテンツ編成局

第2制作部

小学生の頃からテレビにかじりついて離れない子どもで、その気持ちのまま就職活動でテレビ局を受けました。ありがたいことに1年目からバラエティーに配属され、SmaSTATION!!のADからスタート。今年で入社10年目を迎えます。現在は、Qさま!!/朝メシまで。/伊沢みなみかわのクイズに出ない世界を担当。AD・ディレクター・プロデューサー・演出と様々な業務を経験し、本当に充実の毎日です!

あなたの“be with…”は?

クイズ

10年間のテレビ人生のうち9年をクイズ番組「Qさま!!」で過ごしています。日々クイズを作り常にクイズを探しています。妻にクイズを出し過ぎて呆れられます。最近は深夜でも新しいクイズ番組をスタートしました。

  • あなたの仕事を教えてください。神は細部に宿る

    Qさま!!の演出兼プロデューサーという立場なので、主な仕事はQさま!!のクイズ作成です。前述の通り、Qさま!!ではクイズ作家ではなくディレクターがクイズを作成しており、皆で意見を出し合い収録に向けてブラッシュアップしていきます。ひとえに「クイズを作る」といっても実は奥が深く、 “今視聴者が何を知りたいか”、そして“どうすれば視聴率が取れるか”を徹底的に考え抜きます。出演者の得意ジャンル、苦手ジャンル、過去の解答傾向なども分析します。その上で実際の放送の倍くらいの数のクイズを作成します。「神は細部に宿る」と言いますが、クイズに使う写真1枚1枚、ヒント文言一字一句、細部までとことんこだわります。

  • バラエティーの企画はどうやって考えますか?日常の中の“自分の感情が動くもの”を企画に

    やっぱり自分の感情が動くということが、良い企画が生まれる条件な気がします。実際、僕はSNSをダラダラ見ている時にたまたま面白い図解が流れてきて「難しいことを一瞬で理解させる図解って面白い!」と感じ、図解バラエティーを企画・放送しました。他にもQさま!!を長年担当する中で「これ面白いんだけど、さすがにゴールデンでは厳しいかなぁ…でもやりたいな!」と思うクイズもあって、その気持ちから企画したのが「伊沢みなみかわのクイズに出ない世界」だったりします。そんな日常のささいな感情が企画のきっかけになったりするので、何か心が動いた時は常に「これ企画にならないかな?」と考えるようにしています。

  • 仕事で大変なことは?番組制作と家庭の両立

    正直仕事自体はとても楽しいので大変だと思うことは少ないですが、子育てとの両立は大変だなと思う時があります。バラエティーは比較的忙しい部署だと思いますが、妻も全く別業種ではあるものの自分と同じくらい忙しく、日々二人でスケジュールを共有しながら家事・子育てを分担しています。(と言いつつ、かなり自分の予定に合わせてもらってるので妻には大感謝!)ただここ数年はリモートでの業務もかなり増え、夕方以降、保育園のお迎え・夜ごはん・風呂・寝かしつけを終えた後に、自宅でリモート会議やVTRチェックなどもできてしまうので、子育てをしながらでも働きやすい環境になったと感じます。

  • 仕事終わりや休みの日は何をしていますか?とにかく外に!遠くに!自然の中に!

    休みの日はほぼ家族で出かけます。家族全員外で体を動かすのが大好きなので、大きな公園に行ったり、山に登ったり、森の中でハイキングをしたりと、ほぼ東京にはいません。基本車で移動していて、ドライブしながら妻とゆっくり話すのが週末のリラックスタイムです。子どもも大きくなってきたので行動範囲も広がり、最近は福島県や岐阜県も日帰りで行きました。Qさま!!の企画でよく日本の名所・絶景・世界遺産を紹介するのですが、番組で扱ったところにもよく行きます。やはり実際に訪れて自分の目で見たり感じたりする情報は、テレビやネットで見た情報を超えてくるなと毎回思います。

  • 学生へのメッセージをお願いします!熱めのコメントで締めます!

    バラエティー番組の制作現場は本当に楽しいです。こんなに笑いながら仕事してていいのかな?こんなに仕事で感動することってあるのかな?と常々思います。真剣に仕事に向き合っていれば、色んなプロフェッショナルな方々と一緒に働けます。天才と呼ばれるような芸人さんや国民的なアーティスト、やっぱり目の前で見ると「スゴイ!」と心動かされます。そんなスゴイ人たちが、自分の企画で、自分の台本でさらに輝く…他の何事にも代えがたい幸せな瞬間です。つまり何が言いたいかというと、一緒にバラエティー番組を作りましょう。一緒に笑って一緒に感動しましょう。テレビ朝日で待ってます!

SCHEDULE

番組ができるまで

  • 朝は子どもと一緒に

    子どもと一緒に朝ご飯を食べ、小学校に通う息子を見送り、娘を保育園に自転車で送るところから1日がスタート。子どもと同じスケジュールで動くと健康的で規則正しい生活になります。

  • 平日の昼

    「Qさま!!」クイズ会議

    週3日くらいのペースでクイズを作るリモート会議をします。「Qさま!!」はクイズ作家さんではなくAD、ディレクター、プロデューサー、演出みんなで意見を出し合い毎回オリジナルのクイズを手作りします。

  • Qさま!!の収録

    清水アナと打ち合わせ

    Qさま!!の特徴の一つが清水俊輔アナの実況。番組の演出で大切にしている「ライブ感」「臨場感」に清水アナの実況は欠かせません。毎回収録前に打ち合わせを行い、そのついでに野球談議もします。

  • Qさま!!の編集

    オンエアに向けて最終チェック

    自分もテレビ局に入るまで知りませんでしたが、バラエティー番組の編集は局内ではなく、外部の編集所(通称:箱)と呼ばれる場所で行います。部活の部室みたいな空気感があって結構楽しいです。

  • 伊沢みなみかわの収録

    クイズのヒントを出しています

    バラバラ大作戦「伊沢みなみかわのクイズに出ない世界」の収録。Qさま!!の収録ではサブというスタジオとは別の場所から指示を出しますが、この番組では出演者の目の前でちょうどいい塩梅のヒントを出す係です。

  • 伊沢みなみかわの編集

    自分でナレーション収録

    深夜番組は限られた予算の中でやり繰りしなければいけないという事情もあり、「伊沢みなみかわのクイズに出ない世界」のナレーションは自分の声で録っています。当たり前ですが、プロとのレベルの差を痛感しています。