技術局
技術運用センター
MEMBER
Moriyama Akinori
技術局
技術運用センター
大学時代は半導体集積回路の研究で日々苦労しながらも、新しいことに取り組む面白さを知る。入社後、番組制作の技術(報道技術・VE(ビデオエンジニア))や、ABEMA NEWSの技術担当を経て、現在はコンテンツ技術を取りまとめるTM(テクニカルマネージャー)を担当しつつ、新しい技術の活用や開発にも挑戦中。
あなたの“be with…”は?
技術者としてのスキルは大事にしつつ、より良いものを作れるよう進化し続けたいと思っています。そのために最新技術にもアンテナを張り、気になったものはまず手を動かしてやってみるという姿勢を大事にしています。
バラエティー番組、スポーツ中継、配信イベントなど、様々なコンテンツのTMを担当しています。カメラ・音声・VE・照明などコンテンツ技術のプランニングや、関係各所との調整、映像を届けるためのシステム検討など、技術全体のマネジメントを行っています。様々なスタッフと共に番組を作り上げていく過程はとても刺激的で、やり遂げたあとは大きな達成感があります。技術として、より良いものを作るための改善点や新技術はないか常に考えおり、調査研究を行う「テクニカル・ラボ」では、番組やイベントへの新技術活用を通して新たな演出や効率化なども実現しています。開発を担当したシステムでは、様々な賞をいただくこともできました。
スタジオから海外中継まで、携わったコンテンツを多くの方に見てもらえる、これは他では味わえない事です。視聴者の方々が楽しめる映像や必要とする情報を、どう表現し、どう実現させ、どう届けるかが腕の見せ所で、現場で役立つツールや、映像に新たな価値を作り出せるのも技術の面白さだと思います。映像に関わる仕事は多々ありますが、技術力という面でも我々が一番良いものを作るんだという思いで仕事しています。初めての生放送番組でボタン1つ触るのもとても緊張し手が震えていた、そんな自分もプロフェッショナルな方々と一緒に仕事をしていくことで成長することができ、今はその技術チームのTMとして責任感持って楽しく仕事しています。
新しいことへの取り組みや、若手の「やってみたい」を後押しする環境がテレビ朝日にはあります。「こんな技術がある」「こんなことできるかも」といった話をすると、「(できるかは置いておいて)面白いね」という肯定した言葉から入ることが多いです。そういったことを求めている人や番組が多いということもありすし、ABEMAやリアルイベントなど、新しい技術を必要とする環境が近くにあるというものテレビ朝日の特徴です。また、そういったチャレンジや成果を展示会やセミナーなどでアウトプットする機会もあるため、スピード感早く活用されることもあります。自分が開発したものが無事OAに使われ、演出に活かされたときは特別な喜びがありました。
子供がまだ小さいので、一緒に遊んであやしたり、お出かけしたり、ゴロゴロしたりしています。新米パパなので日々試行錯誤しながらも、子供の成長を楽しんでいます。夜、子供と一緒に寝ているときが幸せです。もともと一眼レフカメラ持って旅行先で写真撮るのが好きでしたが、最近は子供をスタビライザー付きのカメラで撮って、たくさんのデータをNASに保存し、どこでもスマホで閲覧できる環境をつくりました(職業病です)。まとまった休みもとりやすいので、昔は海外旅行にもよく行っていました。今は子供がもう少し大きくなったらどこ行こうかとよく家族と話していて、旅行できる日を楽しみにしています。
テレビ朝日は皆さんの「好き」や「やってみたい」という想いを受け入れることのできる場所だと思います。私は就職活動の際、自分の研究内容からこういう分野に進むべきと考え企業を絞っていましたが、研究への取り組み方や考え方が活かせて、素直に好きなもので面白いと思える仕事がしたいと思い、テレビ朝日を受けました。テレビの技術は範囲が広く、テクノロジーの進化も早いため、日々勉強し、頼りになる先輩方にも教えてもらいながら今もチャレンジし続けています。そういった想いと、技術を身につけるための実直さを持ちつつ、最後は「やってみよう」と、チャレンジを一緒に楽しめたら嬉しいです。その時は是非頼ってください!
とある日のスケジュール
10:00
コーヒーを飲みながら、メールやチャットのチェック。この日行う打合せの事前準備や、番組の資料作成など、できるものは事前に済ませておきます。
12:00
社食に行ったり、近隣のお店にいったり、番組対応中の時はロケ弁も。最近は会社の近くにあるキッチンカーを利用することも多く、タイ料理を食べることが増えました。
13:00
週末に行われるスポーツ中継の事前準備。TMとして技術プランの整理や、スタッフとの最終調整を行います。新たに導入する機材があるときは機材テストやシステム構築を行うことも。
15:00
AI活用や放送機器のIP化など、様々な技術戦略に関してディスカッション。新技術の調査研究を行う「テクニカル・ラボ」の活動報告や、展示会情報なども話し合います。
17:00
現在開発しているシステムのチェックや追加開発の検討など。分からないことは勉強しながら開発しています。うまくいきだすと時間を忘れて開発に集中することも(9割うまくいかないですが)。
20:00
担当している番組のOAを確認しつつ、資料作成や残件を処理し退勤。担当している番組や出張が伴う中継番組の対応があるときは全く異なるスケジュールで勤務するのもテレビ局ならでは。