サッカーとeスポーツを
つなぐ仕事の原点は
学生時代の息抜き

高橋 育麻

 スポーツ局スポーツセンター

スポーツディレクター

仕事内容を教えてください。

スポーツセンターでサッカーとeスポーツのプロデューサー兼チーフディレクターをしています。
日本代表戦などサッカー中継の制作はもちろんですが、ニュースやバラエティでもテレ朝でサッカーに関係する人や物が放送されているときは何かしら関わっています。
eスポーツ分野では、『やべっちF.C.』のスピンオフ番組『やべっちeスポCUP』を制作したり、レギュラーでは山里亮太さんMCの『ReAL eSports News』(日曜深夜0時25分~)というeスポーツ情報番組も担当しています。伝統と人気のあるサッカーと未開拓のeスポーツという異なる分野、プロデューサーとチーフディレクターという異なる役割、 “四刀流”で使う脳みそを切り替えながら格闘している日々です。

どんな学生でしたか?

浪人時代もあって人より遅く始まった学生時代だったので、充実した毎日を過ごそうという意識が強かったと思います。部活もバイトも勉強も、とにかく全力でした!若かった分、いまよりタフな毎日だった気がします(笑)一見がむしゃらに詰め込んでいるようでもありましたが、それでもそれぞれに将来を見据えた目的と理由はありました。単なる目先の楽しさ、お金稼ぎなどではなく、卒業後を意識して過ごしていたと思います。
とはいえ、単なる息抜きとしてよく遊んでいたサッカーゲームが、まさか将来の仕事につながるとは全く思っていませんでした。皆さんの趣味や息抜きが、テレ朝だったら仕事になっちゃう日が来るかもしれません。

今までの仕事で最も印象に残っている出来事は何ですか?

旅行で行くことがないような国にサッカー中継で行くことがありますが、そこでは日本ではありえないことが日常的に起こっていたりします。例えば、2017年6月にワールドカップ最終予選の取材と中継準備でイランに行ったとき、つい1週間前に現地では同時多発テロが起きていました。現場でなければ分からない情報を正しく伝える、日本メディアの代表として日の丸を背負っているんだと強く意識したときでした。その後、アジアカップやワールドカップで様々な国が集まる大規模な大会でも、心の中では自分もサムライブルーのユニフォームを着て戦っているんだ!という意識でいます。
あと、クリスティアーノ・ロナウドがワールドカップでハットトリックした姿を、ゴール裏のピッチで観られたのは最高でした。

テレビ朝日に入ってよかったなと思うことは何ですか?

「絶対に負けられない戦いが、そこにはある」で始まるテレ朝サッカー中継には、学生時代から特別な魅力を感じていました。ただ自分も携わりたいなどという大きな夢は持っていませんでした。それがいつの間にか先頭で指揮する立場になってました。
入社時は当時希望していたデジタルコンテンツを扱う部署へ配属され、それはそれで毎日が充実していましたが、入社3年目でスポーツ局へ部署異動したときは、全く異なる業種へ転職したみたいな新しい気持ちでした。入社してからも自分のやりたいことが新たに見つかると思いますし、何にでも興味を持てる人にはずっと楽しく働ける環境があります。いつまでも新鮮な気持ちで働ける会社だと思います。

仕事終わりや休みの日は何をしていますか?

休日は子どもと遊ぶに出ることが多いです。街に出るとどんなことが興味や人気を集めているのか、普段会社の中にいるだけでは分からないことにいろいろ気付かされます。
我が家は共働きですが、最近はテレワークも増え、妻に頼りつつもフレックスに連携を組んで子育てに取り組んでいます。毎晩妻と晩酌しながら家族の様子を共有したり、夜中はゲームが好きな番組スタッフたちとチャットしながらプレイしたりしています。番組制作の反省会や企画会議になることもあり、いいコミュニケ―ションになっています。去年eスポーツの担当になってからFPSゲームを始めたのですが、こまめに練習しても全然上手くなりません。

学生へのメッセージをお願いします!

仕事をしていても成功よりも失敗ばかりです。入社して以来、先輩のスキルを一つでも習得しようと必死でしたし、未だに歴代の先輩たちには敵わないなあと自分の未熟さを感じています。でも意外と最近は、若い後輩たちから学ぶことが多いなあとも感じています。
テレビの役割、未来はこれまでの10年と、これからの10年で大きく異なるでしょう。新しい生活スタイルに合わせて、新しい発想で変えていかなくてはいけません。皆さんのような若い世代の情熱が明日のテレビ朝日を作っていくのだと思っています。
そんな熱意ある方々を全力でサポートしたいと思いますし、一緒に仕事をしたいなと思っています。

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