技術局
コーポレートデザインセンター
MEMBER
Kondo Sho
技術局
コーポレートデザインセンター
大学では筋電を用いた筋疲労の研究、サークルではイベント企画に取り組んでいました。自分のアイデアで人を楽しませることにやりがいを感じ、テレビ局の仕事に興味を持ちました。現在はコーポレートデザインセンターで、AR・VR演出の制作・運用やシステム開発に携わっています。
あなたの“be with…”は?
CGが出る瞬間のスタジオの空気。
緊張とともに一気に盛り上がるあの感覚は、何度経験してもたまらなく、やりがいを感じます。
バラエティーやスポーツ中継などの番組で、ARやVRを使ったCG演出の制作・運用を担当しています。リアルタイムの3DCG演出を得意とするチームの一員として、番組の内容や演出意図に合わせて、さまざまな表現を提案・制作しています。
本番では進行に合わせてCGを出す瞬間の緊張感と達成感が大きく、演出の一部を担っている実感があります。
また、デザイナーがより制作に集中できる環境をつくるため、CG制作・運用の効率化を目指したツール開発やシステム保守にも取り組んでいます。番組の盛り上がりを技術と表現の両面から支える、縁の下の力持ちのような仕事です。
番組の“画づくり”に直接関われることが、この仕事の最大の魅力です。
『M-1グランプリ』で審査員得点CGの担当になった年のことは、今でも鮮明に覚えています。得点や票の組み合わせごとに異なる演出を準備し、進行を止めず正確に出すための内部システムの複雑さに、当時はとても驚きました。前日まで何度もチェックを重ね、万全と思っていても本番が終わるまでは全く気が抜けません。最終審査の開票でスタジオが一体となって盛り上がる空気を感じた瞬間、自分のCGが番組の熱量を支えている実感が湧き、苦労が報われた気がしました。視聴者の記憶に残るシーンに携われることはとても大きなやりがいです!
番組の演出を支える仕事だからこそ、「安定運用」が大前提。その上で、自分のアイデアや技術を加えることで、少しでもわかりやすく、かっこよく伝わる映像を届けられるよう意識しています。また、CG演出は多くのセクションと連携して初めて成り立つものなので、現場では相手の立場に立ったやり取りを心がけています。番組に関わる一人として、求められることにきちんと応えられるよう、日々の仕事に丁寧に取り組んでいます。
普段はインドア派なので、家で動画を観たり、料理をしたりしてのんびり過ごすのが定番です。たまにサウナや岩盤浴にも行って、心も体もリフレッシュしています。
とはいえ、社会人になってから体を動かす機会が減ったので、最近はゴルフをやったり友人の草野球チームに混ざって運動不足を解消中。試合でヒットを打てた日は、週明けのテンションも少しだけ上がります!
テレビの仕事は、表に出る演出の裏で、地道な準備やチームワークがとても大切な仕事です。 そのひとつひとつが番組の面白さやクオリティを支えていると思うとすごくやりがいがあります。
就活中は迷ったり、いろんなことに悩むと思います。でも、自分がこれまで夢中になれたことや頑張れたことが「原点」になって、あとで大きな支えになるはずです。
少しでも面白そうと思ったら、ぜひこの世界をのぞいてみてください!
とある日のスケジュール
11:00
出社中は好きな音楽を聴きながら考え事をしていることが多いです。
朝はパンとコーヒー派です。
11:30
CG設備の更新に向けた定例会議。
制作や運用だけでなく、それを支える機材やシステムにも関わります。
14:00
制作中のclusterワールドをチームで確認。
実際にワールドに入りながら、ユーザー視点で見え方やサイズ感などを細かく調整しています。
16:00
CGが本番通りに正しく動くかを事前に検証します。素材の読み込みや演出タイミング、フロー全体を確認し、どこかに不具合がないか慎重にチェック。限られた時間の中で、安心して収録に臨めるよう準備を整えます。
18:00
最新のCG・演出技術をチェックするため、展示会へ。
新しい技術や表現に触れることで、自分の引き出しを増やすのも大切な仕事のひとつです。
21:00
帰宅後は芸人さんのYouTubeを見たり、甘いものをつまんだり。ちょっと笑ってひと息つくのが、翌日への一番の準備だったりします。