スポーツ局
スポーツニュース部
MEMBER
Koizumi Takako
スポーツ局
スポーツニュース部
「オリンピックの現場で仕事がしたい!」と鼻息荒く、入社。
1年目からスポーツ局に所属。
フィギュアスケートや卓球・バドミントンなどを中心にオリンピックの現場取材・中継を担当。
2022年からは報道ステーションのスポーツコーナーを担当。
12年間スポーツ局一筋ですが、飽きたことは一度もありません。
あなたの“be with…”は?
VTR内容や番組のラインナップを考えるときは、その選手への激励の気持ち、また番組をみた視聴者の方が選手や競技を応援したくなるようなものを作りたい、という気持ちが原動力になっています。
報道ステーションのスポーツデスクを担当しています。日々行われる数々のスポーツイベント。その中から何を一番に伝えたいか、当日のメインディッシュを決め、全体のバランスをみてどのニュースにどれくらいの尺を割くか、どういう味付けにするか決めていきます。まるで、お弁当作りのような作業だなと感じています。詰め放題というわけにはいかない限られた放送時間の中で、一番多く尺を割くニュースがメインディッシュ、サイドを固める副菜たちもいて、項目の並びはいわば盛り付け。旬なものを大切に、見た目は彩りよく、単なる結果を伝えるだけにならないよう、中身も味わい深い、後を引くようなスポーツコーナーを心掛けています。
スポーツコーナー全体を考えるときも、VTRを作る時も一番大事にしてるのが、「目線」を持つことです。今の時代、試合結果やどの選手が活躍したか、などはテレビを見なくてもいくらでも情報は得れます。実は得点シーンの裏にこんな戦術が隠されていた!実は選手の新たな武器が出ていたシーンがあった!など、競技そのもの見方や選手の個性が際立つようなものになるように心掛けています。同じ試合でも切り取り方によって、全く別のものになるのが面白さでもあり、怖さでもあります。自分の感じた目線が、当の選手からしたらズレた目線なんてことにならないよう、担当する競技や選手をとことん知る努力が大切だなと、感じる日々です。
入社4年目の頃、「1年後の平昌オリンピックの現場に行きたい!」という思いに駆られました。ウインタースポーツは元々好きでしたが、取材経験は皆無。そもそもオリンピックの現場で求められることも分からない、ゼロからのスタート。何から手をつければいいか悶々としていた私へ、尊敬する上司がかけてくれた言葉が「気持ちをぶつけて猪突猛進でやってみろ。その勢いは応援する。」というものでした。熟練の先輩たちが様々なアドバイスをくれますし、チャレンジを後押ししてくれる人に助けられてばかりでした。念願叶い、平昌の現場で追いかけてきた選手のメダル獲得の瞬間に立ち会えたことは、人生の宝物です。
日々の生放送終わりは、決まって報ステスポーツ班の仲間とレモンサワーを片手に、その日のOAについての話や、「こんな企画やれたら面白いよな」など仕事の話をしたり、仕事に一切関係ない、くだらない話でお腹を抱えて笑う時間を過ごしています。正直に言うと、仕事に関係ない話の方が多いかもです。お馴染みのコンビニに立ち寄り、各自飲みたいレモンサワーをとり、漢気ジャンケンでお会計する人を決めるという、生放送の後にも、一勝負待っている日々です。愉快な仲間に恵まれ、自分にとって欠かせない時間になってます。
就職活動は色々な選択肢がありますが、いま思えば、学生時代から好きなこと・苦手なことは何一つ変わっていないなと感じます。好きなことに触れている時間が長い方が人生は面白いですし、好きなことだと意外にどんなことでも踏ん張れるものです。皆様とテレビ朝日で一緒に働けるその日を楽しみにしています!
とある日のスケジュール
10:00
出社するとまず、メジャーリーグの試合をチェックしています。大谷翔平選手をはじめ、今日の日本人メジャーリーガーの活躍を見守ります。
12:00
作成した項目表を基に、報道チームと一緒にラインナップの確認をしていきます。入れたいニュースが多いと、もう少しスポーツコーナーに尺をください!とわがままを言ってしまうこともあります。
14:00
それぞれのVTRの目線などを担当ディレクターと話し、内容を詰めていきます。同時に、そのVTRが際立つようなスタジオのコメントや出し物などもここで固めていきます
19:00
出来上がったVTRをチェック。より分かりやすくするために、より印象に残るものにするために、プロデューサーや作家さんの意見も交えながら議論を重ねていきます。
22:45
生番組ということもあり、有事の際などはスポーツコーナーの尺調整が求められることもあるため、報道ニュースチームとも連携をとりながら本番を迎えます。
23:15
生放送の後は、スポーツ班全員で反省会。良かった点・悪かった点などを共有していきます。「きょうの反省は明日にすぐ活かせられる」という点がデイリー番組のいいところだなと思います。