コンテンツの力が
誰かの心を変えられる
ことを信じて

浜田 壮瑛

ビジネスソリューション本部 コンテンツ編成局ストーリー制作部

ドラマ・映画プロデューサー

仕事内容を教えてください。

ドラマ・映画のプロデュースをしています。
一言でいえば、企画に関するあらゆる意思決定とその責任を背負うのがプロデューサーの仕事です。企画の立ち上げから、キャスティング、スタッフィング、脚本づくり、撮影現場、編集、主題歌、予算管理、ビジネス展開(配信、営業、グッズ、イベント、ビデオグラム化)、宣伝プランニング、SNS施策に至るまで、徹頭徹尾全てのプロセスにおいて判断とクリエイティビティが求められます。
現在入社10年目の31歳。撮影現場の中では若手中の若手ですが、臆せず中心に立って、脚本家、俳優、監督をはじめとした、個性あふれる百戦錬磨なスペシャリストたちをまとめ上げるのも、大切な仕事の一つです。

どんな学生でしたか?

自主映画制作に勤しんでいました。ほかには、ダンス公演の劇中映像、インディーズ歌手のPVなど、我流で様々な映像制作を請け負ったりしていました。アルバイトは、フジテレビさんのスポーツ局でAD。そこで貯めたお金で、よく東南アジアを一人旅していました。南米を丸2ヶ月放浪していた時期もあります。学生バックパッカーというやつですね。サークルにも入らず、正直、大学には数える程度しか行っていなかったと思います。
私の学生生活は、決して学生の皆さんに勧められるような立派なものではありませんが、不思議と後悔はありません。やりたいことをとことんやれる人生唯一のモラトリアム期間だったなと、今になってその貴重さを改めて感じます。

今までの仕事で最も印象に残っている出来事は何ですか?

一つは、AP(アシスタント・プロデューサー)時代に担当したドラマ『白い巨塔』の撮影で、主演の岡田准一さんとドイツ・フランクフルトまで海外ロケに行ったことです。慣れない地で、しかも1月の極寒での撮影で大変なことも多かったですが、夜、皆で食べたソーセージとビールの味は一生忘れられません。
もう一つは、ドラマの宣伝を兼ねて間宮祥太朗さんにご登板いただいた阪神甲子園球場でのファーストピッチセレモニーで、間宮さんが球速139km/hをたたき出したこと。隣にいたマネージャーさん、メイクさんと目を丸くしたのを今でもよく覚えています。
制作過程で、思いがけない稀有な出会いや体験があるのも、この仕事ならではの役得ですね。

テレビ朝日に入ってよかったなと思うことは何ですか?

私が所属するストーリー制作部は、ドラマ、映画、アニメーションの制作を行う部署です。その中で私は、ドラマと映画のプロデュースを担当しています。どちらも手掛ける機会があるのは、他局にはないテレビ朝日らしい魅力だと思います。例えば、漫画原作をアニメ化、実写ドラマ化、さらには映画化へと展開していく一大プロジェクトの責任を全て任されることも。バラエティでも私と同世代の同僚がプロデューサーやチーフディレクターを担っている番組が多々あり、若手にチャンスを与えてくれる会社ですね。
それと私はこう見えて体育会系のノリが苦手なんですが、人間関係のストレスがなく風通しのよい柔らかな社風なので、それもよかったところです。

仕事終わりや休みの日は何をしていますか?

コロナ禍以前の話になりますが、
映画やドラマ、舞台などを観賞したり、小説や漫画を読んだり、いろんな人と会ったり…要はひたすらインプットしています。ふとしたキッカケから企画を思いつくことも多いので、いろいろな経験をして見識を広げておくと、めぐりめぐってものづくりに活かせます。時勢を取り入れるためにニュースもよく見ます。
あとは、友人とゴルフをしたり、まとまった休みが取れるので毎年海外旅行に行ったりもします。
テレビ局の仕事は、寝られない、帰れない、休めない、みたいなイメージを持たれる方もいらっしゃるかもしれませんが、そんなことはありません。メリハリのある働き方ができるので、公私ともよいバランスで充実しています。

学生へのメッセージをお願いします!

今、自分が熱中していることをとことん突き詰めてください。そこで得た糧は社会人になっても必ず活かせますし、一つのことに熱意をもって没頭できる方はきっと、仕事にも同じように情熱を注げる方だと思います。
それと、映像制作の経験は全く必要ありません。ただ、NetflixでもYouTubeでも何でもいいので、とにかく映像を好きでいてください。
コンテンツ一つで世の中を劇的に変えることはできなくても、誰かの背中をそっと押したり、心に寄り添ったり、笑顔にして少しの間だけ嫌なことを忘れさせることぐらいは、もしかしたらできるかもしれない。むず痒いですが、根っこではそう信じながら日々仕事をしています。皆さんが後輩になる日を楽しみにしています。

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