Yoshida Haruka

MEMBER

声を届けるため、
“遥か遠く”まで

Yoshida Haruka

報道局

ニュースセンター

ネットワーク局に配属された後、報道局社会部記者として東京地検特捜部などを担当。その後外報部で海外取材などを経験し、「報道ステーション」ディレクター。ウクライナ侵攻の避難民取材や、第64次南極観測隊に同行。現在は社会部裁判担当。

あなたの“be with…”は?

”遥か彼方”の声

視聴者の目となり耳となり、映像を届けることがテレビ記者の役割だと思っています。取材に応じて下さる方の思いを伝えるために、事件現場や被災地のほか、海外など“遥か彼方”まで行くことも!

  • あなたの仕事を教えてください。“最後の砦”法廷の声を伝える

    今は司法記者として裁判の取材を中心にしています。裁判所には事件事故の被害者や国を訴える人、離婚調停など…とにかく色んな人が来ます。司法は救いを求める人にとって最後の砦です。その一方で、古い考えに基づいた法律や、法律がないこと自体が障壁になって法廷で涙を流す人も沢山見てきました。そういった方の声に耳を傾け、法的な論点も併せて伝えることを意識しています。法廷の映像撮影は一部しか許可されていません。法廷の様子を伝えられるのは、傍聴している自分だけなのでより責任を感じます。裁判を通して様々な人の決断や苦しみ、喜びを伝え、世の中のおかしなところや偏見を少しでも溶かしていけたらいいなと思っています。

  • 一緒に働く人はどんな人?個性豊かな思いやりのある動物たち

    テレビ朝日には優しい人が多いと思います。同期を見ても、それぞれに強烈な個性があって、経歴や趣味趣向はバラバラです。だけど、全員優しいです。人の悪口を言ったり、自分の成果のために他人を蹴落とす人はいません。先輩もそうです。私がテレビ朝日で長くキャリアを積み上げられているのは、思いやりをもって私のことを育ててくれた先輩方がいたからです。他社の記者ともコミュニケーションを図る機会がありますが、やっぱりテレビ朝日の人間はのんびりしているな~と感じます笑。優しいで損をしていることもあるかもしれないですが、私には居心地が良いです。

  • 最も印象深い仕事は?“宇宙よりも遠い”南極に行けたこと!

    「報道ステーション」のディレクターとして、第64次南極観測隊に同行取材しました。南極までは東京から海上自衛隊の砕氷艦「しらせ」で約1か月半。蜃気楼や満点の星空、流氷やかわいいアザラシなど、移り行く自然の彩りを堪能(撮影も)することができました。暴風圏で大揺れする船の上から見たオーロラは忘れられません。日本では当たり前のようにある電気や水道、食料が南極にはありません。各分野から集まった大人たちが協力して極限を生きていく姿を取材させて頂き、ともに笑いともに涙し、テレビマンとしても人間としても成長することができたと思います。

  • 仕事終わりや休みの日は何をしていますか?健康志向…だけど自分を甘やかす!

    20代の時は飲み会が多かったのですが、30代に突入してから翌日に響いてしまうようになり…。お酒を極力控え、早寝早起きを心がけるようになってから自己肯定感が順調に上がっています!笑 休日の朝は必ずジムで運動して、友人や取材先と山登りをしたり温泉旅行に行ったり。最近は釣りにはまっていて、早朝から海へ(南極で船酔いを克服しました!)。下船後は新鮮な魚を捌いて、美味しいお酒とともに頂くのが最高のリフレッシュです。と言いながら、結局食べて飲むばかりになってしまっているので、料理教室に通って魚の捌き方を学びたいと思っています…。

  • 学生へのメッセージをお願いします!ありのままの自分で!すべては“運命”です!

    私の場合、留学から帰国してすぐの就職活動だったので、“就活”というシステムに慣れるまでに時間がかかってしまいました。ただ、留学中は一人で自分と向き合う時間がたっぷりあったので、自分が何をしたいのか、自分に問い続けていました。入社試験に受かる為に自分を偽っても、充実した社会人生活は送れないと思ったので着飾らずに面接官と対峙していました。そのためか他の企業からは沢山お祈りされました笑。そんな中救ってくれたのがテレビ朝日です。ありのままの自分を大切に、やりたいこととやらなければいけないことを両立できる未来を選択してほしいです。そして、今しかない友人や家族との時間を大切にしてください。

SCHEDULE

1日のスケジュール

  • 9:00

    朝回り

    取材対象者の出勤時に話を聞くいわゆる“夜討ち・朝駆け”。司法記者は弁護士や検事などから捜査や裁判の進捗について聞き出します。会えないこともしばしば…。

  • 10:00

    裁判傍聴へ

    東京地裁で開かれる刑事裁判を傍聴。法廷にはパソコンが持ち込めないのでひたすらメモをとり、裁判を聞きながら原稿にしたいポイントを決めます。

  • 11:45

    ANN昼ニュースOA

    午前中の裁判を1分にまとめて、昼ニュースでOA。最新情報を盛り込むため、オンエアギリギリまでチームで原稿をブラシュアップします。

  • 14:00

    企画取材でロケへ

    企画取材のため、カメラマンとともにロケへ。裁判の原告になった人や、事件の被害者などにインタビュー。

  • 18:00

    「スーパーJチャンネル」OA

    その日に取材したニュースのVTR原稿をチェック。大きな裁判ではスタジオ解説や中継が発生します。

  • 20:00

    ホットヨガで整う!

    取材対象者との会食が入ることもありますが、最近はホットヨガにはまっていてます。笑