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技術の仕事

01中 継

制作技術

ニュースやスポーツなど様々な現場の様子をリアルタイムで届けるのが「中継」。特に報道中継の場合は速報性が勝負なので、あらかじめ中継機材を積んだ中継車に技術スタッフが乗り込んで現場に向かいます。現場に着いたらまずは回線確保。どのような方式で本社へ映像と音声を伝送するかを決定します。同時にカメラポジションを確保し中継車までケーブルを敷きます。いかにして本社へ、そして視聴者の皆さんに、現場の「今」を届けるかが勝負なのです。

02回 線

回 線

中継車から送られてくる映像・音声を受信するのが回線センターです。
ここには、テレビ朝日の放送エリアである関東地方からだけではなく、日本各地、また世界中から様々な映像が送られてきます。
回線センターは中継現場と協力し、受信機器を制御して回線の確立に努めるほか、受信した信号を調整して、スタジオなどに分配します。

03収録・編集

システム

世界中から送られてくる様々な映像を、番組の中で効果的に見せるには、あらかじめ収録し、加工・編集することが重要になります。
テレビ朝日本社には、ニュース・情報・スポーツ・音楽などの用途ごとに分かれたいくつもの収録ブース・編集ブースがあり、技術局ではこれらの設備の設計・保守も担当しています。

04スタジオ

制作技術

多くの番組は、セットを組んだスタジオとそこに付随するサブ(副調整室)で制作されます。技術スタッフは、カメラマンと複数のカメラ映像を切り替えるスイッチャーが所属する「撮像」のほか、ビデオエンジニアと呼ばれるカメラ調整、映像演出やVTR機器の操作を担当する「映像」、時には100本以上のマイクを用いて音の世界を作り上げる「音声」、そして光と影をアーティスティックに演出する「照明」の各担当に分かれて、それぞれが持つ技術を駆使し、互いに連携して、より効果的な表現を目指しています。

05CG

CG

今や番組に欠かせない存在となっているCG。オープニングタイトル、ニュース解説用CG、ドラマの特殊効果、テロップ・フリップ等の生放送での運用、バーチャルセットの制作・運用など活躍の幅はますます広がっています。番組の「オープニングタイトル」では、CGだけで表現するのではなく、時には実写素材を撮影して合成することもあります。バラエティ・スポーツ・選挙などの大型特番では、データ連動するCGの開発・制作も行っていて、番組全体の表現・デザインはもちろん、その仕組みも作ります。CGの仕事はPCと向き合う作業ばかりと思われがちですが、実際は外部との打ち合わせや現場でのチェック、中継先に機材を持ち込んでCG送出を行う場合もあります。

06デジタル
コンテンツ

IT

テレビ朝日では、制作した番組を地上波で放送するだけではなく、インターネットやモバイルをはじめとした他のメディアと連動して展開することで、より大きな効果を生み出すべく、デジタルコンテンツの制作にも力をいれています。

07マスター

放送・送出

休みなく働き続ける、テレビ局の心臓部ともいえるのが「スーパーマスター」。ニュースなどのスタジオ生番組や、サーバーに蓄えられたドラマ、バラエティ番組に、CMやCGスーパーを組み合わせて最終的な放送番組の形にし、全国に送り出します。また、スポーツ中継の延長時の対応や、突発ニュースへの特別対応など日々の技術力に裏づけされた、判断力と瞬発力が必要になる場面もあります。

08送信

放送・送出

テレビ朝日の放送を各家庭に届けるための電波はスカイツリーをはじめ、関東各地にある中継局から送信されています。安定した放送が出来るようにこれらの放送設備を保守・管理・運用しています。

中継現場から本社に映像・音声を送る場合、大きく分けて3つの方法があります。

FPU:Field Pick Up Unit

FPUとは可搬型のマイクロ波伝送装置のことで、現場の映像音声信号を変調してマイクロ波にのせ、空中を飛ばすことが可能です。テレビ朝日の場合は森タワー屋上、スカイツリー、筑波山山頂などに受信基地があり、主に関東圏内の中継現場から各受信基地への見通しが利く場合に利用されます。現場側と受信側のアンテナ間に障害物がある場合は、2段中継にしたり、電波を反射させて伝送路を確立することもあります。

SNG:Satellite News Gathering

SNGとは赤道上空3万6千kmの静止軌道上にある通信衛星を利用して中継現場から伝送する技術です。日本全国の中継車から衛星に電波を飛ばすことにより、東京のテレビ朝日で直接受信することが可能です。ただし衛星を補捉するには、斜め約45度・南南東の空 が開けている事が条件です(東京の場合)。電波の減衰が発生しやすいというマイナス面もあり、ゲリラ豪雨などの中では影響を受けて画面にノイズが入ったり映像音声が途切れることもあります。

光ファイバー

通信会社の光ファイバー回線網を使用して映像・音声を伝送する方法です。大容量のデータを伝送でき、非圧縮のハイビジョンを伝送することも可能です。電波を使用する方式にくらべて外部環境の影響を受けにくいため回線の信頼度は高いですが、通信料がかかり、伝送できる場所も限られるのがネックです。近年、テレビ中継が想定されるスタジアムやホールには光回線の端子盤が用意され、環境整備が進んでいます。一方で、公衆インターネット回線を使用したIP伝送も増えてきており、伝送可能容量はまだまだ少ないものの、安価かつ手軽に伝送することが可能になってきました。

外部からの信号が使用可能となるよう回線を確立させるには主に3つのステップがあります。

STEP1.受信基地のアンテナの制御

FPUを使用したマイクロ波で中継する場合は、現場からの電波をなるべく強く受信するために基地のアンテナの角度を調整する必要があります。そのためテレビ朝日本社から遠隔操作で受信基地のアンテナを制御します。住所や緯度・経度から地図上のポイントを指定したり、過去の実績データから同じ場所を呼び出して、アンテナを自動制御することも可能です。

STEP2.受信機のモード設定

デジタル波の変調方式には様々な種類があり、状況・用途に応じて使い分けています。なるべく画質の良い高品質モードを使用したいのですが、例えば雨が強く伝搬状況が悪い場合には、画質をおとしても降雨による電波の減衰に強い方式に設定したりします。伝送方式により様々なモードが規定されていて、電波状況・回線容量などに応じた最適なモードで送受信します。

STEP3.映像・音声の調整

特に海外からの回線は、複雑な経路で本社まで伝送されるものがあり、色がおかしくなっていたり、音声がひずんでしまったりと現場の信号が変化して届いてしまう場合があります。不具合を起こしている原因を突き止め、回線センターから指示を出したり、受信設備で調整するなどして、最終的に使用可能な状態に修正します。また映像と音声がずれて届く場合もあり、回線センターではこの調整も行います

テープレス

番組制作における収録、編集は従来VTRで行われていました。家庭用のビデオテープが、DVDやブルーレイに進化していったように、収録、編集もサーバー上で行われるようになり、近い将来磁気テープはなくなるだろうと言われています。番組素材がサーバー上のデータとして扱われるようになった現在、放送機器においてもIT技術はかかせないものとなっています。

スタジオ

多くの番組は美術セットを建てたスタジオと、それに付随するサブ(副調整室)で制作されます。技術スタッフは、カメラ・音声・映像・照明などのオペレートを行うほか、これらのスタッフを統括する「TD」「TP」=テクニカルディレクター/プロデューサー等のマネジメント業務も行います。大型番組では100人単位の技術スタッフが携わることもあります。それぞれが持つ技術を駆使し、互いに連携してより良い番組創りを支えています。

ANTS(テロップ、CGシステム)

「ミュージックステーション」、「報道ステーション」、サッカー中継など、主に生放送で使用するオープニングCGやスポーツの得点表示、LIVEテロップ、ニュースのタイトル、コメントスーパーなどをPAするシステムをテレビ朝日では ANTS(Advanced Network Telop System)といいます。
スポンサー提供や番組PRロールなどもANTSシステムで作成・OAされます。

データ連動する素材

提供テロップ

バーチャルセット

CG空間上でデザイン・制作されたセット内にあたかも実際の人物が存在しているかのように見せる映像表現です。カメラに位置情報を求めるためのセンサーが付いていて、カメラの動きに合わせてCGセットも連動します。

クロマキー合成

カメラからの入力映像信号を元に、グリーンのピクセルを電気的に抽出してCGの合成情報を作成し、背景のCG画像をはめ込む合成手法です。CGセットのレンダリングからクロマキー合成処理までバーチャルスタジオは生放送に対応しています。

コンテンツビジネスセンター技術班の仕事

番組に関連する様々なデジタルコンテンツを制作するためのシステム開発・保守運用をします。コンテンツビジネスセンターの仕事は『情報通信技術』『データ放送技術』の2つに分けられます。IT、デジタル分野での技術展開・ビジネス展開など、今後の発展が期待される分野でもあります。

スーパーマスターの仕事

“テレビ朝日の放送”となる信号全てを”組立て”スカイツリーや系列局に送り出す部署です。

スーパーマスターでは、「番組」「CM」「緊急素材」など、様々なデータを放送用に組立てて全国に送り出すのが主な仕事です。
マスター=「主調整室」。言葉が示す通り、テレビ放送を全国に送り出す前に、最終調整を行うセクションで、その責務は重要です。