社長定例会見
篠塚浩社長 社長会見(4月25日)要旨
2023-04-25
※視聴率に関する社長所感。
篠塚社長:2023年度が始まって1カ月弱だが、個人全体では全日がトップ。ゴールデン、プライム、プライム2が2位で推移している。世帯視聴率では、全日、プライムはトップ。ゴールデン、プライム2は2位で推移している。本日解禁となったが、5月7日に「2023ワールドベースボールクラシック」を振り返る「緊急特報!侍ジャパンWBC世界一の熱狂!」の放送を予定している。日本中が熱狂した侍ジャパンの勇姿と感動を再びお届けできればと考えている。
※最新の視聴率について。
西常務:個人全体の年間視聴率は全日が3.8%で1位。ゴールデンが6.1%で1位。プライムも6.0%で1位、そしてプライム2が2.0%で2位となっている。世帯の年間視聴率は全日が6.8%で1位。ゴールデン10.0%で1位。プライム10.1%で1位、そしてプライム2が3.6%で2位タイだ。4月クールの個人視聴率は、全日3.4%で日本テレビと並び1位タイ。ゴールデンが4.9%で2位。プライムが4.9%で2位。プライム2は1.9%で2位タイだ。4月クールの世帯視聴率は、全日が6.1%で1位。ゴールデンが8.4%で2位。プライムは8.5%で1位。プライム2は3.5%で2位だ。主な放送予定は、5月2日夜、ゴールデンにて「徹子の部屋2時間SP」を放送する。プロに転向した羽生結弦さんをはじめ、様々なゲストの方々にご出演をいただいたトーク番組だ。そして、ゴールデンウィーク最終日、7日日曜に「緊急特報!侍ジャパンWBC世界一の熱狂!」をお送りする。様々な独自取材、舞台裏の秘話、貴重な映像満載で、永久保存版の3時間となるので、ぜひご期待いただければと思う。
※営業状況について。
橋本取締役:当社はゴールデンウィーク明けの5月12日に決算を控えているので、直近3月の確定数字については控えさせていただく。4月の売上状況は、タイムが前年比で99.0%。スポットが96.3%。タイム・スポットを合わせたトータルが97.5%の水準で着地する見込みだ。タイムでは「世界フィギュアスケート国別対抗戦」などの単発番組による増収も貢献して、前年実績に近い売上まで届いている。一方のスポットは、新年度の入り口となる4月は比較的堅調に推移していると思う。値上げが続く食品や飲料といった業種が引き続き厳しい状況だが、皆さんもご承知のとおり人流が増えて、これに関連する鉄道会社、航空会社、旅行会社等いわゆる交通レジャーに属する企業からの出稿が増えてきている。続いて5月だがタイムは前年比94.7%、スポットは90.9%で、トータル92.7%で推移している。タイムについては5月7日の「WBC特番」が3日間で売り切れるという早いペースでのセールスとなった。相変わらずWBCの引きは強いということを実感した次第だ。スポーツ関連では、この夏に「第150回全英オープンゴルフ」も控えているし、何といっても「世界水泳福岡2023」もある。そして初めて放送する「男子バスケットボールワールドカップ」も沖縄で開催される。現在、これらのセールスを並行して行っている状況だ。最後にスポットだが、4月同様5月も夏場の出稿を考えているレジャー系が多い状況で、引き続き堅調に推移するのではないかという見立てだ。インバウンド・アウトバウンドの回復で旅行者の数が増えており、それに準じて飲食や薬品、交通、レジャー、この辺の動きが活発化している。またこれに加えて国や自治体の観光事業の推進策も出てくることを鑑みると、今後これらの業種が広告を元気にしてくれるという期待を持っている。
※放送外収入について。
武田副会長:まずイベント関連について、2回目の開催となる、女性に非常に人気の高い「激辛グルメ春祭り」だ。1回目は、コロナ前の2019年に開催した。今回は、5月4日から16日までの13日間の開催となる。会場は今月14日に開業したばかりの「東急歌舞伎町タワー」のちょうどお隣、新宿シネシティ広場だ。2つ目は春の人気野外音楽フェス「METROPOLITAN ROCK FESTIVAL」だ。これはいつも大阪と東京で開催をしており、5月13日、14日に大阪・堺市の「海とのふれあい広場」内特設会場で、5月20日、21日に新木場の若洲公園での開催となる。次にリアルと配信の融合イベントで、昨年好評を博したトークイベント「生キョコロヒ―」だ。日向坂46の齊藤京子さんとヒコロヒーのトーク番組のイベント化第2弾ということになる。5月7日に、今回は会場を前回の5倍、5000人規模の東京国際フォーラムホールAで開催。配信チケットも販売し、テレ朝動画でも配信する。最後に、おなじみの「ファンタジーオンアイス」だ。北京オリンピックや世界選手権で活躍した一流のスケーターによるアイスショーである。5月26日から28日まで幕張メッセのイベントホールで開催する。羽生結弦さん、織田信成さん、荒川静香さんらをはじめ、世界各国のスケーターたちが出演する。5月28日の最終日は、CSテレ朝チャンネルで生放送予定で、全国76ヶ所の映画館でライブビューイングも実施する。
※TELASAについて。
篠塚社長:1月クールは、「星降る夜に」「相棒」といったドラマが多く視聴され、新規会員獲得に大きく貢献した。この1月クールを含む2022年度は、年間を通じて会員数を伸ばし続け、プラットフォームとしての成長を続けている。売上利益についても順調で、サービス開始から3年だが、ずっと増益という状況になっている。引き続き視聴者の皆様に選ばれるプラットフォームになるべく、努力を続けてまいりたい。
※ABEMAと出資映画について。
西常務:WAUは現在、1700万前後と引き続き好調に推移している。直近のトピックスとしては、エンゼルスの大谷翔平選手がレギュラーシーズンでも大活躍で、このMLBの生中継、ハイライト動画が大変数字を伸ばしている。その結果、4月の第1週WAUは1980万と、サッカーワールドカップの開催期間を除くと歴代最高の数字が出ている。そして、出資映画についても最新情報をお伝えする。公開中の「映画ドラえもん のび太と空の理想郷(ユートピア)」は、動員が344万人、興行収入は40億円を突破しており、順調に推移している。この後のゴールデンウィークまでの興行ということになるが、改めて、お越しくださった多くの皆様に感謝を申し上げたい。
※2022年度の世帯視聴率が初の3冠となったということで、その受け止めは。その3冠の要因についてどう見ているのか。
篠塚社長:まずは改めて、番組をご覧いただいた視聴者の皆様に心より感謝を申し上げたい。要因は、当社グループの社員及び関係するスタッフ全員の努力の賜物だと思っており、こちらも感謝をしたい。現在は、新しい年度の戦いのど真ん中に入っているので、まだまだ我々は挑戦する立場、チャレンジャーの立場だと思っているので、新たな気持ちで日々取り組んでいるというのが現状だ。
※4月改編の、今のところの手応えについて。
西常務:現状、全日、ゴールデン、プライムと各時間帯で好調に推移していると見ている。したがって、改編もその流れをしっかり継続することを念頭に進めていたので、基本的には4月改編はオールターゲット戦略を軸に、各時間帯とも現行のラインナップを徹底的に強化するという方向で進めている。そして、新番組は深夜帯に集中しており、特に若手クリエイターを中心とした「バラバラ大作戦」が、今回の改編で4つ枠を増やして、合計18番組となった。配信やリアルイベント、あるいは番組によっては、マンガ制作やメタバース等様々な企画にチャレンジしており、手応えを感じている。今後とも当社のオールターゲット戦略で、コンテンツ360°展開をしっかり力強く進めていければと思う。
※リアルタイム配信について。民放キー局はTVerでのリアルタイム配信を始めてから、1年の節目だ。これまでの手応えや課題は。
篠塚社長:視聴数、ユーザー数はまだまだ多くないと思っているが、大きなスポーツイベントや話題のドラマの配信を通じて、認知も徐々に進んできていると思っている。現状でも権利処理などの課題が残っていて、配信できない番組や、あるいは蓋をしなくてはならない場合などはあるが、この4月からは本格セールスも始まって、関係各社のご理解も進んできているところだと思う。これからもまずは利用者拡大のための施策を積極的に執り行っていきたい。
※今月3日放送の「羽鳥慎一モーニングショー」で、玉川徹さんが本格復帰した。改めて復帰理由について。
篠塚社長:基本的には、取材をしてファクトに基づいてコメントをするという、基本に立ち返って出演をするということだ。とにかく視聴者の皆様方の信頼を回復するというのが、まずは一番と思っている。日々の的確な仕事を積み重ねていくことが大事だと思っている。
以上
篠塚社長:2023年度が始まって1カ月弱だが、個人全体では全日がトップ。ゴールデン、プライム、プライム2が2位で推移している。世帯視聴率では、全日、プライムはトップ。ゴールデン、プライム2は2位で推移している。本日解禁となったが、5月7日に「2023ワールドベースボールクラシック」を振り返る「緊急特報!侍ジャパンWBC世界一の熱狂!」の放送を予定している。日本中が熱狂した侍ジャパンの勇姿と感動を再びお届けできればと考えている。
※最新の視聴率について。
西常務:個人全体の年間視聴率は全日が3.8%で1位。ゴールデンが6.1%で1位。プライムも6.0%で1位、そしてプライム2が2.0%で2位となっている。世帯の年間視聴率は全日が6.8%で1位。ゴールデン10.0%で1位。プライム10.1%で1位、そしてプライム2が3.6%で2位タイだ。4月クールの個人視聴率は、全日3.4%で日本テレビと並び1位タイ。ゴールデンが4.9%で2位。プライムが4.9%で2位。プライム2は1.9%で2位タイだ。4月クールの世帯視聴率は、全日が6.1%で1位。ゴールデンが8.4%で2位。プライムは8.5%で1位。プライム2は3.5%で2位だ。主な放送予定は、5月2日夜、ゴールデンにて「徹子の部屋2時間SP」を放送する。プロに転向した羽生結弦さんをはじめ、様々なゲストの方々にご出演をいただいたトーク番組だ。そして、ゴールデンウィーク最終日、7日日曜に「緊急特報!侍ジャパンWBC世界一の熱狂!」をお送りする。様々な独自取材、舞台裏の秘話、貴重な映像満載で、永久保存版の3時間となるので、ぜひご期待いただければと思う。
※営業状況について。
橋本取締役:当社はゴールデンウィーク明けの5月12日に決算を控えているので、直近3月の確定数字については控えさせていただく。4月の売上状況は、タイムが前年比で99.0%。スポットが96.3%。タイム・スポットを合わせたトータルが97.5%の水準で着地する見込みだ。タイムでは「世界フィギュアスケート国別対抗戦」などの単発番組による増収も貢献して、前年実績に近い売上まで届いている。一方のスポットは、新年度の入り口となる4月は比較的堅調に推移していると思う。値上げが続く食品や飲料といった業種が引き続き厳しい状況だが、皆さんもご承知のとおり人流が増えて、これに関連する鉄道会社、航空会社、旅行会社等いわゆる交通レジャーに属する企業からの出稿が増えてきている。続いて5月だがタイムは前年比94.7%、スポットは90.9%で、トータル92.7%で推移している。タイムについては5月7日の「WBC特番」が3日間で売り切れるという早いペースでのセールスとなった。相変わらずWBCの引きは強いということを実感した次第だ。スポーツ関連では、この夏に「第150回全英オープンゴルフ」も控えているし、何といっても「世界水泳福岡2023」もある。そして初めて放送する「男子バスケットボールワールドカップ」も沖縄で開催される。現在、これらのセールスを並行して行っている状況だ。最後にスポットだが、4月同様5月も夏場の出稿を考えているレジャー系が多い状況で、引き続き堅調に推移するのではないかという見立てだ。インバウンド・アウトバウンドの回復で旅行者の数が増えており、それに準じて飲食や薬品、交通、レジャー、この辺の動きが活発化している。またこれに加えて国や自治体の観光事業の推進策も出てくることを鑑みると、今後これらの業種が広告を元気にしてくれるという期待を持っている。
※放送外収入について。
武田副会長:まずイベント関連について、2回目の開催となる、女性に非常に人気の高い「激辛グルメ春祭り」だ。1回目は、コロナ前の2019年に開催した。今回は、5月4日から16日までの13日間の開催となる。会場は今月14日に開業したばかりの「東急歌舞伎町タワー」のちょうどお隣、新宿シネシティ広場だ。2つ目は春の人気野外音楽フェス「METROPOLITAN ROCK FESTIVAL」だ。これはいつも大阪と東京で開催をしており、5月13日、14日に大阪・堺市の「海とのふれあい広場」内特設会場で、5月20日、21日に新木場の若洲公園での開催となる。次にリアルと配信の融合イベントで、昨年好評を博したトークイベント「生キョコロヒ―」だ。日向坂46の齊藤京子さんとヒコロヒーのトーク番組のイベント化第2弾ということになる。5月7日に、今回は会場を前回の5倍、5000人規模の東京国際フォーラムホールAで開催。配信チケットも販売し、テレ朝動画でも配信する。最後に、おなじみの「ファンタジーオンアイス」だ。北京オリンピックや世界選手権で活躍した一流のスケーターによるアイスショーである。5月26日から28日まで幕張メッセのイベントホールで開催する。羽生結弦さん、織田信成さん、荒川静香さんらをはじめ、世界各国のスケーターたちが出演する。5月28日の最終日は、CSテレ朝チャンネルで生放送予定で、全国76ヶ所の映画館でライブビューイングも実施する。
※TELASAについて。
篠塚社長:1月クールは、「星降る夜に」「相棒」といったドラマが多く視聴され、新規会員獲得に大きく貢献した。この1月クールを含む2022年度は、年間を通じて会員数を伸ばし続け、プラットフォームとしての成長を続けている。売上利益についても順調で、サービス開始から3年だが、ずっと増益という状況になっている。引き続き視聴者の皆様に選ばれるプラットフォームになるべく、努力を続けてまいりたい。
※ABEMAと出資映画について。
西常務:WAUは現在、1700万前後と引き続き好調に推移している。直近のトピックスとしては、エンゼルスの大谷翔平選手がレギュラーシーズンでも大活躍で、このMLBの生中継、ハイライト動画が大変数字を伸ばしている。その結果、4月の第1週WAUは1980万と、サッカーワールドカップの開催期間を除くと歴代最高の数字が出ている。そして、出資映画についても最新情報をお伝えする。公開中の「映画ドラえもん のび太と空の理想郷(ユートピア)」は、動員が344万人、興行収入は40億円を突破しており、順調に推移している。この後のゴールデンウィークまでの興行ということになるが、改めて、お越しくださった多くの皆様に感謝を申し上げたい。
※2022年度の世帯視聴率が初の3冠となったということで、その受け止めは。その3冠の要因についてどう見ているのか。
篠塚社長:まずは改めて、番組をご覧いただいた視聴者の皆様に心より感謝を申し上げたい。要因は、当社グループの社員及び関係するスタッフ全員の努力の賜物だと思っており、こちらも感謝をしたい。現在は、新しい年度の戦いのど真ん中に入っているので、まだまだ我々は挑戦する立場、チャレンジャーの立場だと思っているので、新たな気持ちで日々取り組んでいるというのが現状だ。
※4月改編の、今のところの手応えについて。
西常務:現状、全日、ゴールデン、プライムと各時間帯で好調に推移していると見ている。したがって、改編もその流れをしっかり継続することを念頭に進めていたので、基本的には4月改編はオールターゲット戦略を軸に、各時間帯とも現行のラインナップを徹底的に強化するという方向で進めている。そして、新番組は深夜帯に集中しており、特に若手クリエイターを中心とした「バラバラ大作戦」が、今回の改編で4つ枠を増やして、合計18番組となった。配信やリアルイベント、あるいは番組によっては、マンガ制作やメタバース等様々な企画にチャレンジしており、手応えを感じている。今後とも当社のオールターゲット戦略で、コンテンツ360°展開をしっかり力強く進めていければと思う。
※リアルタイム配信について。民放キー局はTVerでのリアルタイム配信を始めてから、1年の節目だ。これまでの手応えや課題は。
篠塚社長:視聴数、ユーザー数はまだまだ多くないと思っているが、大きなスポーツイベントや話題のドラマの配信を通じて、認知も徐々に進んできていると思っている。現状でも権利処理などの課題が残っていて、配信できない番組や、あるいは蓋をしなくてはならない場合などはあるが、この4月からは本格セールスも始まって、関係各社のご理解も進んできているところだと思う。これからもまずは利用者拡大のための施策を積極的に執り行っていきたい。
※今月3日放送の「羽鳥慎一モーニングショー」で、玉川徹さんが本格復帰した。改めて復帰理由について。
篠塚社長:基本的には、取材をしてファクトに基づいてコメントをするという、基本に立ち返って出演をするということだ。とにかく視聴者の皆様方の信頼を回復するというのが、まずは一番と思っている。日々の的確な仕事を積み重ねていくことが大事だと思っている。
以上