放送番組審議会
第656回 放送番組審議会報告 4月17日(木) 開催

■出席者
見城 徹 委員長
増田 ユリヤ 副委員長
(五十音順)
秋元 康 委員
小谷 実可子 委員
小松 成美 委員
丹羽 美之 委員
野口 聡一 委員
藤田 晋 委員
増田 ユリヤ 副委員長
(五十音順)
秋元 康 委員
小谷 実可子 委員
小松 成美 委員
丹羽 美之 委員
野口 聡一 委員
藤田 晋 委員
■リポート
LiLiCo 委員
■ 委員の互選により、2025年度の委員長に見城徹氏が、副委員長に増田ユリヤ氏が就任。
■ 委員の互選により、2025年度の委員長に見城徹氏が、副委員長に増田ユリヤ氏が就任。
課題番組

「THE世代感」
【委員の主なご意見】
<番組全体について>
●クイズ番組として面白い。「違和感」の陰に何があるのか、ちゃんと押さえている。防災教育の変遷だったり、父親の育児参加の変化など、掘り下げ方がよかった。
●非常に適切に解説が施されていて、社会史や文化史、風俗史としても楽しめる。番組の中で、今の世の中についての理解が深まる対話が生まれたりすると、なお面白い。
●昭和と令和を比べるだけではなく疑問を深く掘るところが勉強になる。視聴者の家庭でもいろんな会話が生まれているのが目に見えるようだ。
●クイズの作り方に感心した。他のクイズ番組は知識の量を競うが、この番組は素朴に映像の中で皆さんが知っていること、知らないことの中からクイズを作っている。
●クイズの点数が10点、20点、30点とリーズナブルだが毎週1つぐらい、7回か8回に一遍しか当たらないような難しい、100点の質問を。
難問を当てるゲストがいると面白いので見てみたい。
●テーマを定番化せず、世界を広げることが大切。例えば「今やワールドカップ出場が当たり前のサッカー日本代表はオリンピック出場が大変だった時代もある」など、様々な事象でのギャップを示していければ、より多くの人が興味を持つのでは。
●2時間特番はくどくなるので工夫が必要。ゲストが多くごちゃごちゃする。文化人類学的な要素を持った「違和感」一辺倒ではなく、
少し脱線するなど、遊びがあっていい。
●気をつけないと、「そんなこと知らないんだ、若い人は」というハラスメントになってしまう。世代間の「違和感」が「若い人は知らないんだね」で終わらないような配慮が必要。
●クイズ番組として面白い。「違和感」の陰に何があるのか、ちゃんと押さえている。防災教育の変遷だったり、父親の育児参加の変化など、掘り下げ方がよかった。
●非常に適切に解説が施されていて、社会史や文化史、風俗史としても楽しめる。番組の中で、今の世の中についての理解が深まる対話が生まれたりすると、なお面白い。
●昭和と令和を比べるだけではなく疑問を深く掘るところが勉強になる。視聴者の家庭でもいろんな会話が生まれているのが目に見えるようだ。
●クイズの作り方に感心した。他のクイズ番組は知識の量を競うが、この番組は素朴に映像の中で皆さんが知っていること、知らないことの中からクイズを作っている。
●クイズの点数が10点、20点、30点とリーズナブルだが毎週1つぐらい、7回か8回に一遍しか当たらないような難しい、100点の質問を。
難問を当てるゲストがいると面白いので見てみたい。
●テーマを定番化せず、世界を広げることが大切。例えば「今やワールドカップ出場が当たり前のサッカー日本代表はオリンピック出場が大変だった時代もある」など、様々な事象でのギャップを示していければ、より多くの人が興味を持つのでは。
●2時間特番はくどくなるので工夫が必要。ゲストが多くごちゃごちゃする。文化人類学的な要素を持った「違和感」一辺倒ではなく、
少し脱線するなど、遊びがあっていい。
●気をつけないと、「そんなこと知らないんだ、若い人は」というハラスメントになってしまう。世代間の「違和感」が「若い人は知らないんだね」で終わらないような配慮が必要。

<クイズのVTRについて>
●昭和の映像は懐かしいがちょっと長い。しかもクイズの段階でもう1回見なければいけない。もっとテンポ良くパッパッと切り替えてVTRをもう1つ入れてはどうか。
●古い映像をずっと見せられている感じで、飽きる。逆に令和の若い人たちのことを知りたい。令和の映像を昭和世代が見て「なんなのそれは?」と思うものもできるのでは。
●同じ映像が2回出てくるのが、時間がもったいない。同じ映像を使うにしても1回目と2回目のVTR でもうちょっと変化があった方がいい。
●昭和の映像は懐かしいがちょっと長い。しかもクイズの段階でもう1回見なければいけない。もっとテンポ良くパッパッと切り替えてVTRをもう1つ入れてはどうか。
●古い映像をずっと見せられている感じで、飽きる。逆に令和の若い人たちのことを知りたい。令和の映像を昭和世代が見て「なんなのそれは?」と思うものもできるのでは。
●同じ映像が2回出てくるのが、時間がもったいない。同じ映像を使うにしても1回目と2回目のVTR でもうちょっと変化があった方がいい。
<司会・出演者について>
●フットボールアワーの後藤輝基さんとホラン千秋さんのコンビは、進行しつつ脱線をする、脱線しつつ進行する、そのさじ加減が絶妙。
スタジオの存在感がしっかりある。
●後藤さんと、切れ味がさらに鋭くなっているホランさんは好感が持てて楽しい。ゲストとのアドリブ、お笑いの方ならではのやりとりが心を沸き立たせた。
●制作者としては面白いシーンから番組を始めたいだろうが、テロップでもいいので出演者の紹介を。出演者が「誰なんだろう?」と、
わかりにくかった。
●フットボールアワーの後藤輝基さんとホラン千秋さんのコンビは、進行しつつ脱線をする、脱線しつつ進行する、そのさじ加減が絶妙。
スタジオの存在感がしっかりある。
●後藤さんと、切れ味がさらに鋭くなっているホランさんは好感が持てて楽しい。ゲストとのアドリブ、お笑いの方ならではのやりとりが心を沸き立たせた。
●制作者としては面白いシーンから番組を始めたいだろうが、テロップでもいいので出演者の紹介を。出演者が「誰なんだろう?」と、
わかりにくかった。

【局側見解】
●ご意見を参考に、<違和感クイズ>と並ぶような新しい他の切り口の企画、若年層からの目線の新たな見せ方など、いろいろ開発できるように積極的に考えていきたい。
●「昔はこうだったんだよね」だけではなく「これがこう変わって今これにつながっている、今見ても知識を得られる番組になっているよ」と、若い世代にも見ていただけるように精一杯努力したい。
●「昔はこうだったんだよね」だけではなく「これがこう変わって今これにつながっている、今見ても知識を得られる番組になっているよ」と、若い世代にも見ていただけるように精一杯努力したい。
【篠塚社長 報告】
●新年度挨拶
●2024年度、2025年間視聴率報告
●フジテレビ問題「第三者委員会」調査報告についてと当社の取り組み
●当社社員による会社経費の不適切な使用やハラスメント行為などの重大なコンプライアンス違反について
<2024年10月~2025年3月に放送した番組の「放送番組の種別ごとの放送時間」の報告>
●2024年度、2025年間視聴率報告
●フジテレビ問題「第三者委員会」調査報告についてと当社の取り組み
●当社社員による会社経費の不適切な使用やハラスメント行為などの重大なコンプライアンス違反について
<2024年10月~2025年3月に放送した番組の「放送番組の種別ごとの放送時間」の報告>

以上