放送番組審議会
第653回 放送番組審議会報告 1月16日(木) 開催

■出席者
見城 徹 委員長
増田 ユリヤ 副委員長
(五十音順)
小谷 実可子 委員
小松 成美 委員
丹羽 美之 委員
野口 聡一 委員
藤田 晋 委員
LiLiCo 委員
増田 ユリヤ 副委員長
(五十音順)
小谷 実可子 委員
小松 成美 委員
丹羽 美之 委員
野口 聡一 委員
藤田 晋 委員
LiLiCo 委員
■欠席者
秋元 康 委員
課題番組
「放送番組全般」
【委員の主なご意見】
<3冠獲得について>
●「報道ステーション」があるために22時からドラマを放送できない、などいろいろな悩みがあったと思うが、ぶれることなく続けた。
最終的に結果を出すのは善良と謙虚、真心だと思う。番組制作能力はドラマ以外はテレビ朝日が一番ある。ここまでになったテレビ朝日というのをますます続けていってほしい。
●視聴習慣を作るというのは少しずつ陣地を奪っていくような地道で長い作業。ある一定期間、良い番組を放送していれば良いというわけではない。途中で方針が変わると皆がバラバラの動きをしてしまう。テレビ朝日が一致団結して戦略を粘り強くやりきったのは強い経営のリーダーシップがなせる業だったと思う。
<バラエティー・音楽番組>
●「ザワつく!大晦日2024 一茂良純ちさ子の会」は長時間番組でありながら一瞬たりとも飽きることなく楽しめた。高嶋ちさ子さんが特殊詐欺に遭った体験談は衝撃で、犯罪は近くにあると省みる機会となった。
●「TOSHINOBU KUBOTA THE JAM」は大スターの久保田利伸さんが自分の曲を歌ったり、別の方とのセッションをしただけでなく、
ゲストアーティストとのミニコントまで披露した。
歌番組は視聴率をとれないと言われるが、テレビ朝日は歌う環境をしっかりと整えるのが素晴らしい。
●「M-1グランプリ2024」は家族そろってとても盛り上がった。中身の面白さもさることながらグランプリの前、そして終わった後も他局が受賞者や敗れた芸人のドキュメントをとりあげていた。一放送番組を超えたビッグイベントとして誇るべき事業だと思う。
●「報道ステーション」があるために22時からドラマを放送できない、などいろいろな悩みがあったと思うが、ぶれることなく続けた。
最終的に結果を出すのは善良と謙虚、真心だと思う。番組制作能力はドラマ以外はテレビ朝日が一番ある。ここまでになったテレビ朝日というのをますます続けていってほしい。
●視聴習慣を作るというのは少しずつ陣地を奪っていくような地道で長い作業。ある一定期間、良い番組を放送していれば良いというわけではない。途中で方針が変わると皆がバラバラの動きをしてしまう。テレビ朝日が一致団結して戦略を粘り強くやりきったのは強い経営のリーダーシップがなせる業だったと思う。
<バラエティー・音楽番組>
●「ザワつく!大晦日2024 一茂良純ちさ子の会」は長時間番組でありながら一瞬たりとも飽きることなく楽しめた。高嶋ちさ子さんが特殊詐欺に遭った体験談は衝撃で、犯罪は近くにあると省みる機会となった。
●「TOSHINOBU KUBOTA THE JAM」は大スターの久保田利伸さんが自分の曲を歌ったり、別の方とのセッションをしただけでなく、
ゲストアーティストとのミニコントまで披露した。
歌番組は視聴率をとれないと言われるが、テレビ朝日は歌う環境をしっかりと整えるのが素晴らしい。
●「M-1グランプリ2024」は家族そろってとても盛り上がった。中身の面白さもさることながらグランプリの前、そして終わった後も他局が受賞者や敗れた芸人のドキュメントをとりあげていた。一放送番組を超えたビッグイベントとして誇るべき事業だと思う。

<ドラマ>
●「新・暴れん坊将軍」は吉宗が還暦になったという非常にいい設定で、江戸のホストクラブのような所で借金のカタに女性たちが売られるなど、現代を風刺する展開もてんこ盛りで楽しく観た。テレビ朝日らしい時代劇の挑戦をぜひ続けてほしい。
<情報・報道番組>
●「テレメンタリーPlus」という番組が1月から始まった。ANN系列の各局が作るドキュメンタリー枠でこれまで土曜の早朝4時台の放送だったり、30分の短い枠だったりしたが、これを関東ローカルで日曜の午前10時台の1時間枠で月1回放送する。こういうチャレンジを応援したい。
●「スーパーJチャンネル」は番組全体がすごく落ち着いた。森山みなみアナは肩の力が抜けた感じがして非常に良くなったと思った。
●能登半島地震報道は様々な番組が継続取材を重ね、現場に足を運んで本当によかった。しかしどうしても同じ作り方になるのでもうひと工夫ほしい。今年は第2次世界大戦から80年という年。少し違った角度のドキュメンタリーにも挑戦してほしい。
●「新・暴れん坊将軍」は吉宗が還暦になったという非常にいい設定で、江戸のホストクラブのような所で借金のカタに女性たちが売られるなど、現代を風刺する展開もてんこ盛りで楽しく観た。テレビ朝日らしい時代劇の挑戦をぜひ続けてほしい。
<情報・報道番組>
●「テレメンタリーPlus」という番組が1月から始まった。ANN系列の各局が作るドキュメンタリー枠でこれまで土曜の早朝4時台の放送だったり、30分の短い枠だったりしたが、これを関東ローカルで日曜の午前10時台の1時間枠で月1回放送する。こういうチャレンジを応援したい。
●「スーパーJチャンネル」は番組全体がすごく落ち着いた。森山みなみアナは肩の力が抜けた感じがして非常に良くなったと思った。
●能登半島地震報道は様々な番組が継続取材を重ね、現場に足を運んで本当によかった。しかしどうしても同じ作り方になるのでもうひと工夫ほしい。今年は第2次世界大戦から80年という年。少し違った角度のドキュメンタリーにも挑戦してほしい。
<スポーツ>
●「夢対決2025 とんねるずのスポーツ王は俺だ!!」はパリ五輪のメダリストが自分の競技と違う競技にチャレンジするなど、すごく工夫を重ねていて、誰もが楽しめる。
●メジャーリーグはこれから西海岸で大谷、山本、ダルビッシュ、菊池、中部地区では鈴木、今永選手らの活躍が期待できる黄金のコンテンツ。テレビ朝日は「報道ステーション」、「タモリステーション」、朝の番組などでメジャーリーグ、特に大谷選手を丁寧に取り上げている。
<中居正広さんの女性トラブルについて>
●テレビ朝日は他局に比べて比較的早く対応した。憶測で報道できないという事情はあるだろうが今はデューデリジェンスの時代。問題に関して経営上のリスクがないのか、あらゆる手段で検討する必要がある。現在進行形の問題なので、今後も引き続き見ていきたいと思う。
●この問題でテレビ朝日がどういう対応をしているのかがあまり伝わってきていない。報道・情報番組での扱いも抑制的だという印象だ。
社としてどういう対応をしているのか、その経過や取り組みの内容について適切に情報開示をし、必要な報道を続けていただきたいと要望する。

【局側見解】
●10月クール「ザワつく!金曜日」「サンドウィッチマン&芦田愛菜の博士ちゃん」がポイントゲッターとして活躍し、全体の力で3冠を獲得。守ることなくチャレンジし3冠を続けていきたい。
●中居正広さんの女性トラブルについては週刊誌報道直後から、双方の代理人・関係各所への取材を続けている。人権・リーガル面での配慮、なかなか事実が出てこないところもあるが、報じるべきことは逡巡せずに報じるということを報道局では確認している。
●スポーツはアスリートの活躍があって初めて視聴者に伝えられる。選手の活躍に感謝し真摯に報道を務めて参りたい。
●中居正広さんの女性トラブルについては週刊誌報道直後から、双方の代理人・関係各所への取材を続けている。人権・リーガル面での配慮、なかなか事実が出てこないところもあるが、報じるべきことは逡巡せずに報じるということを報道局では確認している。
●スポーツはアスリートの活躍があって初めて視聴者に伝えられる。選手の活躍に感謝し真摯に報道を務めて参りたい。
【篠塚社長 報告】
●2024年年間・2025年正月三が日視聴率
●今後の放送予定
●堀田前委員長ご逝去について
●今後の放送予定
●堀田前委員長ご逝去について

以上