放送番組審議会
第643回 放送番組審議会報告 11月22日(水) 開催

■出席者
見城 徹 委員長
増田 ユリヤ 副委員長
(五十音順)
秋元 康 委員
小谷 実可子 委員
小松 成美 委員
丹羽 美之 委員
野口 聡一 委員
LiLiCo 委員
増田 ユリヤ 副委員長
(五十音順)
秋元 康 委員
小谷 実可子 委員
小松 成美 委員
丹羽 美之 委員
野口 聡一 委員
LiLiCo 委員
■欠席者
藤田 晋 委員
課題番組

「朝メシまで。」
【委員の主なご意見】
<番組全般>
●平地に立って、人のありよう、生きていく様子を描くお手本のような番組。
●深夜に行われている知られざる仕事、その方たちの思いをここまで丹念に伝えている、テレビ朝日の取材力、作り手のひたむきな制作の姿勢に感動した。
●司会の2人とスタジオセット、ゲストのこのアットホーム感。そして(働く人の)裏の努力を一から知ることができるので視聴者にも新たな夢が生まれるのではないかと感じた。
●密着(取材)した方の奮闘ぶりに本当にハラハラドキドキした。余計な華美な盛り上げや先入観なしにそのまま見せてくれたところにしびれた。
●社会のために信念をもって頑張って仕事をしている人の姿を見せることによって、ロールモデルを沢山示してくれることは若者にとってありがたいことだと思う。
●タイトルが秀逸。深夜働いている方のドキュメンタリーと言えばそれまでのところを、朝メシに特化したところが素晴らしい企画。
●朝メシをとりあげるという切り口が非常によい。登場する人たちの人生が垣間見えるのが、魅力。私たちの暮らしを陰で支えている人たちへの想像力や感謝の気持ちが刺激される。
●夜中に働いている人たちの朝ごはんまでの時間をじっくり見ると、働くことに喜びを感じ、そういう仕事に出会えている人がいるんだということが分かり、励まされる。
●ヤラセ感が全くない。(制作側が)意図してこういうふうに作ってやろうというあざとさがない。
●朝メシの時に、夫婦関係や親子関係、友人関係などの人間模様がもっとより鮮やかに出てくるとよいのでは。
●編成の関係なのか、毎週の放送になっていないが、毎週1時間決まった時間に放送があれば、もっと番組が広まるのではないか。
●平地に立って、人のありよう、生きていく様子を描くお手本のような番組。
●深夜に行われている知られざる仕事、その方たちの思いをここまで丹念に伝えている、テレビ朝日の取材力、作り手のひたむきな制作の姿勢に感動した。
●司会の2人とスタジオセット、ゲストのこのアットホーム感。そして(働く人の)裏の努力を一から知ることができるので視聴者にも新たな夢が生まれるのではないかと感じた。
●密着(取材)した方の奮闘ぶりに本当にハラハラドキドキした。余計な華美な盛り上げや先入観なしにそのまま見せてくれたところにしびれた。
●社会のために信念をもって頑張って仕事をしている人の姿を見せることによって、ロールモデルを沢山示してくれることは若者にとってありがたいことだと思う。
●タイトルが秀逸。深夜働いている方のドキュメンタリーと言えばそれまでのところを、朝メシに特化したところが素晴らしい企画。
●朝メシをとりあげるという切り口が非常によい。登場する人たちの人生が垣間見えるのが、魅力。私たちの暮らしを陰で支えている人たちへの想像力や感謝の気持ちが刺激される。
●夜中に働いている人たちの朝ごはんまでの時間をじっくり見ると、働くことに喜びを感じ、そういう仕事に出会えている人がいるんだということが分かり、励まされる。
●ヤラセ感が全くない。(制作側が)意図してこういうふうに作ってやろうというあざとさがない。
●朝メシの時に、夫婦関係や親子関係、友人関係などの人間模様がもっとより鮮やかに出てくるとよいのでは。
●編成の関係なのか、毎週の放送になっていないが、毎週1時間決まった時間に放送があれば、もっと番組が広まるのではないか。

<MC・スタジオ展開について>
●(番組を見る前は)MCのウエンツ瑛士さんと児嶋一哉さんは珍しいコンビだなと思ったが、番組を見たらとても合うと感じた。
●MCの2人があまりMCらしくなく、ゲストと一緒になって、よくできたドキュメンタリーにいい感じで合いの手を入れていく作りが非常にいい。
●MCの児嶋さんとウエンツさんが心地よいし、邪魔にならずとてもよい。ゲストと朝メシをからめたエピソードを入れるとよいのでは。
●(番組を見る前は)MCのウエンツ瑛士さんと児嶋一哉さんは珍しいコンビだなと思ったが、番組を見たらとても合うと感じた。
●MCの2人があまりMCらしくなく、ゲストと一緒になって、よくできたドキュメンタリーにいい感じで合いの手を入れていく作りが非常にいい。
●MCの児嶋さんとウエンツさんが心地よいし、邪魔にならずとてもよい。ゲストと朝メシをからめたエピソードを入れるとよいのでは。
<VTRについて>
●朝メシまで何時間何分と文字で出るが、朝メシというエンドまでの、今、どこまで来ているかが線や針時計のようなもので一目でわかると、彼らの長い長い夜がより伝わるのではないか。
●朝ごはんを食べて、皆さんがリラックスして笑顔になっているような、仕事を終えてよかったな、というところをもっとたっぷり描いてもらうと見ている方もうれしくなるのではないか。
●(VTRが)時系列になっていない箇所があった。ストーリー優先になりすぎて時間軸をごまかし始めると危険。ドキュメントとしての面白さを出すならば、時間経過を優先にして、一回勝負にする。そこで何が撮れるかで勝負する方が面白いと思う。
●枝豆農家やニラ農家など、すごく面白いが、どうしてもそういう農家が、夜中から働いているというのがパターン化してしまうのではないかとちょっと心配だ。
●朝メシまで何時間何分と文字で出るが、朝メシというエンドまでの、今、どこまで来ているかが線や針時計のようなもので一目でわかると、彼らの長い長い夜がより伝わるのではないか。
●朝ごはんを食べて、皆さんがリラックスして笑顔になっているような、仕事を終えてよかったな、というところをもっとたっぷり描いてもらうと見ている方もうれしくなるのではないか。
●(VTRが)時系列になっていない箇所があった。ストーリー優先になりすぎて時間軸をごまかし始めると危険。ドキュメントとしての面白さを出すならば、時間経過を優先にして、一回勝負にする。そこで何が撮れるかで勝負する方が面白いと思う。
●枝豆農家やニラ農家など、すごく面白いが、どうしてもそういう農家が、夜中から働いているというのがパターン化してしまうのではないかとちょっと心配だ。

<「テレビ朝日特別番組 旧ジャニーズ問題検証」について>
●“メディアの沈黙”という問題に対して、報道、制作、編成、それぞれの問題を担当の局長、役員がしっかりと自らの言葉で話していた。篠塚社長が言っていた通り、放送局は公共的な役割があるからこそ信頼される、それに尽きる。この問題については、継続して真摯な対応を見せてほしい。
●放送局やメディアは、日本社会の映し鏡。日本社会には、人権意識の遅れや、組織内で強い者に声を上げられない構造がよくあるから、メディアが率先して状況を変えていくような取り組みに期待する。
●(経営陣が)逃げない説明をしていたし、視聴率や会社利益を考えながら公共の電波を扱う葛藤をきちんと伝えていて大変いい番組だった。
●“メディアの沈黙”という問題に対して、報道、制作、編成、それぞれの問題を担当の局長、役員がしっかりと自らの言葉で話していた。篠塚社長が言っていた通り、放送局は公共的な役割があるからこそ信頼される、それに尽きる。この問題については、継続して真摯な対応を見せてほしい。
●放送局やメディアは、日本社会の映し鏡。日本社会には、人権意識の遅れや、組織内で強い者に声を上げられない構造がよくあるから、メディアが率先して状況を変えていくような取り組みに期待する。
●(経営陣が)逃げない説明をしていたし、視聴率や会社利益を考えながら公共の電波を扱う葛藤をきちんと伝えていて大変いい番組だった。
【局側見解】
●我々が寝ている真夜中にこんなことをしてくれている人がいるという情報性、驚き、感謝、リスペクトを大事に取材を続けていきたい。
●時間経過の描き方や、朝ごはんを食べる瞬間の取材のしかたなど、番組オリジナルのものをさらに考えていきたい。
●深夜帯からゴールデンへの移動で、色々と試行錯誤してきた。今日ご意見をいただいてある程度認めていただける内容になっていたことに自信がもてた。今後も精進していきたい。
●時間経過の描き方や、朝ごはんを食べる瞬間の取材のしかたなど、番組オリジナルのものをさらに考えていきたい。
●深夜帯からゴールデンへの移動で、色々と試行錯誤してきた。今日ご意見をいただいてある程度認めていただける内容になっていたことに自信がもてた。今後も精進していきたい。
【篠塚社長 報告】
●再免許交付、放送事業者への要請について
●系列24社放送番組審議会委員代表者会議開催
●第71回民間放送全国大会開催
●第2四半期決算報告
●視聴率報告
●「テレビ朝日特別番組 旧ジャニーズ問題検証」(11月12日放送)について
●系列24社放送番組審議会委員代表者会議開催
●第71回民間放送全国大会開催
●第2四半期決算報告
●視聴率報告
●「テレビ朝日特別番組 旧ジャニーズ問題検証」(11月12日放送)について

以上