放送番組審議会
第545回 放送番組審議会報告 11月22日(金) 開催

■出席者(敬称略)
堀田 力 委員長
見城 徹 副委員長
(五十音順)
市村 友一 委員
内館 牧子 委員
小倉 純二 委員
関川 夏央 委員
田中 早苗 委員
野際 陽子 委員
藤田 晋 委員
見城 徹 副委員長
(五十音順)
市村 友一 委員
内館 牧子 委員
小倉 純二 委員
関川 夏央 委員
田中 早苗 委員
野際 陽子 委員
藤田 晋 委員
■欠席者
黒鉄 ヒロシ 委員
課題番組

「グッド!モーニング」
<評価点>
●あたかも総合演出がいるかのごとく、一つの生命体になってきた。「やじうま」は、いかにコンパクトに伝えるかということに汲々としていて、まだ個性を出すというところに行き着かなかったと思う。全体の色調に、オレンジや黄色を多用し、はっきりとフレッシュになっている。このフレッシュ感が最大の個性ではないか。
●新聞とネットの話題を取り上げ、時に同じニュースを、新聞からの切り口、ネットからの切り口という形で分析するのは興味深い。
●今まで、次から次へとアナウンサーが出たり入ったりで忙(せわ)しい印象があったが、役割分担がはっきり分かるようになった。
●5人のスポーツのキャスターが、みんな個性を持って活躍して、存在感を示すようになった。コメンテーターもよくはまっている。
●“金曜言葉塾”は、確かに異質な感じがあるが、こういう空気感の違うものが挟まるほうがかえって面白い。若干スピーディさが停滞する感じはあるが、ちょっと目を留めて見ようかなと感じさせてくれる。
●柱の1つが依田さんの天気予報。 “ソラをライブ”では、視聴者参加型の天気予報という形をとっていて、テレビの将来のあり方につながるのではないかと、大変期待している。
●ネットで先にニュースを知っていても、文字で見たニュースが映像化されている、コメンテーターが解説してくれるというのはテレビの非常にいいところだ。
●ケツメイシの「Good morning」(テーマソング)もいいし、ニュースのBGMも爽かで、良くなっている。
●新聞とネットの話題を取り上げ、時に同じニュースを、新聞からの切り口、ネットからの切り口という形で分析するのは興味深い。
●今まで、次から次へとアナウンサーが出たり入ったりで忙(せわ)しい印象があったが、役割分担がはっきり分かるようになった。
●5人のスポーツのキャスターが、みんな個性を持って活躍して、存在感を示すようになった。コメンテーターもよくはまっている。
●“金曜言葉塾”は、確かに異質な感じがあるが、こういう空気感の違うものが挟まるほうがかえって面白い。若干スピーディさが停滞する感じはあるが、ちょっと目を留めて見ようかなと感じさせてくれる。
●柱の1つが依田さんの天気予報。 “ソラをライブ”では、視聴者参加型の天気予報という形をとっていて、テレビの将来のあり方につながるのではないかと、大変期待している。
●ネットで先にニュースを知っていても、文字で見たニュースが映像化されている、コメンテーターが解説してくれるというのはテレビの非常にいいところだ。
●ケツメイシの「Good morning」(テーマソング)もいいし、ニュースのBGMも爽かで、良くなっている。

<課題・提言>
●ライトになった印象はいいが、いわゆる硬い話題が少なくなった。昔ながらの「やじうま」のファンは、硬い話題もやってもらいたいという希望もあると思う。そこのバランスをうまく調整して欲しい。
●全体的にコーナーが盛り沢山で、ネット、テレビ、新聞、週刊誌から、みんなコラボレーションして伝えている。コーナーの多さが、マイナスに出る場合もあるのではないか。
●新聞、テレビ、ネット、この3つがややバラバラな感じになっているのを、うまく融合させる作り方ができれば、さらに深まるのではないか。
●「グッド!モーニング」という番組名は王道という感じでいい。ただ、せっかく番組名を変えたのにあまり大きな話題にもならず、大々的な宣伝がなかったので、視聴者に番組名を変えた狙いというのが十分に伝わっていないのではないかと感じた。
●1週間を通して取り上げるようなテーマがあってもいい。
●全体的にコーナーが盛り沢山で、ネット、テレビ、新聞、週刊誌から、みんなコラボレーションして伝えている。コーナーの多さが、マイナスに出る場合もあるのではないか。
●新聞、テレビ、ネット、この3つがややバラバラな感じになっているのを、うまく融合させる作り方ができれば、さらに深まるのではないか。
●「グッド!モーニング」という番組名は王道という感じでいい。ただ、せっかく番組名を変えたのにあまり大きな話題にもならず、大々的な宣伝がなかったので、視聴者に番組名を変えた狙いというのが十分に伝わっていないのではないかと感じた。
●1週間を通して取り上げるようなテーマがあってもいい。

<局側見解>
●やはりテレビ番組の武器というのは映像と解説なのだというところを、あらためて感じた。怠けることなく、取材をどんどんしていって、その映像をお茶の間に届け、そしてコメンテーターの方々や専門家のインタビューなど、解説をきちんと加えて分かりやすく伝える。これがやはり朝の番組にとっての大きな使命なのだと思う。

<社長からの報告>
●年間視聴率は残り40日を切り、全日が7.8%で2位、ゴールデンが12%で1位タイ、プライムが12.3%で1位、という状況である。日本テレビとはゴールデンタイムで、恐らく最終週、最終日まで大接戦を展開すると見ている。
●「ゴーちゃん。スクエア」がようやく稼働。六本木に生まれたテレビ朝日が全て六本木に再集結し、来年4月1日のホールディングス化を機に、一体的な業務配置でグループの発展につなげていきたいと考えている。
●「ゴーちゃん。スクエア」がようやく稼働。六本木に生まれたテレビ朝日が全て六本木に再集結し、来年4月1日のホールディングス化を機に、一体的な業務配置でグループの発展につなげていきたいと考えている。
以上