放送番組審議会
第527回 放送番組審議会報告 2月24日(金) 開催

■出席者(敬称略・五十音順)
堀田 力 委員長
見城 徹 副委員長
川淵 三郎 委員
黒鉄 ヒロシ 委員
内館 牧子 委員
関川 夏央 委員
田中 早苗 委員
中谷 巌 委員
津山 昭英 委員
野際 陽子 委員
見城 徹 副委員長
川淵 三郎 委員
黒鉄 ヒロシ 委員
内館 牧子 委員
関川 夏央 委員
田中 早苗 委員
中谷 巌 委員
津山 昭英 委員
野際 陽子 委員
課題番組

「トリハダ[秘]スクープ映像100科ジテン」について
<評価点>
●これだけの映像を集めてくるのは大変だろうと思う。雑誌のように傾向の違ういろいろな記事を集めて、ずっとめくっていったらいろいろ面白いのが出てくる。その間のつなぎのコラムのようにスタジオでのトークが入る。上手な編集をしている番組だと感じた。
●夕食時に、家族が食事をしながら、鳥肌の立つようないろいろな映像を見てワハハと笑い、驚き、それであまり深刻に考えごとをしなくてもいいような、言ってみれば究極の娯楽番組。
●動物の映像やインドの番組のパフォーマンスの映像が非常に面白かった。
●スタジオでの石原良純さんの、あのほんわかした感じ、緩い感じが良い。
●夕食時に、家族が食事をしながら、鳥肌の立つようないろいろな映像を見てワハハと笑い、驚き、それであまり深刻に考えごとをしなくてもいいような、言ってみれば究極の娯楽番組。
●動物の映像やインドの番組のパフォーマンスの映像が非常に面白かった。
●スタジオでの石原良純さんの、あのほんわかした感じ、緩い感じが良い。

<課題・提言>
●面白く時間が過ごせるし、よくこれだけのことを集めたと思う。見ていて飽きない。だが、わざわざ見るかといったら、わざわざは見ないかもしれない。継続的に見てもらう方法を考えた方が良い。
●番組を良くするために、(1)本当に面白い映像を探して、脈略もなく並べ、次に何が出てくるのか全く予想できない、「たまたまチャンネルを合わせたら面白いものをやっていたからつい見てしまった」という番組作りをする。(2)いろいろな映像を一つのストーリーにまとめて、見ている人に何か感じさせる、ストーリー性を番組の中にもっと織り込んでいくような努力をする。この二つの方法があるのではないか。
●大して面白くもないのにゲストがワーとかキャーとか言う。それを聞いた途端、何を騒いでいるのかなと思って、興ざめしてしまう。一つの定番の手法で、構成上欠かせないかもしれないが、若干考慮する余地があるのではないだろうか。
●子供が見ている19時台の番組で、CGを使った映像を取り上げたり、本当にUFOであるとしか取れない映像や、やらせのような宇宙人の映像を、何の解説もなく放送するのはいかがなものか。
●番組を良くするために、(1)本当に面白い映像を探して、脈略もなく並べ、次に何が出てくるのか全く予想できない、「たまたまチャンネルを合わせたら面白いものをやっていたからつい見てしまった」という番組作りをする。(2)いろいろな映像を一つのストーリーにまとめて、見ている人に何か感じさせる、ストーリー性を番組の中にもっと織り込んでいくような努力をする。この二つの方法があるのではないか。
●大して面白くもないのにゲストがワーとかキャーとか言う。それを聞いた途端、何を騒いでいるのかなと思って、興ざめしてしまう。一つの定番の手法で、構成上欠かせないかもしれないが、若干考慮する余地があるのではないだろうか。
●子供が見ている19時台の番組で、CGを使った映像を取り上げたり、本当にUFOであるとしか取れない映像や、やらせのような宇宙人の映像を、何の解説もなく放送するのはいかがなものか。

<局側見解>
●この番組はテレビが持っている力を視聴者の皆様にお伝えできる典型的な番組だと理解している。今はネットで検索して世界中の映像を集められるが、それをテレビ局の力で、「こういう映像も面白いですよ」「こういうふうに見れば面白いですよ」と伝えられる、テレビ番組の原点の一つだと考えている。
●他局でも映像番組がたくさんあるので、いかに早く色付けして放送するかというタイミングの勝負になってきている。その中で、ファミリー層が見るのに適した内容、日体大に象徴されるような、心理をついた、ちょっとドキュメンタリータッチな感動を呼ぶようなものも制作していきたい。
●他局でも映像番組がたくさんあるので、いかに早く色付けして放送するかというタイミングの勝負になってきている。その中で、ファミリー層が見るのに適した内容、日体大に象徴されるような、心理をついた、ちょっとドキュメンタリータッチな感動を呼ぶようなものも制作していきたい。

<その他>
3.11特別編成について
●「朝まで生テレビ」を3月10日の深夜、11日は9時半から11時50分まで「報道ステーションSUNDAYスペシャル」を30分前拡大する。その後、12時から23時半の長時間にわたり特別番組を編成している。
会長からの報告
●業績は第3四半期決算がまとまり公表した。連結業績は、売上高が1806億円で前年比1.8%増、経常利益が117億円で5.6%増、純利益が64億円で1.3%増ということで増収増益という結果になった。
●「相棒」の制作チームがエランドール特別賞を受賞した。受賞理由は、2000年の放送以来11年間変わらぬシチュエーションで硬派で知的なエンターテインメントドラマ制作を続け、また視聴者の高い支持を受け続けてきたということである。
●2012年から2016年に、これから4年間AFC(アジアサッカー連盟)主催試合について引き続いて地上波独占放送権を獲得することが決定した。テレビ朝日の放映権は2001年からということになるので、十数年にわたって中継することができるようになった。
●「朝まで生テレビ」を3月10日の深夜、11日は9時半から11時50分まで「報道ステーションSUNDAYスペシャル」を30分前拡大する。その後、12時から23時半の長時間にわたり特別番組を編成している。
会長からの報告
●業績は第3四半期決算がまとまり公表した。連結業績は、売上高が1806億円で前年比1.8%増、経常利益が117億円で5.6%増、純利益が64億円で1.3%増ということで増収増益という結果になった。
●「相棒」の制作チームがエランドール特別賞を受賞した。受賞理由は、2000年の放送以来11年間変わらぬシチュエーションで硬派で知的なエンターテインメントドラマ制作を続け、また視聴者の高い支持を受け続けてきたということである。
●2012年から2016年に、これから4年間AFC(アジアサッカー連盟)主催試合について引き続いて地上波独占放送権を獲得することが決定した。テレビ朝日の放映権は2001年からということになるので、十数年にわたって中継することができるようになった。
以上