放送番組審議会
第516回 放送番組審議会報告 1月21日(金) 開催

■出席者
堀田 力 委員長 (弁護士、さわやか福祉財団 理事長)
石坂 啓 副委員長 (漫画家)
黒鉄 ヒロシ 委員 (漫画家、イラストレーター、エッセイスト)
内館 牧子 委員 (脚本家)
関川 夏央 委員 (作家、神戸女学院大学客員教授)
見城 徹 委員 (幻冬舎社長)
田中 早苗 委員 (弁護士)
勝俣 恒久 委員 (東京電力(株)取締役会長)
津山 昭英 委員 (ジャーナリスト学校員 元朝日新聞社 記者規範幹事)
石坂 啓 副委員長 (漫画家)
黒鉄 ヒロシ 委員 (漫画家、イラストレーター、エッセイスト)
内館 牧子 委員 (脚本家)
関川 夏央 委員 (作家、神戸女学院大学客員教授)
見城 徹 委員 (幻冬舎社長)
田中 早苗 委員 (弁護士)
勝俣 恒久 委員 (東京電力(株)取締役会長)
津山 昭英 委員 (ジャーナリスト学校員 元朝日新聞社 記者規範幹事)
■欠席者
川淵 三郎 委員 (日本サッカー協会名誉会長・キャプテン)
中谷 巌 委員 (三菱UFJリサーチ&コンサルティング(株)理事長)<リポート>
中谷 巌 委員 (三菱UFJリサーチ&コンサルティング(株)理事長)<リポート>
課題番組

「やじうまテレビ!~マルごと生活情報局~」について
毎週月~金曜日 午前4時55分~8時00分
毎週土曜日 午前6時30分~8時00分
毎週月~金曜日 午前4時55分~8時00分
毎週土曜日 午前6時30分~8時00分
<評価点>
●“マルわかり3分逆流解説”は面白い。ニュースの作り手が出演することは重要。キーワードでの解説は一つの新しい趣向だと思う。イラストやグラフを使ってもっとコンパクトにわかりやすくしたほうがよりいい。
●“教えて!支局長”のコーナーは、メディアもそうだが日本は非常に国内志向で海外に目線を動かさない。これはメディアの問題でもあるので、こういう“教えて!支局長”というものをもっと頑張ってやっていってほしい。
●“教えて!支局長”のコーナーは、メディアもそうだが日本は非常に国内志向で海外に目線を動かさない。これはメディアの問題でもあるので、こういう“教えて!支局長”というものをもっと頑張ってやっていってほしい。

<課題・提言>
●出演者が、ニュースの斬り込み、コメンテーターへの質問など興味がないのか、遠慮がちで不安な要素が見られる。これが番組全体の印象を弱くしている一つの理由だろう。
●番組全体があっさりしてしまい、3時間いつ合わせても癖がない。この番組を見たいと思わせることが大事だと思う。
●ニュースのインパクトが弱い。項目は多いが、印象が薄いように感じる。政治経済のニュースが少なく、早朝の時間は出勤するサラリーマンが見るのだから、ニュース中心にしてもいい。
●同じニュースを繰り返し放送しているのはわかるが、朝5時からのニュースでは項目が非常に多く、最初のニュースと“ニュースEX”と区別がよくわからない。もう少し内容にアクセントをつけたほうが良い。
●コメンテーターは必要なのか。やじうま新聞のアナは番組の顔と言っていいが、解説は局コメンテーターで十分ではないだろうか。平日の朝は、解説はいいが、評論まで聞きたいと思う人がそれほどいないと思う。
●土曜日の朝はゆっくり見られるので、平日とは逆にかなり専門的な知識を持ったコメンテーターを出してもらうのがいい。
●いろいろ区分けが多過ぎて、ニュースに深みやアクセントがない。また、“マルわかり3分逆流解説”は、少しひねり過ぎではないかと思う。もう少しストレートでもいい。
●「やじうま」「スーパーモーニング」「スクランブル」と時間は、ずれながらも三つ続く。この三番組をどういうふうに色分けするかが大事。「やじうま」と「スーパーモーニング」の区別がつかない人も多い。もう少し明確な色分けが必要。
●テレビ朝日の朝一番の番組として、ニュース番組として捉えて、一つの方法としてはハードな硬いニュース番組にするという手もあるのではないかと思う。朝から芸能ニュースはいらないと思うし、他局でも同じものを放送しているので、テレビ朝日がどう色分けするのかはとても重大な問題。
●番組全体があっさりしてしまい、3時間いつ合わせても癖がない。この番組を見たいと思わせることが大事だと思う。
●ニュースのインパクトが弱い。項目は多いが、印象が薄いように感じる。政治経済のニュースが少なく、早朝の時間は出勤するサラリーマンが見るのだから、ニュース中心にしてもいい。
●同じニュースを繰り返し放送しているのはわかるが、朝5時からのニュースでは項目が非常に多く、最初のニュースと“ニュースEX”と区別がよくわからない。もう少し内容にアクセントをつけたほうが良い。
●コメンテーターは必要なのか。やじうま新聞のアナは番組の顔と言っていいが、解説は局コメンテーターで十分ではないだろうか。平日の朝は、解説はいいが、評論まで聞きたいと思う人がそれほどいないと思う。
●土曜日の朝はゆっくり見られるので、平日とは逆にかなり専門的な知識を持ったコメンテーターを出してもらうのがいい。
●いろいろ区分けが多過ぎて、ニュースに深みやアクセントがない。また、“マルわかり3分逆流解説”は、少しひねり過ぎではないかと思う。もう少しストレートでもいい。
●「やじうま」「スーパーモーニング」「スクランブル」と時間は、ずれながらも三つ続く。この三番組をどういうふうに色分けするかが大事。「やじうま」と「スーパーモーニング」の区別がつかない人も多い。もう少し明確な色分けが必要。
●テレビ朝日の朝一番の番組として、ニュース番組として捉えて、一つの方法としてはハードな硬いニュース番組にするという手もあるのではないかと思う。朝から芸能ニュースはいらないと思うし、他局でも同じものを放送しているので、テレビ朝日がどう色分けするのかはとても重大な問題。

<局側見解>
●スタートして4ヶ月、視聴率的には非常に苦しい状態。視聴者ターゲットの問題や、朝の雰囲気などを考えて新聞中心のところを少し幅を広げてというコンセプトからスタートしたが、現実問題としては恥ずかしい状況になっている。流れ、コンセプトも含めもう一度考えてしっかりした番組にしていきたい。
●ニュース、スポーツ、エンターテインメント、すべて情報だと思っている。それらの一つ一つをできるだけコンパクトにわかりやすく伝えたいというのが出発点だった。そこがまだ十分に至らない点はご指摘いただいたとおりで、一番の問題は信頼感を積み上げていかなければならない。朝出かける前に少しでも得したなと思っていただける番組にしていければと考えている。
●ニュース、スポーツ、エンターテインメント、すべて情報だと思っている。それらの一つ一つをできるだけコンパクトにわかりやすく伝えたいというのが出発点だった。そこがまだ十分に至らない点はご指摘いただいたとおりで、一番の問題は信頼感を積み上げていかなければならない。朝出かける前に少しでも得したなと思っていただける番組にしていければと考えている。

<その他>
社長からの報告
●業績は第3四半期の売上が確定した。スポット収入が予算を超える実績となった。
●2010年1年間の視聴率は3位だった。ただし、深夜帯のプライム2は6年連続トップ。年末年始の視聴率は、年末の最終週はゴールデン、プライムともにトップで、開局以来の記録。また正月三が日は3年連続ゴールデン、プライムがトップだった。
社長からの報告
●業績は第3四半期の売上が確定した。スポット収入が予算を超える実績となった。
●2010年1年間の視聴率は3位だった。ただし、深夜帯のプライム2は6年連続トップ。年末年始の視聴率は、年末の最終週はゴールデン、プライムともにトップで、開局以来の記録。また正月三が日は3年連続ゴールデン、プライムがトップだった。
以上