放送番組審議会
第472回 7月開催・「放送番組全般」について
今月の放送番組審議会の概要:第472回(7月開催・「放送番組全般」について)
第472回 放送番組審議会報告 2006年7月14日(金) 開催

■出席者
桂 敬一 委員長
石坂 啓 副委員長
菅谷 実 委員
黒鉄 ヒロシ 委員
関川 夏央 委員
見城 徹 委員
大島 ミチル 委員
堀田 力 委員
内館 牧子 委員
越村 佳代子 委員
石坂 啓 副委員長
菅谷 実 委員
黒鉄 ヒロシ 委員
関川 夏央 委員
見城 徹 委員
大島 ミチル 委員
堀田 力 委員
内館 牧子 委員
越村 佳代子 委員
■課題番組 「放送番組全般」について
☆バラエティー番組は人間の深層心理をよくつかんでいて視聴率的にも健闘!
☆制作者は何を言われようが、「ここから先は断固として譲れない」という志をしっかり持って欲しい。
☆ワイドショーは、もう少し見せ方を工夫できないか。
☆最近、メディアはニュースの本質的な部分を伝えていないのではないか。
☆制作者は何を言われようが、「ここから先は断固として譲れない」という志をしっかり持って欲しい。
☆ワイドショーは、もう少し見せ方を工夫できないか。
☆最近、メディアはニュースの本質的な部分を伝えていないのではないか。
< 各委員発言要旨 >

●北朝鮮ミサイル発射報道は浮き足立っていたのではないか。危機感をあおるような報道は視聴率は取れるかもしれないが、あとになって取り返しがつかないところまで進むのではないか?メディアが相当注意して扱うべき。
●畠山鈴香容疑者の事件でも、容疑者はテレビの力を利用して主導権を握ってしまうなど、メディアが自覚しないところで末端の人々に様々な影響を与えている。
●深夜の「ザ・フロッグマンショー」は現場の若手が深夜に冒険していてとても面白い。
●「旅の香り」がとてもよい。場面が多彩でよく考えて作られており熟年層がじっくり楽しめる。特に氷川きよしの存在は番組の人気を支えている。
●07年に向け、熟年層が見るに耐えるような上質なものを提供して欲しい。
●テレビ朝日のバラエティーは人間の深層心理をよくつかんでいて視聴率的にも健闘している。
●朝のワイドショーは、もう少し見せ方を工夫できないか。「TVタックル」はよいお手本だ。
●日本の劣化がこれ程進んだ時代はない。バラエティーのお笑いは、度を超えている。これからのテレビは情報をどんどん増やして、考えるきっかけを提供すべきだ。
●視聴者の意見を番組はどこまで聞くべきか。制作者は何を言われようが、「ここから先は断固として譲れない」という志をしっかり持つことだ。
●「報道ステーション」は他局ではやらない角度で切り取っている。ちょっとやりすぎくらいを期待している。それがジャーナリスティックな切り口だ。
●テレビ朝日のドラマに出たいという俳優が増えてきた。これはテレビ朝日が制作力をつけてきた証拠。
●民放のテレビ局には自局の演出家が少ない。自社の演出家をもっと育てて欲しい。この局に行ったらこのスタッフという安心感の持てるチームがあって欲しい。
●すぐれた才能の記者を育てるためのマニュアルは無い。優秀な記者について“見よう見まね”で職人的なセンスを磨くしかない。ニュースを深めるのは人づくり。
●メディア全体の題材の取り上げ方、切り口が、壮年男性の目からに偏っている。ニュースの幅を広げるには高齢者・専業主婦・子供など、様々な視点を持ったスタッフを入れていくことが必要。
●ニュース番組は政治家の圧力を排することが大事。テレビ朝日はその姿勢を貫いているのはよい。
●小泉総理のプレスリー博物館での報道、早大の松本教授の報道などでは、現象面だけをとらえて、メディアは本質的な部分を伝えていないのではないか。しかし、天皇陛下のアジア外交の記者会見については「報道ステーション」は、新聞でも伝えていないことをよく伝えた。
●金曜ナイトドラマ「てるてるあした」はとても良かった。ファンタジックな設定の中に教育とは何かなどリアルな展開で好感が持てる。難しい時間帯の中でも強い訴求力があり、勇気づけられた。
●畠山鈴香容疑者の事件でも、容疑者はテレビの力を利用して主導権を握ってしまうなど、メディアが自覚しないところで末端の人々に様々な影響を与えている。
●深夜の「ザ・フロッグマンショー」は現場の若手が深夜に冒険していてとても面白い。
●「旅の香り」がとてもよい。場面が多彩でよく考えて作られており熟年層がじっくり楽しめる。特に氷川きよしの存在は番組の人気を支えている。
●07年に向け、熟年層が見るに耐えるような上質なものを提供して欲しい。
●テレビ朝日のバラエティーは人間の深層心理をよくつかんでいて視聴率的にも健闘している。
●朝のワイドショーは、もう少し見せ方を工夫できないか。「TVタックル」はよいお手本だ。
●日本の劣化がこれ程進んだ時代はない。バラエティーのお笑いは、度を超えている。これからのテレビは情報をどんどん増やして、考えるきっかけを提供すべきだ。
●視聴者の意見を番組はどこまで聞くべきか。制作者は何を言われようが、「ここから先は断固として譲れない」という志をしっかり持つことだ。
●「報道ステーション」は他局ではやらない角度で切り取っている。ちょっとやりすぎくらいを期待している。それがジャーナリスティックな切り口だ。
●テレビ朝日のドラマに出たいという俳優が増えてきた。これはテレビ朝日が制作力をつけてきた証拠。
●民放のテレビ局には自局の演出家が少ない。自社の演出家をもっと育てて欲しい。この局に行ったらこのスタッフという安心感の持てるチームがあって欲しい。
●すぐれた才能の記者を育てるためのマニュアルは無い。優秀な記者について“見よう見まね”で職人的なセンスを磨くしかない。ニュースを深めるのは人づくり。
●メディア全体の題材の取り上げ方、切り口が、壮年男性の目からに偏っている。ニュースの幅を広げるには高齢者・専業主婦・子供など、様々な視点を持ったスタッフを入れていくことが必要。
●ニュース番組は政治家の圧力を排することが大事。テレビ朝日はその姿勢を貫いているのはよい。
●小泉総理のプレスリー博物館での報道、早大の松本教授の報道などでは、現象面だけをとらえて、メディアは本質的な部分を伝えていないのではないか。しかし、天皇陛下のアジア外交の記者会見については「報道ステーション」は、新聞でも伝えていないことをよく伝えた。
●金曜ナイトドラマ「てるてるあした」はとても良かった。ファンタジックな設定の中に教育とは何かなどリアルな展開で好感が持てる。難しい時間帯の中でも強い訴求力があり、勇気づけられた。
< 局側見解 >

●他局との競争だけではなく、テレビの面白さを自信を持って出していきたい。
●それぞれの番組がポリシーを持って、ブレない考え方を持って番組制作をしていきたい。
●自局のディレクターが着実に育ちつつある。流れを止めないで、よい番組を作っていきたい。
●目前の現象にとらわれず、本質をしっかり伝えていく努力をしてきた。今後も全体の状況を見ながら冷静な目を失わずニュースを伝えていきたい。
●それぞれの番組がポリシーを持って、ブレない考え方を持って番組制作をしていきたい。
●自局のディレクターが着実に育ちつつある。流れを止めないで、よい番組を作っていきたい。
●目前の現象にとらわれず、本質をしっかり伝えていく努力をしてきた。今後も全体の状況を見ながら冷静な目を失わずニュースを伝えていきたい。
以上