放送番組審議会
tv asahi「放送番組審議会」からのお知らせ
PROGRESS賞 |
■第15回 PROGRESS賞 第15回PROGRESS賞の最優秀賞、優秀賞、および奨励賞が下記の通り、10月22日 ○最優秀賞 |
「刻みはじめた学びの時計 ~夜間中学生1000日間の記録~」 |
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制作 琉球朝日放送 |
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放送日 2008年6月21日 |
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(番組内容) 4年前の春、沖縄に長年待ち望まれていた「夜間中学」が誕生した。戦中・戦後の混乱期に義務教育を終えることの出来なかった人々の学びの場である。勉学に励んでいるのは平均年齢70歳のお年寄り達。今から就職をする訳でも、何か資格を取りたいわけでもない。そこには、読み書きも出来ず、何十年と負い目を感じながら生きてきた人たちの、学ぶことへの溢れる思いがあった。番組では、夜間中学生と、それを支えた教師陣の3年間、沖縄県の背景、そしてこの3年間の行政の動きを紹介しながら、「学ぶ」ことの意味を問いかける。 |
○優秀賞 |
メ~テレドキュメント「責任の所在 ~耐震偽装事件で行政に初の判決」 |
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制作 名古屋テレビ放送 |
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放送日 2009年3月27日 |
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(番組内容) 2月24日、耐震強度偽装を見逃した愛知県に対する責任を認めた判決が出た。耐震強度偽装事件では、民間の検査機関は国土交通省の処分を受けたが、自治体で担当者の処分を行ったところはない。行政に対する判決は初めてだ。しかし、愛知県は「責任は無い」と控訴することを決めた。裁判で県の過失を訴えてきた愛知県半田市のセンターワンホテルの中川社長は、勝訴の喜びを隠せない。裁判を通して浮かび上がった愛知県の過失の実態を描くとともに、裁判とホテル経営を両肩にのせ奮闘する社長の姿を追う。 |
○奨励賞 |
広島ホームテレビ報道特別番組「パリ・ヒロシマ1958 ~女優が撮った復興、50年目の再会」 |
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制作 広島ホームテレビ |
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放送日 2008年12月27日 |
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(番組内容) 2008年11月5日「ヒロシマ・モナムール」に主演したエマニュエル・リヴァ(81)さんが50年ぶりに広島を訪れた。リヴァさんは原爆の悲劇を描いた映画、「ヒロシマ・モナムール」のロケで1958年に広島の地を踏んでいる。彼女の目に映ったのは原爆投下から13年を経て復興を遂げつつあったヒロシマの姿だった。貧しくも力強く生きる人々の姿や、明るく無邪気な子どもたち…。今回、放送に際して、広島を訪れたリヴァさんに密着、リヴァさんが撮影した子供(当時)との感動の再会や、50年ぶりのヒロシマの印象などを追加取材、被爆から13年後のヒロシマと現在を結んでリヴァさんが心の内に抱えた「ヒロシマ」に迫る。 |
○奨励賞 |
テレメンタリー2009「ソックモンキーは負けない ~ある授産施設の挑戦~」 |
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制作 秋田朝日放送 |
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放送日 2009年1月11日 |
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(番組内容) 障害をもつ人の自立を支援するはずの法律が、福祉現場に混乱をもたらしている。県庁OBの川村昭二さん(79)が私財を投じて開設した小さな授産施設にも障害者自立支援法が暗い影を落とし始めた。収入が激減したのだ。2年前に亡くなった長女が立ち上げた、靴下を利用したソックモンキーという人形作りに人生の後半を賭けている。緑光苑という秋田市郊外にある障害者授産施設を舞台に、川村さんの奮闘振りと、ソックモンキー作りにいそしむ障害者、そして亡くなった長女の生前のインタビューを交えながら、障害者自立支援法の重圧に負けない前向きな日常を描く、地方の福祉現場からの報告。 |