放送番組審議会

tv asahi「放送番組審議会」からのお知らせ

第77回テレビ朝日系列24社放送番組審議会委員代表者会議についての報告

テレビ朝日系列では10月22日(木)に、「第77回系列24社放送番組審議会委員代表者会議」を開催しました(於 松山)。この会議は系列各社の番組審議会の委員代表者と事務局長および制作責任者らが、さまざまなテーマで討議するものです。制作責任者として、テレビ朝日からは社長のほかに編成制作、報道、スポーツ、コンテンツ担当責任者、朝日放送からは、編成担当責任者が出席しました。
「第15回 PROGRESS賞」(系列番組審議会賞)の決定、表彰式に続いて審議がおこなわれました。テーマは「放送番組全般」について。

ご意見、提言、質問の内容は、◇テレビ番組の質の劣化が急速に進んでいる。内容が同じ、出演者が同じで代わり映えしない。◇テレビは優れた映像メディア。手間隙かけ撮影した映像を放送してほしい。◇選挙報道で当確の速さを競う必然性はあるのか。◇報道番組がワイドショー化している。政治番組はショーのようになっている。◇真に笑えるバラエティ番組を期待したい。◇サスペンスドラマが増えており、良質のホームドラマが少なくなってきた。◇放送通信行政にかかわる独立行政委員会は、放送・報道の自由が最大限確保されるものでなければならない。◇地デジが定着していないのは、新しい技術を生かしきっていないからではないか。◇通販番組の位置づけや問題点について。など多岐にわたりました。
これに対しては、それぞれの局側制作責任者が見解を述べ、4時間にわたり活発な意見交換が行われました。

この会議で討議されたことは、今後それぞれの制作現場に反映されていきます。