放送番組審議会

tv asahi「放送番組審議会」からのお知らせ

第74回系列24社放送番組審議会委員代表者会議の報告

テレビ朝日系列では、去る6月5日(木)に東京で、「第74回 系列24社放送番組審議会委員代表者会議」を開催いたしました。この会議は系列各社の番組審議会の委員代表者と制作責任者が一堂に会し、毎回さまざまなテーマで討議するものです。

今回話し合われたテーマは、(1)「テレビ離れについて」(2)「これからの地球環境問題への取り組みについて」の2点で、熱心な意見交換がおこなわれました。

(1)については、◇テレビ離れの外的要因は、家族形態や生活スタイルの変化、さらにはインターネットの普及によるメディア環境が様変わりしてしまったからでは。今は自らの意思で検索をし、接触できる時代になった。このことをテレビ放送業界は深く認識をする必要がある。◇メディア環境が変化しても、テレビでなければ果たせない役割が厳然としてある。それはやはりジャーナリズム性と、テレビの持つ公共的な使命ではないか。それをとことん追求して欲しい。◇速報性と映像力に基づく事実と真実は、テレビにしか出来ない力だ。このテレビの持つ特性が視聴者の信頼を生み出すことになる。◇テレビ業界も金太郎飴になっていないか。それぞれの局の独自性を持たせ、個性、専門性を出した番組づくり、各局ごとの棲み分けを図ることが大事ではないか。◇団塊世代、在宅高齢者が楽しめる番組、時代を反映したドラマや報道番組をお願いしたい。そのためのマーケットリサーチを進めてほしい。◇今後はクロスメディアも意識した番組づくりを。

(2)については、◇単に地球が危ないという危うさを誇張して危機感だけを煽るのではなく、問題の本質をよく人々に知らしめるようにして欲しい。◇キー局とローカル局が連携して環境問題の番組をつくってほしい。グローバルな視点と国内、そして地域に根ざす視点、そういったものをクロスさせて番組を掘り下げてほしい。◇テレビ業界が地球環境問題に果たす役割は非常に大きい。この問題をいろいろな形で取り上げることによって、テレビ離れに歯止めをかけるチャンスになるのでは。

など、熱心な話し合いが3時間にわたって行われました。
この会議で討議されたことが、より良い番組づくりをめざして、制作現場にも反映されていきます。