放送番組審議会

tv asahi「放送番組審議会」からのお知らせ

第68回 系列24社放送番組審議会委員代表者会議についての報告

テレビ朝日系列では去る6月2日、テレビ朝日 特別会議室で「第68回系列24社放送番組審議会委員代表者会議」を開催、系列各社の番組審議会の委員代表者が一堂に会し熱心な討議が行われました。

この度話し合われたテーマは「青少年に対する放送の責任について」「有事法制・人権擁護法制などと放送の自由ついて」の2項目です。

各委員から「青少年に対する放送の責任について」◇推薦番組は家族向けがほとんど。子ども向け番組を積極的に制作して欲しい。◇地域の実態にあわせた地元系列局の取り組みが大切。◇バラエティやドラマより、残酷な事件のニュース報道の影響が心配だ。◇テレビ朝日が先鞭をつけた「出前授業」の定着を!
「有事法制・人権擁護法制などと放送の自由について」◇有事の緊急性、有事法制の全体像が見えてこない。絶えず注意を!◇放送業界だけの問題だけにとどまっている。市民にも分かりやすく説明して欲しい。◇放送局が毅然とした態度をとれるかが問われている。◇大事故による負傷者の氏名の公表など病院によって個人情報保護法の解釈がまちまちで初動が遅れたのは問題。などのご意見をいただき、それぞれの担当者が局側の見解を述べ、約3時間にわたり活発な意見交換が行われました。

この会議で討議されたことは今後のより良い番組作りのために、それぞれの制作現場に反映されて行きます。