テレビ朝日系列では、去る６月３日にグランドハイアット東京で「第６６回系列２４社放送番組審議会委員代表者会議」を開催、系列各社の番組審議会の委員代表者が一堂に会し熱心な討議が行われました。この度話し合われたテーマは、４月にスタートしたばかりの新番組「報道ステーション」と「放送倫理」についての２項目です。
各委員から「報道ステーション」◇もう少し新鮮味がほしい。◇回を追うごとに聞きやすく、分かりやすくなっている。これからに期待。◇ニュースをいかに厚くするかが課題。◇通俗的正義感・共同体的心情でものを言うのは危険。「放送倫理」◇局の自主的な倫理基準を大切にすべき。◇信頼されるメディアを目指し、常に局自身で検証することが重要。◇倫理を重んじるばかりにメディアの持つ活力が失われる危険性がある。などのご意見をいただき、それぞれの制作責任者が局側の見解を述べ、約３時間にわたり活発な意見交換が行われました。
この会議で討議されたことは今後のより良い番組作りのために、それぞれの制作現場に反映されて行きます。