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社長定例会見

吉田慎一社長 社長会見(4月28日)要旨

2015年4月30日
※最新の視聴率状況について
吉田社長:全日・ゴールデン・プライム・プライム2は2位というのが今の状況だ。4月の新番組では木曜の「アイムホーム」が初回で非常に好調な滑り出しで4月クール民放連続ドラマ1位で推移している。その他、新バラエティでは「お坊さんバラエティ ぶっちゃけ寺」、「しくじり先生 俺みたいになるな!!」、土曜の「池上彰のニュースそうだったのか!!」、日曜の「くりぃむしちゅーのハナタカ!優越館」が二桁発進してひとまずホッとしているところだ。その結果、ゴールデンは前年よりも1.1ポイント、プライムは0.5ポイント上回って推移しており今後に期待を持てるスタートだ。
平城常務:最新の視聴率状況を報告する。4月クールだが、現在全日が6.9%の2位、ゴールデンが11.1%の2位、プライムが11.2%の2位、プライム2が6.9%の2位となっている。続いて年間視聴率の状況だが、現在、全日が7.2%の2位、ゴールデン11.5%の2位、プライムが11.8%の2位、プライム2が7.3%の2位でこちらも全区分2位という状況だ。ゴールデンは前年より0.2ポイント上回って推移している。4月の新番組の状況を簡単に説明すると、木曜ドラマはテレビ朝日で初めて主演していただいた木村拓哉さんと上戸彩さんはじめ、豪華キャストの「アイムホーム」が初回16.7%、2回平均15.5%と民放連続ドラマトップの好結果で推移している。バラエティも「ぶっちゃけ寺」が平均10.1%、「しくじり先生」が平均で12.0%、「くりぃむしちゅーのハナタカ!優越館」が平均で10.5%、「池上彰のニュースそうだったのか!!」が初回11.6%と、各局今、バラエティの新番組が厳しい中すべて二桁と、バラエティとしては上々のスタートを切ったと思っている。深夜のバラエティでは、例えば今回「ぶっちゃけ寺」と「しくじり先生」が24時台からわずか半年でゴールデンに昇格したが、ネオバラ2の新しいバラエティでは水曜日の「女の体当たりサーチ番組 なぜ?そこ?」、これが4回平均6.0%。マツコ・デラックスさんの「夜の巷を徘徊する」が4回平均7.1%とこの2番組が非常にいいスタートを切ったと思っている。今後の新番組の予定だが、今週の木曜日に「木曜ミステリー」の新しい作品「京都人情捜査ファイル」がスタートする。連休明けの5月10日から「関ジャム 完全燃SHOW」という新番組がスタートする。スポーツ番組は、6月11日(木)に「サッカー・キリンチャレンジカップ 日本×イラク」が日産スタジアムで19時キックオフ予定。その他、「第115回 全米オープンゴルフ」が6月19日(金)から22日(月)、「世界水泳 ロシア・カザン2015」が7月25日開幕となっている。また、スペシャルドラマでは5月10日(日)に反町隆史さん主演の「迷宮捜査」、5月17日(日)に上川隆也さん主演の「遺留捜査」などが予定されている。
※営業状況について
吉田社長:3月のセールス実績について。タイムが前年比87.2%、スポットが92.9%、トータルで90.6%となった。タイムは昨年度、55周年記念特番の二夜連続ドラマ「宮本武蔵」があったのに対し、今年は大型単発がなかったために前年水準には届かなかった。スポットも昨年度「消費税の駆け込み需要」を取り込み単月過去最高売り上げを達成したその反動が今年大きく、前年水準には届かなかった。続いて4月のセールス状況。タイムが前年比106%+α、スポットが90%+α、トータルでは97%+αで推移している。タイムは下期に好調だったドラマ枠を中心に、4月の改編レギュラーセールスが今のところ堅調に推移している。更に単発で資生堂の冠提供の「世界フィギュアスケート国別対抗戦2015 presented by SHISEIDO」が売り上げをけん引し前年を大きく上回る見通しだ。一方、スポットは当社が得意としている業種の出稿が減っており、前年水準には達しない見込みだ。5月以降のセールスで巻き返しを図りたいと考えている。その5月のセールス状況だが、タイムが前年比96%+α、スポットが77%+α、トータルでは86%+αで推移している。タイムは大きな特番が無い月なので、しっかりと空き枠のセールスを行い昨年水準以上を目指すということだ。スポットは現時点で東京地区が前年水準まで届かない見込みとなっている。昨年消費増税の影響が落ち着いてきた5月には出稿が多く集まったがその反動もあって飲料・嗜好品・金融・保険・情報・通信等が大きく出稿を減らす情勢だ。市況がこれからどう動いていくのか注視していきたいと思っている。
※放送外収入について
角南常務:サイバーエージェントとの共同出資による2つの新会社についての進捗をご報告申し上げる。ニュース専門チャンネルの社名を「株式会社Abema News(アベマニュース)」と決定した。そしてこの「アベマニュース」と同時に、多チャンネル動画配信プラットフォーム運営会社の「Abema TV(アベマティーヴィー)」も4月16日に正式に登記手続きが完了し会社として設立した。「株式会社AbemaTV(アベマティーヴィー)」は様々なジャンルの専門動画チャンネルからコンテンツ提供を受ける動画配信プラットフォーム事業を運営する会社である。スマートフォンやタブレット端末といったスマートデバイス向けネイティブアプリをこの動画配信プラットフォーム上に展開してサブスクリプション型動画配信サービスの開発・運営を行う。お陰様で発表以降、弊社やサイバーエージェント側にも想像していた以上の数のお問い合わせやお声掛けをコンテンツホルダーの皆様から頂戴している。現段階で発表は致しかねるが今後も両社でプラットフォーム構想を鋭意進めていきたいと思っている。次にイベント事業。ポール・マッカートニー「アウト・ゼアー ジャパン・ツアー2015」、本日武道館でファイナルとなる。すでにニュースになっているが、元ザ・ビートルズのポール・マッカートニーさんの再来日公演。昨年5月の公演が来日後の体調不良で急きょ全公演中止となり、各方面にご迷惑をおかけした。今回は無事来日され、大阪・京セラドーム、東京ドームでの3公演を終えている。ツアーの締めくくりに、今晩(28日)、1966年のザ・ビートルズ来日以来、およそ半世紀ぶりに、日本武道館のステージに立つ予定だ。各会場とも満員御礼で、若い世代の方も大変多く、また、ポールさんも御年72歳とは思えないほどパワフルなステージだった。各メディアでも大きく取り上げて頂いた。このほか、来月の主なイベントをいくつかご紹介する。まず、舞台女優としての黒柳徹子さんのライフワークである海外コメディ・シリーズの第29弾を、来月16日から23日まで、当社のEXシアター六本木で開催する。今回は著名な劇作家・ニール・サイモンの傑作といわれる喜劇「ルーマーズ」。1回のステージで700回以上爆笑が起きるとまでいわれる、軽妙で愉快な会話劇だ。徹子さんも大好きな作品で1990年、2006年、2012年と過去3回にわたって上演している。次に、今年で3回目になる当社企画による大型野外ロックフェスティバル、「メトロック」、正式名称は、「TOKYO METROPOLITAN ROCK FESTIVAL 2015」だが、いよいよ来月5月23日(土)・24(日)の2日間、新木場の若洲公園で開催される。当社らしい大規模なJ−POPのフェスとして、すでに多くの方に支持して頂いており、おかげさまで、一般発売と同時に今年も3万2000人分を即日完売した。サカナクション、Perfume、エレファントカシマシ、キュウソネコカミなど、ベテランから新進気鋭の人気バンドまで2日間で32組のアーティストが、3つのステージに分かれて出演する。続いて出版事業。レギュラー番組「林修の今でしょ!講座」の書籍が4月2日に発売となった。タイトルは、『林修の今でしょ!講座 11人のスーパードクターから学んだ「身近な病気のヒミツ」』。発行はKADOKAWAで、定価は税抜1,300円となる。最後にテレビ朝日のマスコットキャラクター「ゴーちゃん。」だが、5月5日が誕生日ということで、今年もゴールデンウィークにテレビ朝日アトリウムにて、バースデーイベント「ゴーちゃん。GOGO!PARTY」を開催する。今年で4回目となる。開催期間は5月4日、5日の2日間で、5日の誕生日当日には、サンリオの人気キャラクターの「マイメロディ」がお祝いに駆けつけてくれるなど、イベントを盛り上げる。このイベントに合わせ、Tシャツなどマイメロディとのコラボ商品も開発中だ。
平城常務:出資映画についてご説明申し上げる。アニメの公開中の2作品がとても好調となっている。まず「映画クレヨンしんちゃん オラの引越し物語〜サボテン〜大襲撃〜」だが、4月18日の公開で、20年ぶりのヒットとなった歴代3位の昨年公開の前作を上回るペースとなっている。現在、昨日まで動員が65万1694人、興行収入が7億6827万となっており、前作対比で116.6%と20年前の作品を超える歴代最高も期待できる数字となっている。それから映画ドラえもんがそろそろ終了となるが、こちらも大ヒットとなった。「映画ドラえもん のび太の宇宙英雄記」が、昨年の「新・のび太の大魔境」、それから2012年の歴代3位になった「のび太と奇跡の島」、これらを超える歴代2位が確定した。
現在のところ、動員が337万2000人、興行収入37億7673万円とすばらしいヒットとなっている。
※「報道ステーション」に関して改めて社長から説明をして欲しい
吉田社長:3月27日 の「報道ステーション」の件では、古賀茂明氏が突然、当該ニュースと関係のない、自身の出演についての発言をされたことで混乱が生じたのはご存じの通りだ。番組中には、生放送における精一杯の対応をしたが、番組進行上不適切な事態に至ったことについては深く反省している。突然の発言だったとはいえ、こうした混乱を防げなかった結果責任は当社にあり、視聴者の皆様を始め放送で結果的に名前が出てしまった皆様にこの場を借りて改めてお詫び申し上げる。当社は事態発生直後から、常設の機関である「放送と倫理等に関する対策会議」でこの件を調査してきたので、現段階でのまとめをご報告させていただく。まず当日の状況についてご説明申し上げる。当日3月27日は、通常と同様に番組スタッフがコメント内容の打合せを行った。古賀氏が話すとしていたコメントの概要については、スタッフが聞き書きし、放送前に番組幹部らが確認した。当然ながらニュースに関係のない内容は含まれておらず、また打合せの場で、ニュースに関係のないコメントをすると予告するような発言もなかった。放送では中東情勢のニュースのVTRを終えた後、古舘キャスターの質問に対し、古賀氏が突然ニュースと関係のないコメント、すなわち「自身の出演が当社早河会長ほかの意向で今日が最後である、また官房長官ほか官邸からのバッシングがあった」などのコメントを口にした。これに対して古舘キャスターは「承服できない」など、抗議の意思表示をした。報道局長と番組幹部が対応を協議し、番組幹部がコマーシャル中にスタジオに入り「いきなりあんなことを言うのはフェアでない」と古賀氏に強く訴えた。しかし、古賀氏が「打合せで言っていないことは言うなと言われた、と放送で言いますよ」などと答えているうちにコマーシャルタイムは終了した。なお、この時点で古賀氏の出演を打ち切り、スタジオからの退出を要請することも検討されたが、番組のさらなる混乱が予想されたことから、退出要請には至らなかった。その後ご存じのように、同放送で古賀氏の2度目のコメントでも不適切な表現があったため、番組の最後に古舘キャスターが「古賀氏と自分とのトークの中でニュースとは直接関係のない話が出た。私としては一部に承服できない点もあった」という趣旨のコメントをした。放送終了後、報道局長と番組幹部が古賀氏に対し、「ニュースと関係のないコメントを予告もなしにするのは、コメンテーターの役割を無視したルール違反だ」「番組を私物化している」「視聴者にはわからない」などと強く抗議した。週が明けて3月30日(月)の放送では菅官房長官の記者会見を取り上げ、古賀氏の見解について「全く事実無根で…まさに公共の電波を使った報道として極めて不適切」と見解を否定する発言を紹介すると共に、今回の事態を防げなかったことについて視聴者にお詫び申し上げた。更に、3月31日の定例会見では、早河会長が「番組進行上あのような事態に至ったことについて反省していて…結果として名前が出てきた方々にはお詫びをしなければという心境だ」と話した。なお、政治的圧力については、この会見で早河会長が、会長自身にもまた社長の私にも、報道局長にも「圧力めいたことは一切ない」と明言した通りだ。当社の番組内容、出演者の選定および社内人事については外部の圧力といったものはなく、当社が独自に判断して決めたものだ。その後、今月24日の当社放送番組審議会が開かれ、この問題を課題として取り上げた。委員の皆様からは「極めて不適切な放送だった」「なぜあのような事態に至ったのか」などの厳しいご意見が相次ぎ、私どもの方から経緯などを説明した。また、その後の自民党の調査会への出席要請や、それに応じた当社へのご批判もあった。その上で、今後も隙のない番組作りに努め、視聴者の皆様へ向けて放送の中で答を出していくよう、強く求めるご意見も頂戴した。当社は、今回の事態の原因について、ゲストコメンテーターとの意思疎通の不足、あるいは信頼関係の構築が不十分だったことなどによるものと捉え、再発防止策をまとめた。それでは再発防止策の内容や当社としての対応をご説明申し上げる。再発防止策は大きく分けて3点ある。まず第一に、仮称だが、報道局内にコメンテーター室を新設する。ここでは、コメンテーターと番組スタッフとの意思疎通の強化を担い、幅広い分野での多数の有識者とのネットワークを構築する。各番組に対しては、そのネットワークを活かす形で、必要に応じて人選や出演の助言を行う。次に二番目だが、コメンテーター室の活用の方法だ。当社ではコメンテーターの発言などについて視聴者の皆様から電話やメールでいただいたご意見をとりまとめた社内システムである「おぴれこ」がある。また、報道情報番組のOBが生番組を視聴して論評を記す「生番組モニター」という仕組みもある。コメンテーター室としてはこの二つを従来以上に活用するなどして番組側へのフィードバックを徹底してもらう。そして複眼的な視点から適宜助言して欲しいと考えている。さらに3点目として、ゲストコメンテーターに出演を依頼する際は、番組内容を丁寧に説明して趣旨を十分にご理解いただくことはもちろんだが、番組プロデューサーや担当者は日常的にゲストコメンテーターと接触して信頼関係の強化に努め、番組全体の構成あるいはコメントの項目等について丁寧に説明することを徹底したいと考えている。また今申し上げたように、番組の進行上不適切な放送になってしまったことについて、次の通り、社内処分を決定した。報道局ニュースセンター「報道ステーション」担当部長ほか2人を、昨日4月27日付で「戒告」とした。さらに、取締役の報酬の自主返上として、篠塚取締役報道局長は「役員報酬1カ月10%」、早河会長兼CEOは「役員報酬1カ月10%」、私も「役員報酬1カ月10%」、それぞれ返上することを決めた。取締役は、社員の賞罰規程の対象外なので、報酬返上という形となる。当社は今回の事態を受けて、生放送中に起こりうる様々な不測の事態について、そのリスクをなるべく小さくし、発生を未然に防ぎ、万が一発生した場合には、速やかに対応できるよう、番組責任者に対し改めて徹底することとした。また、生番組の放送中に不適切な事案や不体裁が発生した場合、番組プロデューサーやデスクの責任で、一義的にはその番組放送内で速やかにお詫びをすることなど必要な対応策を講じ、その後についても当該番組の放送機会を通じて、必要な是正措置を執ることについても再確認したいと考える。

以上

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