HOME > 会社情報 > 社長定例会見

社長定例会見

吉田慎一社長 社長会見(6月30日)要旨

2015年7月1日
※最新の視聴率状況について
吉田社長:4月クールがちょうど終わったのでその結果について簡単に説明させていただく。全区分2位だが、1位とは差のある2位。これからアクセルを踏んで行かなければならない数字だと思っている。とは言っても、「2018FIFAワールドカップロシア アジア2次予選 日本×シンガポール」の結果や木曜ドラマ「アイムホーム」、その他「林修の今でしょ!講座」などの健闘もあり、昨年に比べてゴールデンで0.4ポイント(上昇)、プライムも昨年レベルを維持できたということで、今後につながるクールであったと総括している。7月以降は「テレビ朝日・六本木ヒルズ 夏祭り SUMMER STATION」に連動する形で、さらに視聴率アップを目指していきたいと思っている。
平城常務:年間の視聴率状況から。まず全日7.0%・ゴールデン11.1%・プライム11.4%、プライム2が7.0%と全区分2位という状況だ。具体的な番組では、スポーツでは1月のサッカーの「AFCアジアカップ」、4月の「世界フィギュアスケート国別対抗戦2015」、6月の「2018FIFAワールドカップ アジア地区2次予選」、ドラマでは1月クールの「相棒 season13」、「DOCTORS3 最強の名医」、4月クールでは「アイムホーム」、報道番組で1月クールの「報道ステーション」、バラエティでは1月クールの「ここがポイント!!池上彰解説塾」、上半期通じて「くりぃむクイズ ミラクル9」、1月クールの「クイズプレゼンバラエティー Qさま!!」、4月クールの「林修の今でしょ!講座」等々が健闘している。続いて4月クール。全日6.7%・ゴールデン10.6%・プライム10.8%・プライム2が6.7%とすべての区分で2位という状況となっている。続いて、個別の番組の状況を。4月クールの連続ドラマは木曜ドラマの「アイムホーム」が終了し、平均が14.8%で最終回では19.0%。この19.0%は、2015年にプライム帯で放送されたすべてのドラマで3番目の高さ。ちなみに1位と2位は「相棒 season13」となっている。3月と2月に放送した「相棒」だ。これに続く3番目の高さ19.0%で最終回を迎え、他局でまだ終わってないものがあるので4月クールの連続ドラマで現在のところトップの14.8%で終了している。それ以外では明日最終回を迎える「警視庁捜査一課9係」。これが最近は13%台で推移しているが、現在のところ平均11.9%。4月クールの民放連続ドラマで第5位となる成績で、この2作品がドラマとしては好調だった。続いてバラエティ。プライム帯の4月改編のバラエティの新番組について説明申し上げる。通常、バラエティは立ち上がりが厳しいと言われている中、当社は4月に4つの番組を立ち上げたが、順調に推移していると思われる。まず月曜19時「お坊さんバラエティ ぶっちゃけ寺」。初回が11.1%で好スタートを切り、現在平均は9.7%だが、4月に始まったプライム帯の全局の新バラエティ番組15番組の中で第3位という結果となっている。「しくじり先生 俺みたいになるな!!」は現在のところ平均が10.7%。初回が同時間帯トップの12.8%と好スタートを切り、現在平均が10.7%で4月にスタートしたすべてのバラエティ番組で第2位という状況となっている。ちなみに「しくじり先生」は平成26年度の「放送文化基金賞」の『テレビエンターテインメント番組最優秀賞』も受賞した。リニューアルという形だが「池上彰のニュースそうだったのか!!」が平均11.3%で4月にスタートしたすべてのバラエティ番組で、今、トップで推移している。日曜19時の「くりぃむしちゅーのハナタカ!優越館」だが、現在9.1%で全15番組中6位という状況で推移している。それ以外にスポーツの単発番組で好結果だった番組を紹介する。サッカーの「ワールドカップアジア地区2次予選 日本×シンガポール」は22.0%だった。その前の週に行われた「サッカー・キリンチャレンジカップ2015 日本×イラク」も15.8%と好結果を出してくれた。アザータイムのレギュラー番組だが、「人生の楽園」が4月クール平均で今までの4月クールの歴代最高を0.9ポイント上回る平均11.3%と非常に安定した数字で推移している。1月から日曜日の午後に枠移動した「報道ステーションSUNDAY」が現在は平均で7.5%。前年の同時間帯平均より0.8ポイントアップという状況となっている。続いて今後の主な放送予定について。7月18日から「夏祭り SUMMER STATION」ということで、昨年好評だった夏祭りをエリア拡大してお送りするが、それに連動して夏の特別編成もこの週末から行う。特に週末に大型スペシャル番組を編成する。まず今週の日曜日、お正月でも恒例の「とんねるずのスポーツ王は俺だ!!2015 夏の決戦スペシャル」をお送りする。来週は香取慎吾さんと綾小路きみまろさんで送る昭和歌謡ときみまろさんの漫談のバラエティスペシャル「まろまろ一笑懸命 4時間スペシャル」をお送りする。次の週は「第144回 全英オープンゴルフ」が始まる。7月16日から19日だ。それから7月17日、18日には「マツダオールスターゲーム2015」も開催される。このような形で週末に大型スペシャル編成をお送りする予定だ。続いて戦後70年の特別番組についても紹介する。8月に「戦後70年ドラマスペシャル 妻と飛んだ特攻兵」、堀北真希さん主演、成宮寛貴さん共演でスペシャルドラマをお送りする。また、8月9日には「ザ・スクープスペシャル 終戦70年特別企画 原爆70年目の“真実”」をお送りする。8月14日には「朝まで生テレビ」を終戦記念日ということで通常より拡大してお送りする。その他、いくつか番組を予定しているが詳細が決まり次第発表させていただく。
※営業状況について
吉田社長:5月の営業売り上げは、タイム前年比100.5%、スポット88.8%でトータル94.0%となった。タイムはレギュラー並びに強化単発の空き枠セールスに努めて、前年水準を上回ることができた。スポットは今年2月以降続いていた市況の冷え込みが影響し、また当社が得意とする業種の出稿が減ったことなどが影響した結果、前年水準には届かないという結果になっている。続いて6月のセールス状況。営業売り上げはタイム前年比81%+α、スポット92%+α、トータル87%+αで推移している。タイムは「全米オープンゴルフ」や「サッカーW杯 アジア地区2次予選」等が売り上げを牽引した。一方で昨年の「サッカー ブラジルワールドカップ」の売り上げが非常に大きかったため、前年水準には届かないという見通しだ。スポットは6月もまだ市況に勢いが戻ってきていない状況で、東京地区も前年割れと見られている。5月に引き続き、当社が強い業種からの出稿が減っているということで、売上も前年水準には届かない見通しだ。7月の営業売り上げは、タイム前年比93%+α、スポット96%+α、トータルで95%+αで推移している。タイムの7月は「全英オープンゴルフ」「マツダオールスター」「世界水泳 ロシア・カザン2015」など多くのスポーツ大型物件がある。これらの物件をしっかり売るということで、前年水準を目指していくということだ。スポットはこの7月は少し市況が動き出してきたと思っており、7月18日から始まる「夏祭り SUMMER STATION」と絡めた提案などの営業活動を目下行っているというところだ。
※放送外収入について
角南常務:まず、フォーマット販売について。「とんねるずのスポーツ王は俺だ!!」がアメリカで放送が決定した。テレビ朝日で2000年から放送している人気スペシャル番組「とんねるずのスポーツ王は俺だ!!」のフォーマットが、アメリカの4大ネットワークの一つFOX Broadcasting Companyにて「BEAT THE CHAMPIONS」というタイトルでプライムタイムに放送されることが決定した。アメリカ東部時間6月30日(火)よる9時から1時間のスペシャル枠で放送される。「とんねるずのスポーツ王は俺だ!!」は、とんねるずの2人が、超一流のスポーツ選手にユニークなスタイルで対決を挑むというものだが、アメリカ版のFOXの「BEAT THE CHAMPIONS」では、人気コメディアンが司会を務め、スポーツ経験のある素人の皆さんが一流アスリートたちに挑むという形式となっている。収録はすでにロサンゼルス郊外の高校を使って終了していて、FOXはホームページなどでも番組宣伝を行っている。日本版の「とんねるずのスポーツ王は俺だ!!」には錦織圭選手やハメス・ロドリゲス氏、そしてタイガー・ウッズ氏など世界的なアスリートたちが続々と出演したが、アメリカ版のゲストも豪華だ。元シカゴ・ブルズのスコッティ・ピッペン氏(バスケットボール)、オリンピック金メダリストのミッシー・フランクリン氏(水泳)、そしてアメリカンフットボールの大スター、ロブ・グロンコウスキー氏の3人が、ユニークなハンディキャップのゲームを楽しんでいるという形だ。テレビ朝日では、スウェーデンの代理店エコー・ライツ社と組んで「とんねるずのスポーツ王は俺だ!!」の国際展開を行ってきた。アメリカに続いてドイツでもこの秋の放送を予定しており、今後アジアやヨーロッパなど世界各国での放送が期待されているところだ。なお、日本版は「とんねるずのスポーツ王は俺だ!!2015夏の決戦スペシャル」として7月5日(日)よる9時からテレビ朝日系列にて放送する。続いて、イベント事業。絶賛上映中の当社が出資しているブロードウェイ・ミュージカルを紹介させて頂く。「シェリー」「恋のヤセがまん」など、美しいファルセットヴォーカルで60年代に全米で爆発的ヒットを飛ばした「フォー・シーズンズ」をモデルに、4人の若者たちの夢と挫折と栄光を描いたミュージカル、「ジャージー・ボーイズ」の日本初公演だ。このミュージカルは、舞台芸術で最も栄誉あるトニー賞作品賞を獲得して今なお世界中でヒットを続けており、去年はクリント・イーストウッド監督による映画版が製作され、日本でもヒットしたばかりだ。80年代ディスコ・ブームで世界的にリバイバル・ヒットした「君の瞳に恋してる」など聞き覚えのある楽曲の生演奏で綴る音楽舞台だ。今週末の5日(日)まで、渋谷の東急シアター・オーブで上演している。
平城常務:映画トピックスをご報告する。以前この会見で歴代2位で終了見込みと話していた映画クレヨンしんちゃんの最新作「オラの引越し物語〜サボテン大襲撃〜」だが、好調が続いて、歴代1位という結果を得ることが出来た。昨日まで動員191万6140人、興行収入が22億3880万円と、これまでの歴代1位だった1993年の「クレヨンしんちゃん アクション仮面VSハイグレ魔王」が22.2億円だったが、これを超えて歴代1位という記録を達成した。先週の土曜日に達成した。まだ公開中なので、更なる成績のアップが望める。昨年8月に公開し83.8億円の大ヒットとなった「STAND BY ME ドラえもん」、中国で5月28日に公開され、人口が多いこともあるが初日に5.3億円、公開からわずか11日間で約93億円と、日本国内の興行収入を超えることが出来た。6月26日に30日間の興行が終了して、最終成績は約105億円と聞いている。中でも5月31日は1日で約17億7600万円の興行収入となり、中国における1日でのアニメ映画の興収の最高記録。これまでの最高は「カンフーパンダ」の約13億6100万円だったが、それをはるかに超える成績を収めた。本作品は60の国と地域に販売され、香港においても日本映画興行収入歴代1位という記録を樹立している。
※ネットフリックスに関して見解を
吉田社長:この前フジテレビとの共同制作が発表となった。その前にリモコンにネットフリックスボタンをつける等の新しい動きもあったし、予想されたことだが、共同制作という形でコンテンツ部門にも視野を広げながら日本での展開を考えていることが見えてきたと思っている。まだ具体的にどのような形で日本でのビジネスを展開していくのかフレームワーク、全体像が見えたわけではないので、注視しているところ。もちろん動画配信事業が、ネットフリックスが来ることによって競争が激しくなるし、市場が拡大するのかということもあるし、そういうことがどうなるのか興味がある。ネットフリックスのボタンもそうだが、我々の本業でもあるテレビ事業、制作も含めて、ネットフリックスの事業がどのように影響してくるのか。いずれにしても世界的なパワフルな企業なので、目を凝らしているという状況だ。
※自民党の勉強会において報道機関に対する圧力的な発言があった問題をどう思う?
吉田社長:先週来、皆さん同様のことを言っているが、言論の自由、報道の自由というのは民主主義社会の根幹であるので、それをないがしろにする発想や発言は問題だと考える。圧力で言論を左右するということは、あってはならないことではないだろうか。この問題については、昨日民放連の井上会長が談話を発表されたし、我々もメンバーである新聞協会の編集委員会も同じ趣旨の見解を発表している。私の見解もそこと基本的には同じだ。まだ議論が続いているし、批判が起きるのも当然だと思っているので、言論の府である国会の中や政治の世界でこの問題がどう推移していくのかを見守っているところだ。

以上

PAGE TOP