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社長定例会見

角南源五社長 社長会見(11月27日)要旨

2018年11月28日


                             2018年11月27日(火)                        
2018年11月27日 社長会見要旨

※2018年を振り返って。
角南社長:年間視聴率は残すところあと1カ月余りとなったが、全区分2位で推移している。この一年を振り返ると、昨年から取り組んでいるタイムテーブル改革が順調に進み、成果が表れていることを実感している。報道では、視聴者のニーズに応えるため「サタデーステーション」を拡大、「サンデーステーション」を夕方に移動し、拡大リニューアルした「報道ステーション」も徐々に定着してきている。朝の「グッド!モーニング」、「羽鳥慎一モーニングショー」といった平日のベルト番組も引き続き好調で、全日視聴率の原動力となっている。ドラマでは、プライム帯の連続ドラマが各クールとも上位にランクインして健闘し、深夜ドラマでは「おっさんずラブ」が各賞を受賞するなど支持をいただいた。バラエティでは、「ナニコレ珍百景」と「ポツンと一軒家」が日曜の“激戦区”で好スタートを切り、「日曜プライム」までの良い縦の流れを形成している。引き続き、年度争い、そして2019年に向けて成果につなげていきたい。AbemaTVは来年の春、開局3周年を迎える。若者層を中心にユーザー数を着実に伸ばしており、地上波CMとの連動セールスなどで更なる成長を目指す。年末に向けて多くの新企画を予定しているのでご期待いただきたい。
※直近の視聴率について。
亀山専務:年間平均だが、全日が7.7%、ゴールデンが10.5%、プライムが10.6%、プライム2が5.4%で全区分2位だ。ゴールデン、プライムについては、前回の会見から0.1ポイント上昇している。年度平均も全区分2位だ。全日が7.6%、ゴールデンが10.3%、プライムが10.4%、プライム2が5.4%と推移している。10月クール平均は、全日が7.7%で1位、ゴールデンが11.1%。プライムも11.1%、プライム2が5.3%でいずれも2位で推移している。プライム帯では、民放連続ドラマの中で「相棒season17」が1位、「リーガルV〜元弁護士・小鳥遊翔子〜」が2位、「科捜研の女」が4位と好調だ。全日帯は「グッド!モーニング」のクール平均が自己最高ペースで推移しており、「羽鳥慎一モーニングショー」は2年連続民放トップで好調に推移している。そのおかげもあり、10月は5年4カ月ぶりに全日帯で月間単独トップを獲得できた。今後の主な放送予定だが、今週末12月2日に「第72回福岡国際マラソン」、来週は12月7日から三夜連続で「フィギュアスケート・グランプリファイナル2018」を中継する。年末年始だが、今年も恒例のスペシャル番組を12月17日の週から編成する。21日に「ミュージックステーションスーパーライブ2018」、30日に「アメトーーーーーーーーーーク年末5時間スペシャル」、元日はABC制作の「芸能人格付けチェック!これぞ真の一級品だ!2019お正月スペシャル」と「相棒元日スペシャル」を予定している。この他のスペシャル番組については速やかにご報告できるよう準備している。
※来年の開局60周年について。
亀山専務:2019年1月1日から2020年3月31日までの1年3カ月間を「開局60周年期間」と位置付けている。作品としては、既に発表している帯ドラマ劇場「やすらぎの刻〜道」を2019年4月から2020年3月まで1年間放送する。また、山崎豊子さんの不朽の名作「白い巨塔」を5夜連続の超大型のドラマスペシャルとして放送する。主人公の財前五郎役を岡田准一さんが演じる。スポーツでは、年が明けて「AFCアジアカップ2019」がある。4月には福岡で「世界フィギュアスケート国別対抗戦2019」があり、夏には「世界水泳2019」がある。このような大型スペシャルを今のところ予定しており、いま他の作品を準備しているところだ。
角南社長:60周年はいずれにしても盛り上げていきたい。
※営業状況について。
角南社長:10月の営業売上は、タイムは前年比98.5%、スポットは94.9%、トータルで96.4%で確定した。タイムだが、単発では昨年もあった「世界体操2018」「フィギュアスケートグランプリシリーズ」「プロ野球SMBC日本シリーズ2018」に加え、「キリンチャレンジカップ」が2試合あったことで増収となった。一方、レギュラー番組では10月の改編セールスで苦戦をし、タイム合計では前年水準に届かず締まった。スポットについては、東京地区は引き続き低調で96.6%となった。当社は昨年10月が過去最高売上・最高シェアだったことの反動もあり、地区水準には届かなかったが、8、9月に続き23%超えのシェアとなった。11月の営業売上は、タイムは前年比96%+α、スポット98%+α、トータル98%+αで推移している。タイムだが、多くあったスポーツ単発も終わり、ほぼこの水準程度で着地をする見込みだ。スポットについては、東京地区は前年100%に届くかどうかという状況だ。当社も前年水準を目指して最後まで粘りのセールスをしている。12月の営業売上は、タイムが前年比82%+α、スポットが83%+α、トータルでは83%+αで推移している。タイムだが、年末単発のセールスでここ数年と比べて勢いがない状況だ。先週末には「フィギュアスケート・グランプリファイナル」の出場選手も決定したので、そのセールスにも努め、最後まで売り上げを積み上げていく。スポットについても、前半は活況となっているものの、月後半の動きが鈍く、東京地区は95%程度の見込みとなっている。これからまだ動きは出てくると思うので、市況を注視し、効率よく需要を取り込んでいく。
※放送外収入について。
武田専務:先ほど質問にあった60周年関連は、事業イベントでもいくつか記念イベントと銘打って対応する。今はまだ検討中なので決まったら皆様にご紹介する。まずはAbemaTVだが11月7日にアプリの累計ダウンロード数が3500万を超えることとなった。AbemaNewsは、シリアで拘束されていたジャーナリスト安田純平さんの記者会見や、アメリカの中間選挙の開票速報、さらにはカルロス・ゴーン元日産自動車会長の逮捕に関連する記者会見などかなり臨機応変に対応した。(安田さんの会見は)通常の3倍以上の視聴者のユーザー数を獲得している。AbemaNewsに関しては今後もこの方向性をしっかりと持って、対応していきたいと考えている。次にKDDIと協業のビデオパスについてだが、10月クールドラマで「リーガルV〜元弁護士・小鳥遊翔子〜」「科捜研の女」「あなたには渡さない」の3作品を見放題独占配信中だ。それからネット上で大ヒットした「おっさんずラブ」の360°展開だが、公式展示会を開催している。11月16日から、東京凱旋開催として「おっさんずラブ」展を行っている。この作品に関しては引き続きファンの皆様のニーズに合った様々な企画展開を行っていきたい。続いてEXシアター六本木に関するニュースだが、11月30日で丁度開業5周年になる。本日11月27日から約2週間、メモリアルラインナップということで様々なアーティストに競演いただくことになっている。「サカナクション」による5夜連続公演や、「大原櫻子×Little Glee Monster」のSPガールズライブなどいくつかの豪華ラインナップを揃えて5周年を祝いたいと思う。黒柳徹子さん恒例の「徹子の部屋コンサート」は東京開催が13回目(11月30日)、大阪では8回目(12月2日)の開催となる。いつものように発売即完売という状況で、いい形で今年も展開ができそうだ。東京都美術館で開催中の「ムンク展」だが、11月23日の段階で、来場者20万人を突破した。最後にプロ麻雀「Mリーグ」だが11月26日を終了した時点で、テレビ朝日の企業チーム「EX風林火山」が7チーム中トップに立っている。全80試合のうち36試合を消化した時点、およそ半分で今のところトップにいることを追加で伝えさせていただく。
亀山専務:出資映画の状況についてお伝えする。11月3日に公開した「走れ!T校バスケット部」は11月25日の時点で、累計動員数が10万2000人、興行収入が1億2535万円で推移をしている。
※「相棒season17」で薬物依存症の女性が殺人をするという場面が放映され、その演出方法について色々な意見が出ている。薬物依存症への偏見を助長するのではという意見もある。衆議院厚生労働委員会でも取り上げられた。この件についての見解は。
亀山専務:「相棒」第4話の中で出てきた。このストーリーは違法カジノや違法薬物取引を扱う暴力団による組織犯罪の捜査の難しさを描こうとしたものだ。薬物依存症の方々への差別や偏見を助長する意図は全くない。今回、薬物依存症に関して一部に誤解を招きかねない表現があるとのご指摘をいただいた。このことについては真摯に受け止めており、今後の番組制作に生かしてまいりたい。
※12月1日から4K8Kの本放送が始まる。実際に放送するのはBSだが、関連企業として所感は。
藤ノ木専務:BS朝日で12月1日の10時から放送が開始される。当社はこの4K放送にグループ一体として取り組んでいるところだ。早河会長兼CEOを委員長とする4K放送推進委員会が中心となって、これまで作業にあたってきた。先週その委員会が開催され、12月1日に向けての最終確認を行ったところだ。これまで、放送開始に向けての準備は順調に進んでいる。12月1日に放送を開始する民放の4局で、ユーラシア大陸を横断する紀行番組を、4局リレー、2夜連続で放送する。BS朝日でも「日本の名曲 人生、歌がある 5時間生スペシャル」をはじめ、ピュア4Kの番組を充実させていきたい。皆様のおかげで紙面でも紹介していただき、感謝申し上げる。是非4Kならではのリッチな映像をできるだけ多く、皆様に楽しんでいただきたい。
角南社長:まずは無事に新しい放送を軌道に乗せたい。
※NHKの受信料値下げに関して、再来年10月に2.5%引き下げという報道があった。今日NHKでは経営委員会があるが、これについて社長の意見、所感は。
角南社長:これについては、NHKが考えることだと思う。いずれにしても、公共放送の業務に必要な財源を超える収入については、放送サービスの充実に過度に振り向けるのではなく、受信料の値下げなど負担軽減策に重きを置いてほしい、というのは従前から民放連でも言っている通りだ。値下げ幅、実施時期などの具体策については、NHKが示すことだと考えている。
※年間を通して視聴率が好調なドラマが多かったが、「相棒」「リーガルX」など、番組制作の方針と視聴者の意向が合致したということだと思うが、どのような分析をしているか。また、おっさんずラブは深夜ドラマということで、視聴率は高くなかったが、おっさんずラブ展やSNSでの広がりがあった。それについても一言お願いしたい。
角南社長:おっさんずラブについては、「東京ドラマアウォード」でテレビ朝日連続ドラマとして初のグランプリをいただくなど、多くの賞を受賞した。また、「新語・流行語大賞」ノミネートについても大変喜ばしい限りだ。これもひとえに、田中圭さん、吉田鋼太郎さん、脚本の方々を始めとする、キャスト、スタッフが一丸となって、土曜ナイトドラマをヒットさせるという共通の思いが結実したものだと思う。
亀山専務:テレビ朝日の下期の「相棒」「リーガルX」「科捜研の女」は、弊社で一番強いラインナップの一つだと思う。「相棒」もseason17で、「科捜研の女」も18シーズン、「リーガルV」も「ドクター]」が5年続いた中での新しい作品で、今回のドラマ作りとなった。そういった中核のドラマが弊社にはあり、作っているというところが一つ大きなところだと思う。4〜9月のクールも色々な形で良い結果が出ている。年間を通して、ドラマについては良い流れができて、視聴者の信頼を獲得できたと思う。金曜ナイトドラマも土曜ナイトドラマもそれぞれの役割を持ってやっているが、その中で「おっさんずラブ」のような目的に合った形の良い作品、良い作り手が出てきている。我々にとっては大変ありがたい状況になっている。
武田専務:「おっさんずラブ」に関しては、私が所管している総合ビジネス局でも二次利用展開で非常に大ヒットをしている。これまでのドラマの中では過去最高の、様々な展開ができている。23時台のドラマの二次展開の仕方、使い方の非常に良い成功事例ができた。今後の23時台のドラマも、作品によっては二の矢三の矢の展開を是非していきたい。すでに番組は終わったが、23時台で放送した「dele」や現在放送中の「僕とシッポと神楽坂」などは、かなり引き合いがあり、良い形ができ始めている。「おっさんずラブ」に続く二次展開の成功事例をできるだけ作っていければと思う。23時台のドラマについては、作品選択は編成が行うが、選択された作品をできるだけ展開をしていきたい。

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