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社長定例会見

角南源五社長 社長会見(11月28日)要旨

2017年11月29日

                             2017年11月28日(火)                        
2017年11月28日 社長会見要旨


※2017年のこれまでを振り返って。
角南社長:まず業績全般について、上期は増収減益だったが、年間通して営業利益ベースでは前年並みの確保を見込んでいる。年間視聴率は、全日2位、プライム2位で推移しているが、ゴールデンは民放3位と順位を落としている状況で、残すところ1カ月、できる限り盛り返していきたい。報道情報番組では、土日の夜9時に「サタデーステーション」、「サンデーステーション」を新設し、特に「サタデー」の方は二桁の視聴率が出るようになった。秋には日曜朝に東阪名共同制作の大型ニュース番組「サンデーLIVE!!」をスタートさせ、前年比プラスとなっている。また「報道ステーション」も安定した数字で推移し、朝の「グッド!モーニング」「羽鳥慎一モーニングショー」といった平日のベルト番組も引き続き好調で、全日視聴率の原動力となっている。ドラマでは、お昼の時間帯にシニア層に向けた「帯ドラマ劇場」を新設し、第1弾となる「やすらぎの郷」は、数字もさることながら、作品自体への反響が大変大きく話題となった。これらのノウハウを今後の展開に活かしていきたい。また、プライム帯のドラマも各クールとも上位にランクインし健闘している。昨年4月11日の開局から1年7カ月を過ぎたAbemaTVだが、先週には2,400万DLを突破するなど順調に成長を続けている。今月11月2日から5日に掛けての「72時間ホンネテレビ」は、総視聴数が過去最高を記録し、大きな話題となった。SNSを使った様々な企画は、今後に繋がる収穫になったと報告を受けている。AbemaNewsでは、4月から「報道ステーション」のディレイ放送を開始し、10月からは「羽鳥慎一モーニングショー」も始まるなど、平日の全報道情報番組がAbemaNewsのラインナップに加わっている。災害報道や緊急記者会見、トランプ大統領来日などの際に行った緊急編成など、今後もAbemaNewsの自由度を生かして、即時性と独自性にこだわっていく。着実にユーザー数を増やしており、今後もWAU1,000万達成に向けて、コンテンツ力をさらに強化していきたい。「テレビ朝日・六本木ヒルズ 夏祭りSUMMER STATION」は、去年を上回る585万人の来場者数を記録し、VR等の技術を駆使したイベントを多数そろえて人気を集めた。大きな事故もなく大盛況で終わることができ、さらに工夫を凝らして来年も盛りあげていきたい。
※最新の視聴率について。
亀山専務:年間平均視聴率は残すところ1カ月となった。全日が7.3%、プライムが10.0%、プライム2が5.6%で2位、ゴールデンが9.7%で民放3位だ。ゴールデン、プライムについては、前回の定例会見時より0.1ポイント上昇している。年度平均視聴率は、全日が7.3%で2位、ゴールデンが9.4%で民放3位、プライムが9.7%で2位、プライム2が5.3%で2位という形で推移している。ドラマでは、「ドクターX〜外科医・大門未知子〜」が平均20%台で、昨年に続き、民放連続ドラマ1位と好調に推移している。スポーツでは、「SMBC日本シリーズ ソフトバンク×DeNA第6戦」が15.3%、9回裏以降は「サタデーステーション」内での中継となったが20.6%を記録した。「サッカー国際強化試合 日本×ブラジル」が 16.3%、映画「シン・ゴジラ」が15.2%の高視聴率となった。これらの結果で、前回時点の平均より、全日、ゴールデンが0.1ポイント、プライムが0.2ポイント上昇している。続いて10月クール平均だが、全日が7.7%、ゴールデンが 10.4%、プライムが 10.4%、プライム2が 5.0%ですべて2位という状況だ。プライム帯のドラマは「相棒season16」「科捜研の女」「ドクターX」が好調で、全日帯は、「グッド!モーニング」「羽鳥慎一モーニングショー」のクール平均がともに自己最高ペースで推移している。帯ドラマ劇場「トットちゃん! 」や「サンデーLIVE!!」も前年比プラスで推移している。11月第1週は、4年ぶりに全日帯単独トップとなった。続いて、今後の主な放送予定だが、12月3日に「第71回福岡国際マラソン」、12月7日から4夜連続で4年ぶりの日本開催となる「フィギュアスケートグランプリファイナル」を名古屋から中継する。日本勢では3年連続のファイナル進出の宇野昌磨選手、女子は樋口新葉選手が出場予定だ。年末年始のラインナップだが、今年もスペシャル番組を12月18日の週から編成する。20日に「くりぃむクイズ ミラクル9SP」、22日に「ミュージックステーションスーパーライブ2017」、30日に「アメトーーーーーーーーーーク!年末5時間SP」、大晦日は今年で4回目となる「くりぃむ VS 林修!年越しクイズサバイバー2017」を編成する。元日は「芸能人格付けチェック2018お正月SP」、そしてよる9時からは「相棒 元日SP」、2日には「夢対決2018とんねるずのスポーツ王は俺だ!!」を予定している。
※営業状況について。
角南社長:10月の営業売上は、タイムは前年比87.7%、スポットは101.9%、トータルでは95.2%で確定した。タイムは、アドバタイザーの固定費削減傾向から、10月改編のレギュラー番組セールスに苦戦した。単発でも、昨年あったサッカー「ロシアW杯最終予選」2試合がないこと、昨年はプライム帯で2大会放送していた「フィギュアグランプリシリーズ」が、今年度はロシア大会のみプライム帯放送になったこと、プロ野球の日本シリーズの放送が(10月には)ないこと等の影響で前年水準からマイナスとなった。スポットだが、10月の東京地区は活況だった前年水準にわずかに届かず終了した。当社の売上は、前年水準を超えシェアを拡大させることができた。続いて、11月の営業売上は、タイムは前年比97%+α、スポット94%+α、トータル95%+αとなっている。タイムだが、10月に引き続き、昨年あった「ロシアW杯最終予選」がないこと等の影響で、前年水準には届かない見込みとなっている。スポットだが、東京地区は伸び悩み10月同様、活況だった前年水準に届かない見込みとなっている。当社の見込みも同様で伸び悩み、現状で前年の94%程度で最終的にもここからややプラス、といったところで締まる見込みだ。次に、12月の営業売上は、タイムが前年比87%+α、スポットが87%+α、トータルでは87%+αとなっている。タイムは、来週の「フィギュアグランプリファイナル2017」及び年末単発のセールスに注力していく。スポット東京地区は、年末クリスマス商戦に向けた広告需要等が見込まれるものの、地区のGRP不足もあって、前年水準に届かない見込みとなっている。当社の売上もここから積み上がってくる見込みだが、前年水準には届かない見込みとなっている。
※放送外収入について。
平城常務:AbemaTVでは、11月2日から5日に掛けて「72時間ホンネテレビ」を放送し非常に大きな話題となった。課題の一つであった、女性の視聴者層の新規開拓などでWAU1,000万という目標へつながることを期待している。その他のコンテンツでは、11月4日に福岡ソフトバンクホークスが日本一を決めた「SMBC日本シリーズ2017第6戦」を、地上波とのサイマルで試合終了まで生中継し、AbemaTVのスポーツ中継コンテンツとして過去最高の視聴数を記録した。今後については、年末年始に5日連続で「特命係長 只野仁」のAbemaTVオリジナル第2弾の放送を予定している。AbemaNewsについては、今月アメリカのトランプ大統領が来日した際に、6日に緊急編成を実施した。大統領と安倍総理の首脳会談や共同会見の様子などを速報や随時、生中継でお伝えした。11日には日本ハムの大谷翔平選手がメジャーリーグへの挑戦を正式に表明した会見の様子を緊急編成で生中継し、高い視聴数を記録した。引き続き、国民的に関心の高いニュースや会見については、随時、生中継や緊急編成を実施して、ユーザーのニーズに応えていきたい。続いて、地上波と連動したゲームアプリの新企画を報告する。現在地上波で放送中の金曜ナイトドラマから『重要参考人探偵VR』というゲームアプリをリリースした。ドラマ本編に登場した事件現場をVR空間に再現、360°を実際に振り返って好きなところを見ながら、制限時間内に事件の発生前と後で変わった所を全て探し、事件を解決に導くもので、テレビ朝日のホームページよりダウンロードを案内している。そして、その他の事業では10月31日に発売した「報道ステーション」スポーツコーナーの「熱盛」のLINE公式スタンプが、発売から5日間連続でLINEストア全体ランキング1位を獲得するなど非常に好調だ。イベント関連では、黒柳徹子MCによる恒例の「徹子の部屋コンサート」の東京公演を、明後日11月30日に東京国際フォーラム ホールAで、大阪公演を12月3日大阪フェスティバルホールで開催する。“徹子さん人気”に支えられ、両会場ともすでに完売している。
亀山専務:11月3日に公開した「ラストレシピ〜麒麟の舌の記憶〜」だが、11月27日までの累計で、動員数が74万3389人、興行収入が9億3573万円で推移している。
※「72時間ホンネテレビ」の影響について数字で表せるか、地上波で関連した番組を作る計画はあるか?
平城常務:具体的な数字としては7,400万視聴数。これによって、AbemaTVが大きな話題になっていることと、また女性を中心とした新しいユーザーを獲得したということがAbemaTVにとって良いことだと思う。今後のことについては何も現段階で決まっていることはない。まずは目標の1,000万WAUに向けて、レギュラーの強化をして、視聴習慣に繋がればと期待する。
※12月1日でBSの4K放送開始に向け、残りちょうど1年となる。その準備は現在どういう状況か。
藤ノ木専務:BS朝日とテレビ朝日が一緒になって準備をしている最中だ。既にBS朝日では2つの番組を4Kで今収録していて、コンテンツの準備も着々と進んでいる。実際の放送を出すマスター設備はテレビ朝日が開発中で、来年12月の放送開始に向けて、現在順調に作業している。何よりも私たちが課題としているのは、受信環境を整え、どれだけの方に見ていただけるかということだ。総務省および受信機メーカーには、受信機の普及促進にしっかりと取り組んでいただきたい。
※平昌オリンピックや2020年東京オリンピックに向けた取組み、試したいこと、準備などがあれば教えて欲しい。
角南社長:平昌については総動員して計画しているが、確かに2020年の東京オリンピックに向け大きな位置づけになるのは間違いないと思う。
亀山専務:時差のない隣国でのオリンピックということで、大きな期待がかかる。テレビ朝日でもフィギュアスケート女子のフリー、スキージャンプの男子個人ラージヒル等、魅力的な種目を放送できるので、いい形で取り組んでいきたい。平昌は松岡修造さんにメインキャスターを務めていただき、織田信成さんとのコンビを考えている。お2人にはフィギュアのGPシリーズで、4年間コンビを組んでいただいているので視聴者の皆さんの信頼も厚いと思う。アスリートのドラマを本気で熱く伝えていただけるのではないかと期待している。東京オリンピックに向けてももちろん色々な形で準備を進めている。「報道ステーション」を始め、報道情報番組ですでに対応しているが、今「サンデーLIVE!!」の中のコーナー「東京応援宣言」は、2015年4月にいち早く立ち上げて、東京オリンピックに向けてという趣旨で始めている。来年は水泳の「パンパシフィック大会」「世界新体操」「世界体操」といった、水泳・体操を始めとしたオリンピックの中核になる競技の中継もある。早期の取材、選手や連盟の方々と関係を深めながらテレビ朝日らしい中継を目指して準備をしていきたい。そして当社は、これまでサッカーワールドカップ本大会・日本戦中継の抽選に恵まれてきた。今回のロシアW杯もそうなったらありがたいという気持ちだ。

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