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社長定例会見

角南源五社長 社長会見(7月5日)要旨

2016年7月6日
※新しく就任した角南社長から抱負を。
角南社長:あらためてよろしくお願いしたい。まず、3つ抱負を述べたい。1つ目は時代の変化に敏感でありたいということ。言うまでもないが、インターネットとコンピューター技術の進歩が世界の全ての有り様を変えつつある。デジタル化は人々の生活や行動の隅々まで変化させ、新しいビジネスが次々と生まれている。テレビ局も例外ではない。変化に適応し、生き残らなければならない。時代の変化を肌でとらえ、世界の潮流に敏感に、スピード感を持って行動したい。
2つ目は常に挑戦者であり続けたいということ。テレビ朝日の歴史は新しいことへの挑戦の歴史だったと思う。「日曜洋画劇場」「モーニングショー」「土曜ワイド劇場」そして「ニュースステーション」。どれもが、それまでの業界の常識を覆した大胆なチャレンジであって、その後のテレビの見られ方を変える大きなきっかけとなった。早河会長とサイバーエージェントの藤田社長とのリーダーシップで展開し、全社一丸となって進めているAbemaTVもその一つであると確信している。チャレンジ精神は我々のDNAであると言って良いと思う。従来の発想にとらわれず、時代の先を読みながら挑戦し続けたい。
3つ目は私の特に注力すべきミッションについて。地上波・BS・CS一体運用を柱とした「デジタル5ビジョン」第一次経営計画を経て、現在、インターネット関連事業、メディアシティー事業を成長事業として位置付けた第二次経営計画に取り組んでいるところであるが、あらたに今年度策定する予定の経営計画においても、AbemaTVと「テレビ朝日・六本木ヒルズ 夏祭り SUMMER STATION」は柱である。早河会長からは「担当役員と連携して特に注力せよ」と指示を受けている。AbemaTVではユーザーの確固たる支持を得られるよう、またテレビ朝日夏祭りでは来場者にさらに楽しんでいただけるよう、当面はこの成長事業に最大限の力を入れていきたいと思っている。これら新しい事業への挑戦においても、重要なのは良質なコンテンツ制作力だ。そのためには地上波の視聴率で業界トップグループを堅持する必要がある。そのコンテンツ力、制作力をあらゆる新規ビジネスに展開して、全社で共通目標を持って時代の変化に対応していきたい。簡単だが以上だ。
※最新の視聴率について
角南社長:まず年間の最新状況、全日・プライム・プライム2が2位、ゴールデンが民放2位。年間の半分が終了した。全日帯は「グッド!モーニング」「羽鳥慎一モーニングショー」をはじめとする平日ベルト番組や、土日の「人生の楽園」「スーパーJチャンネル(土)」「報道ステーションSUNDAY」が好調だ。ゴールデン・プライム帯は、連続ドラマ「相棒 season14」「スペシャリスト」「警視庁捜査一課9係」の他、「報道ステーション」「池上彰のニュースそうだったのか!!」「しくじり先生 俺みたいになるな!!」「林修の今でしょ!講座」「くりぃむクイズ ミラクル9」「土曜ワイド劇場」が平均11%台以上で推移している。一方で、19時台を中心に苦戦する枠も多く、去年の大型スポーツ番組の反動減等も影響して、前年を下回り推移している状況だ。
続いて4月クール。全日・プライム・プライム2は2位、ゴールデンは民放2位タイ。全日は17クール連続、開局以来38回目の民放2位以上で終了。ゴールデンは17クール連続、開局以来20回目の民放2位以上で終了。プライムは17クール連続、開局以来31回目の2位以上で終了。プライム2は2クールぶりの2位で終了となっている。詳細については亀山常務から。
亀山常務:それでは4月クールの番組状況について報告する。4月クール連続ドラマは、水曜21時が「警視庁捜査一課9係」。平均12.3%で民放連続ドラマ14作品のうちで3位。木曜21時「グッドパートナー 無敵の弁護士」が平均10.8%で4位。木曜20時の「警視庁・捜査一課長」が平均10.3%で5位ということで、当社の3作品が平均2ケタを獲得しベスト5に入っている。4月スタートのバラエティ番組では、水曜19時の「あいつ今何してる?」が平均10.3%。火曜から金曜日に移動した「金曜★ロンドンハーツ」が平均10.7%と、視聴率的には堅調。また、「報道ステーション」は平均11.7%で、6月3週に2日連続で15%を突破するなど前年同クール平均を0.8ポイント上回って推移している。シングル枠は8時間だった。
今後の主な放送予定をご説明する。まず、7月10日午後7時57分から「選挙ステーション2016」。7月クール連続ドラマは水曜日21時の「刑事7人」が7月13日から。木曜日20時の「女たちの特捜最前線」は7月21日から。木曜日の21時「はじめまして、愛しています。」が7月14日から。金曜日の「グ・ラ・メ!〜総理の料理番〜」は7月22日スタートとなっている。
スポーツはゴルフのメジャー大会が続く。今週は「第71回 全米女子オープンゴルフ」、来週が「第145回 全英オープンゴルフ」、そして7月28日から「第40回 全英リコー女子オープンゴルフ」とゴルフの3大会が続いている。そして、8月 5日からいよいよ「リオデジャネイロオリンピック」が開幕。テレビ朝日では女子バレーボールの初戦となる韓国戦、競泳、レスリング、柔道などを中心に放送予定している。メインキャスターには松岡修造さんが決まっている。フィールドレポーターとして寺川綾さんも決定している。詳細は7月7日の民放5局の会見で報告されると聞いている。そしてオリンピックが終わると、「2018FIFAワールドカップロシア アジア最終予選」が9月1日のUAE戦を皮切りにスタートする。
スペシャルドラマは秋に2本予定している。一つは武井咲さん主演の「ドラマスペシャル 瀬戸内少年野球団」。もう一本は山田太一さん脚本の「山田太一ドラマスペシャル 五年目のひとり」、こちらは渡辺謙さんの主演で放送を予定している。
それから、夏の大型特別編成についてだが、「ドクターX〜外科医・大門未知子〜スペシャル」の高視聴率でスタートした。7月15日16日には野球の 「マツダオールスターゲーム2016」、7月16日21:00から「夏のアメトーーーーク高校野球大大大大好き栄冠は君に輝くSP!!」、そして7月17日18時57分から「黒柳徹子だけが知っているTHEテレビ伝説60年史」を予定している。
最後になるが、2017年春の編成から新しい試みとしてベルトでドラマ枠を新設することにした。第一弾は倉本聰さんの脚本で「やすらぎの郷」。主演は石坂浩二さん。放送枠、尺については現在調整中。以上だ。
※高島礼子さん主演の「女たちの特捜最前線」が7月21日からスタートとなっているが、色々と事件があったが、現在の収録状況と放送予定について聞きたい。
亀山常務:現時点ではもちろん放送は予定している。撮影スケジュールについてだが、番組の制作過程については従来お答えしていないが、順調に進んでいると聞いている。
※倉本聰さんのドラマ「やすらぎの郷」について、高齢者に向けてドラマ枠を新設する意図は。
亀山常務:この企画は、元々は倉本さんから「人生の仕上げの時期に入った大人に向けた、大人のためのドラマを届けたい」というお話をいただいたということがスタートになっている。我々もそれに賛同し、倉本先生の作品ということで著名な俳優の皆さんにも協力いただけることになり、これをチャンスに高齢者に向けた本物のドラマをお送りしたい、来年の4月からやってみようということになった。
※営業状況について
角南社長:5月のセールス実績から申し上げる。タイムは前年比96.5%、スポットは109.4%、トータルでは103.3%で確定した。タイムだが、アドバタイザーの宣伝予算流動化の動きから、レギュラー番組セールスで苦戦したため前年を下回る結果となったが、当初計画した売上高、予算は達成した。スポットだが、市況は去年11月から継続して活況で、東京地区は前年比104.7%となった。当社はCM枠の量、GRPが前年水準を上回っていることに加え、積極的なプロモート活動が実り、売上を大きく伸ばすことができた。6月の営業売上げだが、現状タイムは前年比104%+α、スポットは106%+α、トータルでは105%+αで推移している。タイムは昨年度にはなかった「UEFA EURO 2016」「キリンカップサッカー2016」などのスポーツ単発の編成があることで、前年水準からプラスになる見込みである。スポットは東京地区は低調だった前年水準を越えてくる見込みではあるものの、5月までの市況の勢いは鈍化してきている。そういった中で当社は地区水準を上回る売上を作れる見通しとなっている。次に7月の営業売上。現状、タイムは前年比86%+α、スポットは93%+α、トータルでは90%+αで推移している。タイムだが「UEFA EURO 2016」のほか「全米女子OPゴルフ」「全英OPゴルフ」「プロ野球マツダオールスターゲーム 2016」などのスポーツ単発のセールスに注力して、前年売上を目指していく。スポットだが、東京地区は6月に続き低調で前年水準に届いていない模様だが、積極的にセールス活動して需要を掘り起こし、売上を積み上げていく方針だ。
※放送外収入について
平城常務:まずデジタル事業でサイバーエージェントとの協業のAbemaTVおよびAbemaNewsについて進捗状況を報告する。AbemaTVは、400万ダウンロードを突破して、7月から本格セールスを開始している。新しいメディアとして、アドバタイザーからも興味を持っていただいており、セールスも順調な滑りだしとなっている。直近の視聴状況としては、毎週火曜深夜に地上波で放送中の番組「フリースタイルダンジョン」のスピンオフとしてAbemaTVオリジナルで制作した「フリースタイルダンジョン特別編 Monsters War」が7月3日の夜に放送され、高い視聴数を記録した。その他、7月2日と3日には2日連続で放送した「新世紀エヴァンゲリオン」の一挙放送前編・後編も高い視聴数となった。また、昨日、一般社団法人モバイル・コンテンツ・フォーラムとMCF(モバイル・コンテンツ・フォーラム)モバイルプロジェクト・アワード審査委員会が主催する「モバイルプロジェクト・アワード2016」のモバイルコンテンツ部門において、AbemaTVが最優秀賞を受賞した。続いて、AbemaNewsについて報告する。AbemaNewsは、スマホの特性を生かし、外出時でも防災に役立つサービスの実現を目指しており、6月16日の北海道震度6弱でも直ちに緊急編成に移行した。今後も災害時にも心強いチャンネルを目指していく。また6月9日の市川海老蔵さんの会見をはじめ、ベッキーさん、三遊亭圓楽さんの3つの会見を可能な限りノーカットで放送した。また、6月30日の高島礼子さんの会見も「AbemaPrime」の中で、よる8時40分から、どこよりも早く放送するなど、24時間ニュースチャンネルの強みを活かした放送をしている。18歳以上の投票者が加わる参議院選挙の報道についても、「みのもんたのよるバズ!」の特別編として7月10日よる8時から番組を放送する予定となっている。新しく加わった10代の有権者は、何を判断材料にどのような投票行動を取ったのか。若者と親和性の高いスマホメディアならではの、ソーシャル機能などを駆使した新しいスタイルの選挙特番を目指している。今後もインターネットテレビ局という全く新しいスタイルの動画サービスとして、生活に深く浸透したサービスになることを目指し、コンテンツ拡充(拡張)や、対応デバイスの拡充(拡張)、機能追加など積極的なサービス(開発)を行っていく。
それからKDDIと協業しているビデオパスについて報告する。4月クールの木曜ドラマ「グッドパートナー 無敵の弁護士」は全9話をビデオパスで配信し、一部が日別の国内ドラマランキングで1位を獲得するなど、再生数を伸ばしている。また、5月18日から配信を開始した、バカリズムさんの「青春バカリズム」という番組も、日別ランキングで1位から4位を独占するなど、こちらも好調に再生数を伸ばしている。7月クールは、木曜ドラマ「はじめまして、愛しています。」と金曜ナイトドラマ「グ・ラ・メ!〜総理の料理番〜」を初回放送直後から配信予定となっている。映画事業については亀山常務から報告する。
亀山常務:4月16日(土)に公開した、しんちゃんシリーズ24作目「映画クレヨンしんちゃん 爆睡!ユメミーワールド大突撃」の興行収入が20億6000万円を超え、歴代3位となった。歴代1位は昨年の23作目であり、1993年の第1作が2位となっている。22年ぶりに2年連続の20億円超えができたことになる。
※「テレビ朝日・六本木ヒルズ 夏祭りSUMMER STATION」が7月16日からスタートするが、みどころは?
角南社長:今回は3回目。期間は、かなり長くなり7月16日(土)〜8月28日(日)まで44日間にわたる。テーマは「ツナガル 未来の夏祭り」とする。エリアも広がる。本社7F屋上テラス全体と社員食堂を初めてすべて開放し、10mのドラえもん巨大バルーンも設置する。また、本物の生きた蛍が舞うようなしつらえも考えている。また、人気番組「金曜★ロンドンハーツ」「アメトーーク!」などとコラボレーションした様々なアトラクション、「しくじり先生」のヴァーチャル授業が楽しめる企画などを準備している。また、番組とのコラボメニューが楽しめる「バラエティ食堂」や「大屋根サマステフードコート」、去年すごく人気で予約がとるのが難しかった、毛利庭園で屋外バーベキューが楽しめる「水上プレミアムガーデン」、「かき氷コレクション」などグルメもさらにパワーアップしてお届けする。また、大好評だったジャニーズJr.のEX THEATER ROPPONGI公演は、去年より12公演増やして全82公演、およそ15万人の動員を予定している。来場者は、去年は463万人であったが、今回は、500万人を目指している。大台の500万人を目標としているので、ぜひ、来場いただき、楽しんでいただきたい。

以上

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