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社長定例会見

早河洋社長 定例記者会見(5月25日)の要旨

2010年5月26日
※視聴率状況について
早河社長
: 昨日行われたサッカーの日本対韓国戦が17.9%、4〜5年前であればこのカードだと高い数字が獲れたはずだが、試合内容を含めて目論見より低かった。来月の日本対オランダ戦を始めW杯を更に盛り上げていきたい。また、ゴールデンウィーク(4/29〜5/5)の7日間の平均視聴率は、ゴールデン・プライムで初めてトップだった。特別編成の結果によるもので「そうだったのか!池上彰の学べるニュース 3時間スペシャル」が22.3%だった。4月改編では、特に水曜日が「ナニコレ珍百景」→「そうだったのか!池上彰の学べるニュース」→「臨場」→「報道ステーション」となっており、もともと水曜はCXが強かったがその一角を崩す形になっている。木曜も「同窓会」のヒットで良い流れになっている。課題は週末を含む火・土・日に残っている。5/15のドラマ「トリック新作スペシャル2」が17.4%の高視聴率を獲得したほか、劇場版の興行成績も好調に推移している。もうひとつ気になったことでは、テレビ視聴率の「その他」の区分が上昇していて、先週20時台が8%、21時台が7.3%、22時から深夜の占拠率は殆ど二桁だった。ここ2〜3年ジリジリと(BSやCSなどの)視聴可能世帯の増加に伴って上がってきている。ひとつの要因は地上波のプロ野球中継が少なくなってBS、CSで放送するようになったことである。地上波のソフト力の低下が原因だとすると問題なので、検証していきたい。
上松取締役: 4/1〜5月3週の2010年度上期視聴率は、全日7.3%・3位、ゴールデン11.2% 4位・民放3位、プライム11.8%・2位、プライム2・9.0%の1位。プライムは日テレと並んで2位。前年同期比では、全日が少し下げていて、ゴールデン・プライムとも微減。プライム2は上がっている。TBSが全日で少し上げ、他は前年並み。日テレ、CX、TX、NHKは全区分で下げている。新番組は好調だが、火・土・日の19時台、20時台が苦戦している。
※今後の編成について
上松取締役
:ドラマスペシャルでは、5/29(土)に「警視庁取調官落としの金七事件簿」を柳葉敏郎さん主演、「相棒」の和泉聖治監督で放送する。実在した刑事・小山金七さんの取り組みと生涯を描いている。6/5(日)には「鬼龍院花子の生涯」。昔映画でヒットしたもので、観月ありささん主演。7/10(土)に「必殺仕事人2010」。放送日は調整中だが「お母さんの最後の一日」が常盤貴子さん主演、北川悦吏子さん脚本のスペシャルドラマとして待機している。
※スポーツについて
神山常務
: プロ野球巨人戦は5/30(日)に「西武×巨人」をゴールデン枠で放送する。5/18の「日本ハム対巨人」はゴールデンで4.1%と厳しすぎる結果だった。5/30はセ・パ首位同士の戦いであるので期待したい。サッカーW杯関連では、6/6(日)は「W杯事前特番」、6/13(日)は「アルジェリア×スロベニア」、6/19(土)は「日本×オランダ」、7/12(月)は「W杯総集編」。プライム外では6/19(土)に「オーストラリア×ガーナ」、6/21(月)に「スイス×チリ」。ゴルフでは、6/18(金)〜6/21(月)に「全米オープンゴルフ」。石川遼選手、池田勇太選手の出場は決まっているが、昨日の予選会で藤田寛之選手、谷口徹選手、横尾要選手の出場が決まったので期待したい。
※営業状況について
早河社長
:4月は、タイムが前年比で約96%、スポットが約106%、トータルでは約102%で確定した。タイムは昨年の「フィギュアスケート国別対抗戦」の目減り分があった。スポットは前年4月が大幅な減収だったので反動増ということもあり、前年を大きく上回った。月別のスポット売り上げとしては2月以来3か月連続でプラスである。
5月は、タイムが約102%、スポットが約109%、トータルでは106%弱で推移している。タイムは「トリック新作スペシャル」や「キリンチャレンジカップ」の単発セールスで増収になり、前年を上回っている。一方で、プロ野球のセールスで苦戦している。視聴率の低下で単価が下がっている。スポットは4月以上の活況で、最終的には前年比110%を超えるべく作業中。
6月は、まだまだこれからだが、タイムが91%台、スポットが約51%、トータルでは約70%で推移。タイムはFIFAワールドカップの仕上がりが最大のポイントであり、電通も総力を挙げてセールス中である。スポットはそうした影響もあり、5月よりも遅いペースで、見込みとしてはやわらかいところを含めて85%プラスαという状況だが、ボーナス商戦もあり、最終的には前年実績を超える発注が出てくることを期待している。また、参議院選挙が近いこともあり、選挙関連出稿のプラスも期待している。
※放送外収入について
早河社長
:「ボストン美術館展」は5月23日(日)の時点で入場者数が18万人で、今週中には20万人を超える見通しの大盛況である。「徹子の部屋」のコンサートの告知を行ったところ、一気に2500枚の特別先行予約が殺到して記録的な販売になっている。場所は日本武道館である。毎年売れているが、固定ファンがついているということである。
映画は、「トリック」が観客動員93万人で興行収入は12億円を上回り、前回作品の21億円に迫るペースである。東宝がパソコンとケータイを使ったWEBアンケートを実施したところ、「トリックのテレビシリーズを見た」という人が94.7%で、ドラマと映画が連動した形で、相乗効果があったのではないか。「超・仮面ライダー電王トリロジー」が5月22日に公開されたが、2日間で観客動員20万人、興行収入2億3000万円。週末動員ランキングの2位に躍り出た。「クレヨンしんちゃん」「ソラニン」「ドラえもん」「トリック」等は計画通りの収益見通しで推移している。
上松取締役:「トリック」については、これにまつわるWEB、モバイル、タイアップCM、商品化、出版、DVD、動画など、さまざまな展開をして、目標を上回る成果を上げている。
WEB・モバイル展開で、「シルシルミシル AD堀くんの顔ほめアプリ 堀カメラ」をiPhone向けのアプリで行っているが大変人気がある。
動画・オンラインでは、YouTubeで「女帝薫子」の主演の桐谷美玲さんのノーカット特別インタビューを4月28日から公開しているが、3万6000回くらいの再生があり、大変高い再生率になっている。
出版では、5月27日に「そうだったのか!池上彰の学べるニュース」を海竜社から発売する。これは池上さんが執筆している。  
※完全デジタル化への取り組みについて
早河社長
:当社では今年の7月5日からアナログ放送の全ての番組をレターボックス化するが、その黒味に随時、アナログ放送終了のスーパーが入るので、視聴者の皆さんの感覚が「事は容易ではない」と夏から変わってくるのではないかと考えている。来年1月10日からレターボックスの画面の上下に常にスーパーをする。テレビ朝日は在京キー局の強化月間デジタルキャンペーンが9月を予定している。キー局が順繰りにキャンペーン活動を展開するので、キー局の責任をしっかり果たしてまいりたい。
※オランダ戦の目標視聴率について
早河社長
:視聴率は6月19日なので61.9%と除幕式の時に宣言したが、昨日のような試合をしているとなかなか厳しいかもしれない。ただ2001年からずっとテレビ朝日はサッカーを放送し、サッカーに助けられてきたという、いわば「社技」みたいなものなので、全力で盛り上がるようにスポーツ報道もやっていきたいと思っている。

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