社長定例会見
亀山慶二社長 社長会見(11月30日)要旨
2021-11-30
2021年11月30日 社長会見要旨
※2021年を振り返っての社長所感。
亀山社長:年間視聴率は、残すところ1ヶ月あまりとなった。個人全体視聴率では、全日・プライム・プライム2が2位、ゴールデンが民放2位。また、世帯視聴率では、全日・プライム2が2位、ゴールデンが民放2位、プライムがトップで推移している。この1年を振り返ると、年始から2度目の緊急事態宣言が発令されるなど、昨年から続く新型コロナウイルスの世界的な流行が、社会全体に大きく影響を及ぼした。そのような状況の中、7月には異例の無観客という特殊な環境で「東京2020オリンピック・パラリンピック」が開催された。当社も長時間の放送を行い、選手の皆様の活躍の様子をお伝えすることができ、五輪全中継の平均視聴率では、NHKに次ぐ民放トップという結果となった。そのほか、スポーツでは、いよいよ来年に開催の迫った「2022FIFAワールドカップカタール アジア地区最終予選」の試合を9月と10月に放送し、両日ともに高視聴率となった。また来週には、北京五輪に向けて重要な大会となる「フィギュアスケートグランプリファイナル世界一決定戦2021」の放送も予定している。報道番組では、「報道ステーション」が10月より大越健介キャスターを迎えてリニューアルをした。関東地方で発生した地震や衆議院選挙など動きの多い中ではあったが、落ち着いた語り口でしっかりと情報を伝えていただき、堅調な数字でのスタートとなっている。情報番組では、特に「羽鳥慎一モーニングショー」「大下容子ワイド!スクランブル」など午前帯のベルト番組が好調な数字をキープしている。ドラマについては、「ドクターX~外科医・大門未知子~」「相棒」「科捜研の女」など当社を代表する人気シリーズをはじめ、各クールのドラマが民放上位にランクインするなど好結果となっている。そして、バラエティでは、4月と10月に、火・水・木の3曜日の19時台の番組を改編し、それぞれご家族で楽しんでいただける番組を編成した。従来からのレギュラー番組を含め、幅広い年齢層の方々からご視聴いただき、年間通じてゴールデン・プライム帯で高い数字となっている。引き続き、新型コロナウイルス感染の動向を含めて不透明な状況が続いていくとは思うが、北京五輪やサッカーW杯など大きなイベントが行われる2022年に向けてしっかりと準備を進めてまいりたい。
※最新の視聴率について。
西取締役:年間視聴率の個人全体だが、全日が3.9%で2位、ゴールデンが5.8%で民放2位、プライム5.9%で2位、プライム2が2.2%で2位となっている。年間の世帯は、全日が7.3%で2位、ゴールデン10.2%で民放2位、プライムが10.4%で1位、プライム2が4.3%で2位だ。続いて、年度視聴率の個人全体だが、全日が3.8%で2位、ゴールデンが5.7%で民放2位、プライムが5.8%で1位タイ、プライム2が2.1%で2位となっている。そして年度の世帯だが、全日が7.2%で2位。ゴールデンが10.1%で2位タイ。プライムが10.3%で1位。そしてプライム2が4.2%で2位となっている。そして10月のクール平均視聴率だが、個人全体は全日が3.8%で1位タイ、ゴールデンが5.7%で2位、プライムが5.7%で1位タイ、プライム2が2.1%で2位だ。世帯は全日が7.0%で1位タイ、ゴールデンが9.9%で1位タイ、プライムが10.0%で1位、プライム2が4.1%で2位だ。続いて、今後の主な放送予定だが、12月4日と5日に山崎豊子の名作「女系家族」を2夜連続で放送する。19日には恒例の「M-1グランプリ2021」、24日には「ミュージックステーション ウルトラスーパーライブ」、そして大晦日には3年連続となる「ザワつく大晦日スペシャル」を放送する予定だ。そして年始は、「相棒元日スペシャル」「緊急取調室」など、新春スペシャルを予定しているので、ご期待いただければと思う。
※「大下容子ワイド!スクランブル」の不適切演出について、BPOの放送倫理検証委員会で審議入りした。今後の対策や対応は。
亀山社長:BPO放送倫理検証委員会の判断を重く受け止めて真摯に対応してまいりたい。視聴者の皆様に改めておわびを申し上げる。今後このようなことが起きないように、再発防止策を徹底する。
※営業状況について。
亀山社長:10月の営業売上は、タイムは前年比129.2%、スポットは107.9%、トータルでは117.4%で確定した。タイムだが、「世界体操・世界新体操」「ZOZO CHAMPIONSHIP」「アジア地区最終予選vsオーストラリア戦」「フィギュアスケートグランプリシリーズ カナダ大会」などのスポーツ単発の編成によって大幅な増収となった。スポットだが、スポーツ単発の編成によって枠量が前年を大きく下回った影響などにより、東京地区には届かなかったが、枠の効率運用に努め、前年比107.9%まで収容することができた。11月の営業売上は、タイムが前年比108%前後、スポットが111%前後、トータルでは110%前後となっており、この水準で着地をする見込みだ。タイムだが、引き続きセールスは堅調に推移した。単発では、「第53回全日本大学駅伝」「第37回伊藤園レディスゴルフトーナメント」「フィギュアスケートグランプリシリーズ ロシア大会」に加え、「SMBC日本シリーズ2021」第3戦の編成などが売上に寄与した。スポットだが、エリア全体で需要が溢れる活況となっており、東京地区は前年の110%前後と見ている。当社の売上も、地区同水準で推移している。12月の営業売上は、タイムが前年比111%+α、スポットが97%+α、トータルでは103%+αで推移している。タイムだが、既にセールスは終盤で、完売に近づいている。「フィギュアスケートグランプリファイナル」「第75回福岡国際マラソン」といったスポーツ単発に加えて、2夜連続ドラマスペシャル「女系家族」や年末特番のセールスが順調に進み、前年を上回る見込みだ。スポットについては、10月、11月に続いて活況となっており、一旦受注を止めている。可能な限り売上を積み上げるべく、枠状況の整理を続けているところだ。
※放送外収入について。
武田副会長:近々開催されるイベント3件について。まずはバンクシー展。去年3月に横浜からスタートし、全国各地を巡回している「バンクシー展 天才か反逆者か」が12月12日から東京で開催される。今回の会場はWITH HARAJUKUという場所だ。アンディ・ウォーホルやバスキアの作品を比較展示して、バンクシー作品の背景に迫る特別企画が日本に初登場する。次に、オフブロードウェイミュージカルの「MURDER for Two」だ。この作品は2013年にオフブロードウェイで上演されてニューヨークタイムズに絶賛されたミュージカルだ。2016年には日本人キャストにより東京と大阪で上演されて話題を呼んだ作品でもある。元V6のリーダー坂本昌行さんと人気ミュージカル俳優の海宝直人さん、この2人が13人のキャラクターを演じるコメディミステリーだ。東京公演は来年1月8日から23日までBunkamuraシアターコクーンで上演される。3つ目もオフブロードウェーからブロードウェーに進出した伝説のミュージカル「HEDWIG AND THE ANGRYINCH」だ。ミュージカル初挑戦となる、関ジャニ∞の丸山隆平さんが主役を務める。東京公演は来年の2月3日から13日までがEXシアター六本木での上演となる。続いて「フィギュアスケートグランプリシリーズ」の動画配信についてだが、10月23日からスタートし、すでにアメリカ、カナダ、イタリア、フランス、ロシアの各大会が終了した。テレビ朝日のテレ朝動画での有料配信だが、早朝や深夜のライブ配信にもかかわらず大変多くの方に視聴していただき、好評だった。このイベントで初めてライブ配信を視聴された方も非常に多いようだ。スポーツの多様な視聴スタイルがこれをきっかけに広まっていけばと期待をしている。12月9日から大阪で始まる「グランプリファイナル」は複数のカメラ映像を視聴者が自由に切り替えて楽しめるマルチアングル配信を予定している。最後にアプリ展開についてだが、12月1日から藤子・F・不二雄プロと小学館、テレビ朝日グループ(テレビ朝日/シンエイ動画/メディアプレックス)が連携し、「ドラえもん公式アプリ」の運営をスタートさせる。現在テレ朝動画で運用している「ドラえもん月額見放題パック」をここに統合し、アニメとまんがを毎週1話ずつ無料配信する。さらにオールマイティパスに加入するとアニメ約900話、まんが35話(毎月入れ替え)が、いつでも見放題・読み放題となる。小さなお子様には必須のアプリだと思う。
※TELASA関連について。
篠塚常務:ドラマの展開だが10月クールの「相棒」「ドクターX」についてはTELASAでも大変人気があり、DAU・視聴数ともに大きく押し上げる結果を生んでいる。11月7日にはオシドラサタデー「消えた初恋」の裏側を見せるスピンオフドラマ「学級日誌」の配信を開始し、多くの会員増に繋げた。さらに12日から配信を始めた金曜ナイトドラマ「和田家の男たち」のスピンオフドラマ「和田家の男たち アナザーストーリー」も会員増に寄与している。続いてバラエティーにおいても深夜帯で放送している「トゲアリ トゲナシ トゲトゲ」から派生した短編映画「ウワキな現場」を8日より配信している。これは「カメラを止めるな!」の上田慎一郎監督と番組がコラボした作品で、会員数の増加に寄与するだけでなく、既存会員の方にも楽しんでいただいている。
※ABEMA関連について。
西取締役:開局から5年半で7300万ダウンロードを突破し、目標のWAU、1000万に関しても恒常的に達成している状況だ。ニュース、恋愛番組、アニメなど多彩なラインナップとなっているが、今年度はやはり大谷翔平選手のエンゼルス戦の生中継など「メジャーリーグベースボール2021」が非常に数字を伸ばし、WAUの獲得に大きく貢献をしてくれた。最近では藤井聡太四冠誕生で盛り上がりを見せる将棋チャンネル、麻雀チャンネルなども活況だ。そして有料のプレミアム会員も順調に伸びており、会員数は大台の100万人を突破している。続いて出資映画の最新状況もあわせてご報告させていただく。12月17日、仮面ライダー50周年記念映画となる「仮面ライダー ビヨンド・ジェネレーションズ」が公開される。さらに来年3月4日に、延期となっていた「映画ドラえもん のび太の宇宙小戦争(リトルスターウォーズ)2021」が全国公開となる。ぜひご期待いただきたい。
※同時配信、リアルタイム配信について、TVer側の技術開発の遅れが先日伝えられたが、今後の開始時期などについて。
篠塚常務:先月、先々月のこの会見でも当社としては年明け開始を目指して準備を進めていくと公表してきたが、TVerのシステム開発の遅れに伴い、予定より開始が遅れる見通しだ。現状では時期は未定で、今後確定次第改めてお伝えさせていただく。
※2021年を振り返っての社長所感。
亀山社長:年間視聴率は、残すところ1ヶ月あまりとなった。個人全体視聴率では、全日・プライム・プライム2が2位、ゴールデンが民放2位。また、世帯視聴率では、全日・プライム2が2位、ゴールデンが民放2位、プライムがトップで推移している。この1年を振り返ると、年始から2度目の緊急事態宣言が発令されるなど、昨年から続く新型コロナウイルスの世界的な流行が、社会全体に大きく影響を及ぼした。そのような状況の中、7月には異例の無観客という特殊な環境で「東京2020オリンピック・パラリンピック」が開催された。当社も長時間の放送を行い、選手の皆様の活躍の様子をお伝えすることができ、五輪全中継の平均視聴率では、NHKに次ぐ民放トップという結果となった。そのほか、スポーツでは、いよいよ来年に開催の迫った「2022FIFAワールドカップカタール アジア地区最終予選」の試合を9月と10月に放送し、両日ともに高視聴率となった。また来週には、北京五輪に向けて重要な大会となる「フィギュアスケートグランプリファイナル世界一決定戦2021」の放送も予定している。報道番組では、「報道ステーション」が10月より大越健介キャスターを迎えてリニューアルをした。関東地方で発生した地震や衆議院選挙など動きの多い中ではあったが、落ち着いた語り口でしっかりと情報を伝えていただき、堅調な数字でのスタートとなっている。情報番組では、特に「羽鳥慎一モーニングショー」「大下容子ワイド!スクランブル」など午前帯のベルト番組が好調な数字をキープしている。ドラマについては、「ドクターX~外科医・大門未知子~」「相棒」「科捜研の女」など当社を代表する人気シリーズをはじめ、各クールのドラマが民放上位にランクインするなど好結果となっている。そして、バラエティでは、4月と10月に、火・水・木の3曜日の19時台の番組を改編し、それぞれご家族で楽しんでいただける番組を編成した。従来からのレギュラー番組を含め、幅広い年齢層の方々からご視聴いただき、年間通じてゴールデン・プライム帯で高い数字となっている。引き続き、新型コロナウイルス感染の動向を含めて不透明な状況が続いていくとは思うが、北京五輪やサッカーW杯など大きなイベントが行われる2022年に向けてしっかりと準備を進めてまいりたい。
※最新の視聴率について。
西取締役:年間視聴率の個人全体だが、全日が3.9%で2位、ゴールデンが5.8%で民放2位、プライム5.9%で2位、プライム2が2.2%で2位となっている。年間の世帯は、全日が7.3%で2位、ゴールデン10.2%で民放2位、プライムが10.4%で1位、プライム2が4.3%で2位だ。続いて、年度視聴率の個人全体だが、全日が3.8%で2位、ゴールデンが5.7%で民放2位、プライムが5.8%で1位タイ、プライム2が2.1%で2位となっている。そして年度の世帯だが、全日が7.2%で2位。ゴールデンが10.1%で2位タイ。プライムが10.3%で1位。そしてプライム2が4.2%で2位となっている。そして10月のクール平均視聴率だが、個人全体は全日が3.8%で1位タイ、ゴールデンが5.7%で2位、プライムが5.7%で1位タイ、プライム2が2.1%で2位だ。世帯は全日が7.0%で1位タイ、ゴールデンが9.9%で1位タイ、プライムが10.0%で1位、プライム2が4.1%で2位だ。続いて、今後の主な放送予定だが、12月4日と5日に山崎豊子の名作「女系家族」を2夜連続で放送する。19日には恒例の「M-1グランプリ2021」、24日には「ミュージックステーション ウルトラスーパーライブ」、そして大晦日には3年連続となる「ザワつく大晦日スペシャル」を放送する予定だ。そして年始は、「相棒元日スペシャル」「緊急取調室」など、新春スペシャルを予定しているので、ご期待いただければと思う。
※「大下容子ワイド!スクランブル」の不適切演出について、BPOの放送倫理検証委員会で審議入りした。今後の対策や対応は。
亀山社長:BPO放送倫理検証委員会の判断を重く受け止めて真摯に対応してまいりたい。視聴者の皆様に改めておわびを申し上げる。今後このようなことが起きないように、再発防止策を徹底する。
※営業状況について。
亀山社長:10月の営業売上は、タイムは前年比129.2%、スポットは107.9%、トータルでは117.4%で確定した。タイムだが、「世界体操・世界新体操」「ZOZO CHAMPIONSHIP」「アジア地区最終予選vsオーストラリア戦」「フィギュアスケートグランプリシリーズ カナダ大会」などのスポーツ単発の編成によって大幅な増収となった。スポットだが、スポーツ単発の編成によって枠量が前年を大きく下回った影響などにより、東京地区には届かなかったが、枠の効率運用に努め、前年比107.9%まで収容することができた。11月の営業売上は、タイムが前年比108%前後、スポットが111%前後、トータルでは110%前後となっており、この水準で着地をする見込みだ。タイムだが、引き続きセールスは堅調に推移した。単発では、「第53回全日本大学駅伝」「第37回伊藤園レディスゴルフトーナメント」「フィギュアスケートグランプリシリーズ ロシア大会」に加え、「SMBC日本シリーズ2021」第3戦の編成などが売上に寄与した。スポットだが、エリア全体で需要が溢れる活況となっており、東京地区は前年の110%前後と見ている。当社の売上も、地区同水準で推移している。12月の営業売上は、タイムが前年比111%+α、スポットが97%+α、トータルでは103%+αで推移している。タイムだが、既にセールスは終盤で、完売に近づいている。「フィギュアスケートグランプリファイナル」「第75回福岡国際マラソン」といったスポーツ単発に加えて、2夜連続ドラマスペシャル「女系家族」や年末特番のセールスが順調に進み、前年を上回る見込みだ。スポットについては、10月、11月に続いて活況となっており、一旦受注を止めている。可能な限り売上を積み上げるべく、枠状況の整理を続けているところだ。
※放送外収入について。
武田副会長:近々開催されるイベント3件について。まずはバンクシー展。去年3月に横浜からスタートし、全国各地を巡回している「バンクシー展 天才か反逆者か」が12月12日から東京で開催される。今回の会場はWITH HARAJUKUという場所だ。アンディ・ウォーホルやバスキアの作品を比較展示して、バンクシー作品の背景に迫る特別企画が日本に初登場する。次に、オフブロードウェイミュージカルの「MURDER for Two」だ。この作品は2013年にオフブロードウェイで上演されてニューヨークタイムズに絶賛されたミュージカルだ。2016年には日本人キャストにより東京と大阪で上演されて話題を呼んだ作品でもある。元V6のリーダー坂本昌行さんと人気ミュージカル俳優の海宝直人さん、この2人が13人のキャラクターを演じるコメディミステリーだ。東京公演は来年1月8日から23日までBunkamuraシアターコクーンで上演される。3つ目もオフブロードウェーからブロードウェーに進出した伝説のミュージカル「HEDWIG AND THE ANGRYINCH」だ。ミュージカル初挑戦となる、関ジャニ∞の丸山隆平さんが主役を務める。東京公演は来年の2月3日から13日までがEXシアター六本木での上演となる。続いて「フィギュアスケートグランプリシリーズ」の動画配信についてだが、10月23日からスタートし、すでにアメリカ、カナダ、イタリア、フランス、ロシアの各大会が終了した。テレビ朝日のテレ朝動画での有料配信だが、早朝や深夜のライブ配信にもかかわらず大変多くの方に視聴していただき、好評だった。このイベントで初めてライブ配信を視聴された方も非常に多いようだ。スポーツの多様な視聴スタイルがこれをきっかけに広まっていけばと期待をしている。12月9日から大阪で始まる「グランプリファイナル」は複数のカメラ映像を視聴者が自由に切り替えて楽しめるマルチアングル配信を予定している。最後にアプリ展開についてだが、12月1日から藤子・F・不二雄プロと小学館、テレビ朝日グループ(テレビ朝日/シンエイ動画/メディアプレックス)が連携し、「ドラえもん公式アプリ」の運営をスタートさせる。現在テレ朝動画で運用している「ドラえもん月額見放題パック」をここに統合し、アニメとまんがを毎週1話ずつ無料配信する。さらにオールマイティパスに加入するとアニメ約900話、まんが35話(毎月入れ替え)が、いつでも見放題・読み放題となる。小さなお子様には必須のアプリだと思う。
※TELASA関連について。
篠塚常務:ドラマの展開だが10月クールの「相棒」「ドクターX」についてはTELASAでも大変人気があり、DAU・視聴数ともに大きく押し上げる結果を生んでいる。11月7日にはオシドラサタデー「消えた初恋」の裏側を見せるスピンオフドラマ「学級日誌」の配信を開始し、多くの会員増に繋げた。さらに12日から配信を始めた金曜ナイトドラマ「和田家の男たち」のスピンオフドラマ「和田家の男たち アナザーストーリー」も会員増に寄与している。続いてバラエティーにおいても深夜帯で放送している「トゲアリ トゲナシ トゲトゲ」から派生した短編映画「ウワキな現場」を8日より配信している。これは「カメラを止めるな!」の上田慎一郎監督と番組がコラボした作品で、会員数の増加に寄与するだけでなく、既存会員の方にも楽しんでいただいている。
※ABEMA関連について。
西取締役:開局から5年半で7300万ダウンロードを突破し、目標のWAU、1000万に関しても恒常的に達成している状況だ。ニュース、恋愛番組、アニメなど多彩なラインナップとなっているが、今年度はやはり大谷翔平選手のエンゼルス戦の生中継など「メジャーリーグベースボール2021」が非常に数字を伸ばし、WAUの獲得に大きく貢献をしてくれた。最近では藤井聡太四冠誕生で盛り上がりを見せる将棋チャンネル、麻雀チャンネルなども活況だ。そして有料のプレミアム会員も順調に伸びており、会員数は大台の100万人を突破している。続いて出資映画の最新状況もあわせてご報告させていただく。12月17日、仮面ライダー50周年記念映画となる「仮面ライダー ビヨンド・ジェネレーションズ」が公開される。さらに来年3月4日に、延期となっていた「映画ドラえもん のび太の宇宙小戦争(リトルスターウォーズ)2021」が全国公開となる。ぜひご期待いただきたい。
※同時配信、リアルタイム配信について、TVer側の技術開発の遅れが先日伝えられたが、今後の開始時期などについて。
篠塚常務:先月、先々月のこの会見でも当社としては年明け開始を目指して準備を進めていくと公表してきたが、TVerのシステム開発の遅れに伴い、予定より開始が遅れる見通しだ。現状では時期は未定で、今後確定次第改めてお伝えさせていただく。