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放送番組審議会

tv asahi「放送番組審議会」からのお知らせ

第579回 放送番組審議会報告 4月20日(木) 開催

■出席者(敬称略)

見城 徹   委員長
田中 早苗  副委員長

(五十音順)
秋元 康 委員
小倉 純二 委員
黒鉄 ヒロシ 委員
小松 成美 委員
関川 夏央 委員
田中 雄一郎 委員(*新任)
丹羽 美之 委員

■欠席者(敬称略)

内館 牧子 委員(リポート提出)
藤田 晋 委員

*委員の互選により、2017年度の委員長に見城徹氏が、副委員長に田中早苗氏が就任。

課題番組

「週刊ニュースリーダー」

<番組全体>

●毎日世界や日本で沢山の事件・出来事が起きている中、それを1週間まとめて改めて振り返らせる、非常によく出来た番組。人物にポイントを当て、コンパクトにまとまっている。

●1週間の出来事を再確認できるので、ありがたい便利な番組。他のニュース番組と違い、出演者が構えた感じで突っ込んだりせず、少し引いて見ているので、安心して見られる。

●平日の朝の番組が新聞に近いとすると、この番組は1つのネタから幅広くまとめるというところも含め週刊誌にあたる。大体知っているつもりでいるニュースについても、意外なことに気づかされることが多く、まとめ方式の番組はやはり価値がある。

●土曜日のシニア層の視聴者に向けて、よく考えて作っていて、感心する。

●映像がよく整理され、まとまっているので、事件の内容がよくわかる。

●土曜日の性格上、どうしても他の番組と重なってしまい、毒素が抜けてしまうのは仕方がないが、写真や証言などを集め、毒を1滴入れられる方法はあるのではないか。

●“気になる人物”にスポットを当て、結果としてそれがニュース解説になっている。世を騒がせている人物にスポットを当てれば、そこにまつわる事情や、なぜ世間を騒がせているかが明確になってくる。

●“気になる人物”といいながら、結局、“気になるニュース”になっている。人物に注目しているのに、事件・ニュースになっている。人でスタートするにもかかわらず、その人はどこに行ってしまったのだろうと、困惑させられる。

●“人物で振り返る”と言っているが、“今週こんな大きな事件がありました”と振り返っている。人物にフォーカスするのであれば、本来は主役ではない人、誰も分かっていないが“キーマンは実はこの人”というベスト10の方が面白い。

●“気になる人物”とは“発見”だと思うが、あまり生かされていない。渦中の人物ではなく、その周りにいる人などに焦点を当てることで、問題を深掘りできるのではないか。

●ニュースになる人間たちは、ドラマを持っている。その人間ドラマをどの程度現実のニュースの中に入れていくかがカギ。人間ドラマに片寄りすぎてはニュースの信憑性に欠けるが、うまく使えるのが“街の声”で、市井の人らしいコメントを選ぶことが大切。

●街頭インタビューというものが、今やどうなのだろうと思う。ネットのTwitterや書き込みがもう既に街の声であって、そのリアリティーにかなうものはない。

●制作が手がけているなら、いわゆる触れられないはずのところに、平気で明るい顔をして踏み込んでみるというのも、娯楽番組の重要な条件かもしれない。

<ランキング>

●ランキングは誰がどのように決めているのか、見ていて気になる。何人に聞いて、どのように集計結果が出てランキングが決まるか、番組の中で全く示されていない。

●ランキングは、作り手の恣意性を排除するためにある。誰がどのように選んだかをきちんと示し、想定していなかったものが出てもきっちり伝えるのが、ランキング番組の意義なのではないか。知らないものが入ってくる意外性と視聴者の興味を知って安心する納得感。この相反するものがランキングには必要であり、肝であるが、この番組は意外性が少ない。

●ランキングは、どういう形であれ、客観性を持てない。ニュースでは作りにくい。番組が決めているベスト10でいいのではないか。

●この番組のランキングは、制作者の恣意性を担保するためにある、という絶対矛盾を背負っている。アリバイのように、街角インタビューを入れるのも、よく考えた方法だと思う。

●“○○が選んだランキング”など、誰が選んだのかを対比させるだけでも、この番組の持つ平穏さを乱すことができ、かなり立体的になる。

<出演者>

●城島茂さんがとてもいい。自分の立ち位置をきっちりと把握し、出過ぎず引き過ぎず、見事に仕切っている。『週刊リーダー列伝』でも取材対象者がきちんと目立ち、気持ちよく話しているのが画面を通じてわかる。

●『週刊リーダー列伝』は、切り口と人選、そして城島さんの温かい人間味のあるインタビューが秀逸。時には城島さんの存在をもっとクローズアップし、スタジオでもその人物や背景を紹介するなど掘り下げて、対談をさらに際立たせる工夫があるといい。

●まだ城島さんの良さを使い切れていない。普通のリポーターのような使い方をしている。人のよさとか苦労人の感じなどで、“城島さんが聞くからグッとくる”というところまで行けていない。実際に体験するなど、今のテレビに絶対的に必要な“ガチ”さがない。

●石原良純さんは、様々なところに気を遣い、MCをしながらコメンテーターの役目も務めている。番組の安定感に繋がっている。

●2トップMCの意味を感じられない。番組に不調和な感じを出しているのではないか。

●コメンテーターの喋りが、量・内容とも目立たない。いわゆる視聴者代表的なコメンテーターは要らない。思い切って、平日の番組とは違う仕立てにしてみてはどうか。

●石原さんのお天気コーナーにもう少しアイデアがあってもいい。彼独特の切り口の天気リポートなどがあれば、番組の目玉にもなるのではないか。

<局側見解>

●この番組は第1制作部所管だが、報道局からプロデューサーが参加し、通常ワイドショーで勤務しているスタッフが制作し、報道で取材した素材を多く使用している。

●番組のメインターゲット40代以上の男性をイメージし、基本的には新橋のSL広場を中心に街頭アンケートを取っている。社会的な影響度も考え、ある程度、番組としての判断も加わっている。今後、ランキングに関する表現を考えていきたい。

●人物を掘るということで、2時間振り切ってみようと今の形になった。ニュースにおいて、番組独自の注目する人物を今後は掘り下げていきたい。

<角南社長からの報告>

●新経営計画「テレビ朝日360°2017―2020」が始動。東京オリンピック後、2020年度以降の不確実な時代に勝ち残る会社になるべく、グループ一丸となって頑張っていく。

●タイムテーブル改革も進めている。倉本聰脚本の昼の帯ドラマ「やすらぎの郷」は初回視聴率8.7%。19日まで13回の平均は6.6%。今週末から夜9時台のニュース番組「サタデーステーション」「サンデーステーション」が始まる。

●2016年度視聴率は全日が7.3%で2位、ゴールデンが10.3%で3位(民放2位)、プライムが10.6%で2位、プライム2が6.4%で2位。

●2016年度通期の営業売り上げが、過去最高を記録。スポットは開局以来初の在京2位。

●新入社員35人が入社。中途採用も実施し、ここ3年間で別途80名ほど採用見込み。

●今月11日AbemaTVが開局1周年を迎えた。10日からは、AbemaNewsで「報道ステーション」の異時再送信がスタート。

●今月8日、稲城市に『テレビ朝日若葉台メディアセンター』がオープン。施設内アトリウムと屋外庭園を地域住民にお披露目し、5200人以上が来場した。

<「放送番組の種別ごとの放送時間」の報告>

2016年10月〜2017年3月に放送した番組の「種別ごとの放送時間」について報告した。

以上

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