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放送番組審議会

tv asahi「放送番組審議会」からのお知らせ

第574回 放送番組審議会報告 10月13日(木) 開催

■出席者(敬称略)

見城 徹   委員長
田中 早苗  副委員長

(五十音順)
秋元 康 委員
内館 牧子 委員
小倉 純二 委員
黒鉄 ヒロシ 委員
小松 成美 委員
関川 夏央 委員
丹羽 美之 委員
藤田 晋 委員
山瀬 一彦 委員

課題番組

「くりぃむクイズ ミラクル9」

<評価点>

●クイズが多様化していることで、あらゆる年齢層に対応できる。スピードや展開にバリエーションがあるので、極度の緊張感がなく、頭の転換ができるのも非常にいい。

●出題の工夫がすごい。様々なスタイルで出題し、テンポよく飽きさせず見せていくあたりは、本当に良くできている。問題の難易度も絶妙。

●問題の質がいいあんばい。「へぇー」という、見ていて気づかされる部分があることが、視聴者が途中で離れてもまた戻ってくるポイントになっているのではないか。

●これだけ楽しく、役に立つクイズバラエティーは今までなかったと思う。上田晋也さんの司会のさばきは見事なもの。有田哲平さんのキャラクターも非常にいい個性になっている。

●あれだけの数の出演者を上手く交通整理し、笑いも取りながら進行するという上田さんの力量は、やはりすごい。

●上田さんの知性と、狂言回しに徹するうまさは、日本一かもしれないと思う。珍解答でも正解でも、その人をどう評し、その場でどんな役割を与え、面白い言葉や表情、空気を引き出すか。その意味において、クイズ番組ではあるが、出演者の素顔が見え隠れするトークバラエティーであり、ヒューマンドキュメントである。

●連帯責任のプレッシャーで、出演者の生の緊張感が伝わり、その人の性格や人間性が見られて非常にいい。

●9人ずつ二つのチームに分かれて争うという構成自体が面白いし、解答者も自分の役割を認識しているメンバーが揃っている。

●出演者が一様に楽しそうで、笑顔で元気なのに加え、効果音、派手なステージセットと安定感、安心感のある上田さんの司会で、この番組をつけておけば家庭が明るくなるだろうと想像できる良い番組。

●視聴者のターゲットと、番組のコンセプトや内容、出演者、画面作りや構成がマッチしていて、情報の見せ方にも随所に創意工夫が見られる。トータルプロデュースされ、軸が全くブレていない番組である。

<課題・提言>

●特徴である団体戦をもっと生かせるのでは。どんな問題が出ても答える人や、あるジャンルだけは滅法強い人など、解答者の個性がそれぞれ出て来ると、団体戦としての面白さが出るのではないか。9人をどう配置するかなど、キャプテンの戦術をルールの中に取り込んでもいい。

●「俳優」「アスリート」というチーム分けに無理が出てくる。キャプテンが戦略的に布陣を考えたということでもいいのではないか。

●チームがピンチになった時に代打が出てきて解答する制度を作ると、もっと面白いのでは。

●番宣のためのキャスティングが気になる。本来の番組の面白さが、それによって欠ける。テレビ局側の“宣伝したい事情”が出てしまった時に、視聴者は何か気づいてしまう。その結果、番組自体の勢いを消してしまうのではないか。

●勘で答えるような“クイズを作るためのクイズ”は、インパクトがあって面白い方が答えだということに若い視聴者は気がつく。制作者のあざとさに気づいた若い人はだんだんと冷めてしまうのではないだろうか。

●問題のデータがどこから来て、どう保証されるのかということに対し、時々際どいものがある。

●あまり一般的ではない外国の論文の中に、外から乾いた目で見た日本というものがあるので、問題作りに取り入れてみるのも面白い。

●年取った人と若い人の共通点は、色々なことを知りたい、知識を欲しがっているということ。そして、笑いたい。一時を面白がって、憂さを吹き飛ばしたいということ。この番組はこれらを非常に上手く取り入れているので、キープすることが今後も大切ではないか。

●非常によく作っているが、やはりマンネリは否めない。そこにどう立ち向かっていくかが、この番組の一番の課題だろう。

<局側見解>

●キラーコンテンツがまだ作れていないのが現状。マンネリにならず、長く続けられるよう、スタッフ一同考えて、立ち向かっていきたい。

●“ナイン”に対するこだわりを少し忘れている部分があった。ナインの立たせ方、同時に、個人芸の立たせ方、代打制など検討していきたい。

<角南社長からの報告>

●2016年度上期の平均視聴率は全日7.1%、ゴールデン9.8%、プライム10.3%で、3区分とも3位(民放2位)という結果だった。「報道ステーション」は平均11.4%で前年同率をキープ。「グッド!モーニング」をはじめ平日朝から昼のベルト番組が好調で、全日は前年同時期比で0.3ポイント上昇している。

●下期から視聴率調査の方法が変わり、調査対象が600世帯から900世帯に増えた。リアルタイム視聴率に加え、タイムシフト視聴率と、両者を足して重複したものを引いた総合視聴率が出る。放送日から9日後にデータが提供される。

●上期の営業売上が、前年を上回り予算を達成した。スポットは在京2位。半期で2位となるのは開局以来初。

●AbemaTVのダウンロード数は10月5日に900万を突破した。初のオリジナル連続ドラマ「特命係長 只野仁 AbemaTV」が、この冬 放送開始予定。

以上

<「放送番組の種別ごとの放送時間」の報告>

2016年4月〜2016年9月に放送した番組の「種別ごとの放送時間」について報告した。

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