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放送番組審議会

tv asahi「放送番組審議会」からのお知らせ

第573回 放送番組審議会報告 9月15日(木) 開催

■出席者(敬称略)

見城 徹   委員長
田中 早苗  副委員長

(五十音順)
秋元 康 委員
内館 牧子 委員
小倉 純二 委員
黒鉄 ヒロシ 委員
小松 成美 委員
関川 夏央 委員
丹羽 美之 委員
山瀬 一彦 委員

■欠席者

藤田 晋 委員

課題

「報道ステーション」と『報道全般』

<「報道ステーション」について>

●番組自体が非常に明るくなり、その日の出来事をリラックスして、安心して見られる。

●現行のテレビの中で出来得る最高の報道番組。直球で勝負するのが今の時代に合っている。正攻法なので地味かもしれないが、10年続く番組が出来たという気がした。奇をてらわないところがこの番組の持ち味。淡々と伝えることで、染み入るように伝わってくる。

●富川悠太アナウンサーは最初から違和感がなかった。「報道ステーションSUNDAY」のキャスター、「報道ステーション」での取材経験が全て生きている。ベストの選び方、この人しかいなかっただろう。派手なパフォーマンスはないが、言うべきことは言っている。

●富川さんが、最初からこの番組やっているような馴染み方で、自信が見え、全然あわてていない。これだけの大番組を引き継いでいるというプレッシャーも全く感じなかった。

●富川さんはニュースを真っ直ぐに受け止め、このニュースは私たちに何を投げかけているのか、それを伝える最適任者と言えると思う。

●小川彩佳アナウンサーも素晴らしい存在感を示している。思いをもってニュースを伝えていることが画面からも伝わってくる。

●小川さんは雰囲気、コメントも変わり、別人の明るさになっている。富川さんとのコンビがすごくいい。

●ニュースには遠近法が必要で、あまり近づき過ぎると見えないことも沢山ある。少し引いた目線で、アクセントをつけることがコメンテーターの非常に重要な役割。もう少しコメンテーターのあり方を考えると、ニュースの解釈や見方に、多様性、深みが出るのでは。

●コメンテーターには、「あっ」と思うようなことを言って欲しい。後藤謙次さんは非常に分かり易く安心感があるが、他にもう1人、若い人や刺激的な人を出すという手もある。

●久米宏さんが日本酒だとすると、古舘伊知郎さんがウイスキー。富川さんはミネラルウォーターで、普遍的に必要なもの。しかし、時々一滴のアルコールのような、違う個性を入れてみるのもいいのではないだろうか。

●特集が少なくなってしまったという印象がある。特集でしっかり視点を出していくことに、ぜひ今後力を入れてほしい。また、1分間の音の生中継や、きれいな夜景をバックに音楽の演奏など、そういう遊びの部分も何かいい形で出してほしい。

●「グッド!モーニング」がまとめの形で上手く解説し、「モーニングショー」では羽鳥さんの抜群の解説と玉川さんの鋭い質問で、非常に深掘りの説明をする。昔は「報道ステーション」がそういう役割だったが、今は他番組より解説力が著しく劣っているように見える。

●お天気コーナーは安心して見ていられるのだが、安定し過ぎの感がある。以前のような、もう少し“ほっ”とする優しい感じがあってもいいのではないか。

●セットは明るめで、若々しさもあり、とはいえ、冷たい感じや軽い感じはなく落ち着いている。夜のニュース番組のセットとして非常に上手く、番組の好印象に貢献している。

<『報道全般』について>

●テレビ朝日の報道情報番組は、一貫してニュースを正確に、丁寧に、分かり易くという姿勢が感じられる。非常に丁寧なパネルを作り解説している。

●「モーニングショー」の玉川徹さんのように胆力・粘着力があって、エネルギーを使って事実をあらわにする、そうしたパワーや取材に期待している。

●長期的には、自然災害が一番大きなテーマなっていくのではないか。系列局と連携し、警告を発していくような番組づくりの姿勢を取ってほしい。

●異常気象は、これから次々起こってくることなので、局を挙げて、地球温暖化についてどう考えるのか取り組んでほしい。

●原発担当、災害担当など、専門家と渡り合える知識を持った記者が絶対に必要。その上で自衛隊担当を設け、専門知識と取材眼・観察力を身につけていかなければならない。

●時々極めて観念的な政権・行政批判、企業批判などがある。取材しなくてもできる批判はやめないと、むしろ行政や為政者の側のほうがリアルに映ってしまう。論評も、やはりリアリズムに止まるべきで、それを止まらせるものは事実であり、取材なのではないか。

●系列各局が作るドキュメンタリーの発表の場をもう少し重要視したほうがいいのではないか。“ブランドをつくっていく”と肚を決めてやった方がいいと思う。

●ドキュメンタリーは視聴率など考えないで、人間が生きるとはどういうことなのか、個と国家、個と共同体とはどういうことなのか、もっと深いところに入って行くような番組を作ってほしい。これはテレビの役割でもあると思う。

<局側見解>

●観念的理想論でなく、取材を積み重ねて、事案の背景を探り、あぶり出していきたい。

●無我夢中でやってきて、形にはなったという思いもあるが物足りないところもある。黒鉄さんが言う一滴のアルコール、一瞬の酩酊というものを少し考えてみたい。

●災害報道は、一番重要な課題だと考えている。知識をきちんと蓄え、スタッフも育て、色々な形で備えていかなければいけないと肝に銘じている。

<角南社長からの報告>

●BPOは、世田谷一家殺害事件を扱った番組について、「放送倫理上重大な問題があった」と、テレビ朝日に勧告を行った。真摯に受け止め、今後の番組制作・放送に生かしたい。

●2017年度からの新経営4ヵ年計画の策定をスタートさせた。来年2月までにまとめ、公表する予定。

●3回目となった「テレビ朝日・六本木ヒルズ 夏祭り SUMMER STATION」が無事終了。

●AbemaTVは、開局5ヶ月目の9月11日に800万ダウンロードを達成した。

以上

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