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放送番組審議会

tv asahi「放送番組審議会」からのお知らせ

第568回 放送番組審議会報告 3月18日(金) 開催

■出席者(敬称略)

見城   徹  委員長
田中  早苗  副委員長

(五十音順)
秋元  康  委員
小倉  純二  委員
黒鉄  ヒロシ  委員
関川  夏央  委員
丹羽  美之  委員
野際  陽子  委員
藤田  晋  委員
山瀬  一彦  委員

■欠席者

内館  牧子  委員(リポート提出)

課題番組

「極上!旅のススメ」

<主な意見>

●独自性が見えない。他局の旅番組や、ワイドショーの中でよくやるグルメコーナー、街歩きと違いが見えない。この情報過多の時代に、目新しさがない。

●旅のプランがあっけなくできているという印象。深み、こだわりが感じられない。安く極上の経験ができるというのであれば、徹底的に調べ上げて紹介するべき。

●有名雑誌の編集部というだけでは、その情報の価値が信用されない時代なのではないか。目利きが本当に選ぶプランが必要。推薦人の顔、知識、人柄、そういうものが“おススメ”の信頼感につながっていく。

●“雑誌がススメる”というのは、あくまで形式で、構成上分かりやすくなっている。対決は企画的に面白い。

●視聴者参加型の旅番組はあまりないので、視聴者の判定で旅の優劣をはっきり打ち出し、プランをする旅行社に競争原理を働かせて、内容を面白くすることを目指した方がいい。

●もはや情報は“幻想”で、視聴者はほとんどのことに驚かない。誰がそれを一生懸命に語っているのかということが面白い。やはり人物ショーなのである。

●旅の嗜好も両極に分かれてきている。高級なプレミアムな旅と、質素倹約で自ら楽しみを探していく旅。本当に人が行きたいと思うような、憧れの場所を見せていくという番組は少ないので、“極上”に振るのはいい。中途半端にせず、中身もきちんとその方向に持っていくべき。

●作り手の差別化の努力が、視聴者には差別化として映らなくなっている。ライバルがひしめく中での差別化は簡単に陳腐化する。本質を紡ぎ出していくことがポイントではないか。

●何をやりたいのかが全く見えない。ダラダラ時間が過ぎていくだけ。なぜライブなのか。ライブにするのなら旅全てを生中継にした方がスリリングで面白い。

●旅番組を生放送でやらなければいけない必然性を感じない。対決していて結果を出さなければいけないとか、目標を課せられていて時間内に達成しなければいけないなど、生でやる納得感が必要である。

●日本初の生中継の旅番組を作ったらどうか。2チームあって、1チームが食べたり、お風呂に入ったりしている間に、もう1チームが移動して違う場所に行くような生放送を。

●“極上”というのはスペシャルなもの。日本の再発見と、旅人のヒューマン・ヒストリー、人柄や人生が見えるような形の番組が必要なのではないか。しかもそれが生中継だと非常にいい。

●生中継の一番の面白さは、どんなハプニングがあるかということ。そこに視聴者は期待するが、すべて段取りで動線が見える。

●他局がスタジオに引きこもっている時間帯なので、外の解放感はいい。生中継の部分が面白かったので、旅行を見せる部分とうまくバランスを取って、旅の総合エンターテインメント番組ができると、差別化できるのではないか。

●旅する人の個性と人柄、そして飾らなさというのがとても大切。キャスティングが非常に重要になってくる。

●番宣であろうとゲストを出演させるなら、その人の人生や一番の思い出の場所を身近な旅としてきちんと取り上げた方がいい。

●旅には歴史や食、色々な要素が含まれるので拡大解釈できる。改革には、様々なやり方や可能性があるはず。期待している。

●改革には今がチャンス。作り手の遊び心と実力を試す場所になるのではないだろうか。

<局側見解>

●“極上”“旅”“生”など様々なキーワードがある中で、制作側が「これ」と納得感のあるところまでこだわり抜いた番組づくりが出来ていない。もう一度しっかり見直して、浮上のきっかけをつかみたい。

●旅番組の情報や形に過度に注力してしまい、大事なのは人、食の向こうにある人生、そういうところを少し軽視していたのではないかと痛感した。

<吉田社長からの報告>

●「相棒 season14」は最終回 2時間スペシャルが15.8%。10月から全20話の平均が15.3%と健闘した。今クール平均では民放全局のドラマでトップの14.5%。また、「スペシャリスト」は全10話の平均が12.7%で2位。「科捜研の女」が、11.0%で3位。

●「AbemaTV」の配信が今月1日から開始され、順調に推移している。「Abema News」はスタート時の5時間(10時〜15時)から、15日より10時間(6時〜16時)に拡大。4月11日の本格開局からは24時間配信する予定。

●野際委員が、今回で番組審議会委員をご退任。5年にわたり温かい視線でご意見を賜り感謝している。

以上

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