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放送番組審議会

tv asahi「放送番組審議会」からのお知らせ

第567回 放送番組審議会報告 2月19日(金) 開催

■出席者(敬称略)

見城   徹  委員長
田中  早苗  副委員長

(五十音順)
秋元  康  委員
内館  牧子  委員
小倉  純二  委員
黒鉄  ヒロシ  委員
関川  夏央  委員
藤田  晋  委員

■欠席者

丹羽  美之  委員(リポート提出)
野際  陽子  委員
山瀬  一彦  委員

課題番組

「グッド!モーニング」

<評価点>

●「朝の情報まとめ番組」というコンセプトを前面に打ち出したことで、番組の目指すべき方向性がはっきりしてきた。番組に一本筋が通った。朝の情報番組のエンタメ化が進む中、短時間でコンパクトに世の中の動きが分かる「まとめ番組」というコンセプトは可能性がある。

●「まとめる」というキーワードによって、コーナーの個性が際立ってきた。コーナーのファンも出てきて、継続視聴につながる。

●早朝という時間帯を考え詰めて、よくできている番組。コンパクトに上手く作って、「まとめ」という強いコンセプトが生きている。

●リニューアル後のセットは、爽やかさは維持しながら色味や活気を加え、華やかな雰囲気を演出することに成功している。気分よく元気な一日のスタートが切れる。

●コメンテーター、アナウンサーとも充実している。坪井さんが良くなった。田中アナも素晴らしい。また池上彰さんと林修さんが、番組の中でハレーションを起こしていないのは、特筆すべきこと。

●スポーツのコメンテーターは、非常にいい人を選んでいる。サッカーの福田さん・中山さん、水泳の田中さんの話し方、分析の仕方は素晴らしい。室伏さんの起用にも期待。

●天気予報の依田さんは楽しく、信頼感がある。予報もリモコンの操作でより詳しく見ることができるのは良い。

<課題・提言>

●「まとめ番組」のコンセプトを徹底した方がいい。まだ「まとめ」方の基準や方法が中途半端だ。世にあふれる多様な情報をバランスよくまとめるために、どんな媒体から、どんな情報を集め、どう並べるか、再考してみる必要がある。

●爽やかで心地いいが記憶に残らない。「まとめ」というのはすごくいいが、「まとめ」という言葉では、この番組から何か発信されたという感じがしない。もっと新しく感じる言葉やサウンドロゴが必要だ。刺さるためには仕掛けがないといけない。

●全体を見ると“幕の内弁当”に似ている。料理の並べ方もきわめて上手く、彩りもいいけれど「弁当」。他の時間帯、昼でも夜でも食べられる内容になっている。

●芸能界のスキャンダルや政治家の問題など、視聴者は“裏切られ感”と“怒り”でニュースを見たい。そういうニュースをガッチリ持ってきて、そこにきちんと解説を入れるという見せ方があるのではないか。

●番組冒頭の女性3人に、もっと物語風なところを加えてもいいのではないか。時間帯として色々実験できるはずだ。

●朝の番組に、時間表示、占いは必要なルーティン。知恵を絞ってもっと面白く工夫できる。

●「羽鳥慎一モーニングショー」との8時またぎのやり取りが面白い。年に一度ぐらい、番組をぶち抜いて5人でやってはどうか。

●番組自身が、林さん・池上さんの次の新しい人材を発掘していくことが課題。

●テレビ局のコンテンツは価値があり、視聴者のライフスタイルの変化に応じて見せ方を変えていかなければならない時代だと思う。ソーシャルメディアでのインフィード再生を強化する必要がある。ネットで見やすいよう編集を加え、キャッチのあるタイトルをつけるなど、一つ一つのニュースをいかに再生し見てもらえるか工夫の余地がある。

<局側見解>

●ようやくベースが出来、まだまだ上を目指す余地がある。積極的に、コーナー、全体を攻めのポイントで改良・強化していきたい。

●朝の番組なので奇をてらう必要はないが、当たり前のことを愚直にちゃんとやっていこうと、朝知っておくべき大事なポイントの「まとめ」をコンセプトに番組を作ろうと決めた。スタッフにもだいぶ浸透してきたが、内実がまだ伴っていない。今はとにかくコンセプトをしっかり形にし、次はさらに中身を充実させていくことに力を注いでいきたい。

<吉田社長からの報告>

●「グッド!モーニング」をはじめ「羽鳥慎一モーニングショー」「ワイド!スクランブル」など、ベルト番組が去年の秋以降好調である。

●サイバーエージェントとの共同事業「AbemaTV」への世間の関心が高まっていると感じる。
4月の本格開局に向けて大詰めの段階を迎え、3月1日にはアプリの一部先行配信を予定している。

●2月7日、北朝鮮が長距離弾道ミサイルを発射した際、中国総局が、中朝国境で火の玉のように上空に向かって行くミサイルの撮影に成功した。この映像がAP通信を通じCNN、BBCなど世界各局で、2日間で約2,100回“テレビ朝日”というクレジット付きで放映された。

以上

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