HOME > 番組向上への取り組み > 放送番組審議会 > tv asahi「放送番組審議会」からのお知らせ

放送番組審議会

tv asahi「放送番組審議会」からのお知らせ

第564回 放送番組審議会報告 10月9日(金) 開催

■出席者(敬称略)

見城   徹  委員長
田中  早苗  副委員長

(五十音順)
秋元  康  委員
内館  牧子  委員
小倉  純二  委員
黒鉄  ヒロシ  委員
関川  夏央  委員
丹羽  美之  委員
野際  陽子  委員
藤田  晋  委員
山瀬  一彦  委員

課題番組

「日本人の3割しか知らないこと くりぃむしちゅーのハナタカ!優越館」

<評価点>

●見始めると途中で止まらなくなる面白さがある。

●労力をかけ、びっくりするような雑学ネタを広範に集めている。視聴者投稿も、テレビ的で双方向感があっていい。見せ方も、ワンパターンのように見えて、実は一つ一つのネタに応じた工夫がされていて、感心した。

●クオリティが高く、丁寧に作られているし、アイデアも素晴らしい。きちんと取材をして番組づくりをしていることに頭が下がる。今後も期待したい。

●くりぃむしちゅーは実力者。上田さんの明るい皮肉、有田さんの明るい破天荒で、場の空気を作ることができる。

●ネタに、それなりに意味のあるものがまぶされている。独居老人が増えている中で、空き巣の知識などは、ある種の気づきを生む。お役立ちが入っていたところはプラスに感じた。

●日曜日の夕方、家族でご飯を食べながら見て、雑学の競争をするなど、そういう形で定着する番組になると感じる。世の中には知らないことが多過ぎると、分かること自体がいい。

<課題・提言>

●よくできた番組だが、これまでのバラエティーの要素を少しずつ集めて、煮詰めたような印象で、強い個性がない。突っかかりや、毒のようなものが欲しい。まだまだ圧倒的な努力のしようがあると思う。

●番組に入りやすく見やすいが、躊躇なく出て行ける。引っぱり続けるものが弱い。すべてが予定調和で既視感がある。

●勉強になったし、面白かったが、ワクワク感や昂揚感が足りない。他の番組で見たことのない問題で、「やってみよう」と思わせるものが必要なのではないか。

●番組全体から雑学の面白さと雑学のつまらなさ、両方を感じる。これはクイズなのか、雑学自慢なのかよく分からない。

●“3割”の根拠が弱い。今の人たちは非常に信ぴょう性にこだわる。ありえないが、例えば調査した1500人を全員ロールでクレジットするくらいの徹底が必要。

●ネタに苦労して試行錯誤しているのはわかるが、玉石混淆。無理して“3割しか知らない”でなくてもいいのではないだろうか。

●あまりにも情報がぎゅうぎゅうに押し込められていると、見ていて窮屈になってくる。思い切って少し間を作る、隙間を作るということも、あってもいいのではないか。

●見る層と見ない層に分かれる。派手なスタジオセットや、カラフルなテロップなどが、寂しいリビングを彩るにはいいが、若い人は、大画面で見たくないと思うかもしれない。

●老人と若者の好奇心の違いを考えると、若者に従えば、もう少しスピードアップしたほうがいい、老人だと深く踏み込んでもらったほうがいい。これをバランスよく配合すれば、普遍的に長寿番組になるのではないか。

●生活と密着したテーマの方が面白い。雑学はいくらでもあると思うが、どうやって飽きさせないで見せていくかが問題。

●スペシャルが多すぎる。これだけの情報量の番組を2時間見続けるのはきつい。視聴習慣も育たない。正攻法できちんと1時間で毎週作り切るということをもう一度考えてほしい。

●雑学好きでも、2時間は結構つらい。見終わって疲れた感じがする。1時間がちょうどいいのではないか。

●この番組はレギュラーにしてはいけないと思う。本当に面白いものだけを集めて年に1回か半年に1回放送すれば、「あの番組はすごい」となるのではないか。

<局側見解>

●日曜日の19時という、最近調子のよくない時間帯に打席に立つにあたり、ホームランを狙うべきなのかどうかを考えた末、とりあえず繋ぐバッティングが出来れば、という小手先が見抜かれてしまった。空振りしてもいいので、思い切りスイングしていきたい。

●番組スタッフ一同に、初心に戻って丁寧に、本当に足を使って徹底的に調べるなど、苦労をしなさい、と言って頂いたのだと思う。改めてやっていきたい。

<吉田社長からの報告>

●2015年度の上期平均視聴率は、全日・ゴールデン・プライム・プライム2いずれも2位だった。9月の最終週は、10時間にわたって放送した「MUSIC STATION ウルトラFES」の高視聴率もあり、ゴールデン・プライムの週平均がトップとなった。また9月全体でも久々に全区分で、昨年9月よりも視聴率を上げることが出来た。この流れを10月以降にも続けていきたい。

●リニューアルした「羽鳥慎一モーニングショー」は、週平均6%と、まずまずの出足で、他のベルト番組の視聴率も上昇傾向にある。来週からはキラーコンテンツと言える「相棒 season14」や「科捜研の女」などのドラマも始まる。その後「フィギュアスケートグランプリシリーズ」、「世界野球プレミア12」といった大型のスポーツ番組も控えている。

●今年1月に番組の収録中に3B junior(スリービージュニア)のメンバーの女の子がヘリウム混合ガスを吸った後に倒れた問題で、社内の検証委員会が検証報告を先月末まとめ、公表した。引き続き、安全管理体制の一層の強化に向けた取り組みを行っていくつもりである。

<「放送番組の種別ごとの放送時間」の報告>

2015年4月〜2015年9月に放送した番組の「種別ごとの放送時間」について報告した。

以上

PAGE TOP