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放送番組審議会

tv asahi「放送番組審議会」からのお知らせ

第560回 放送番組審議会報告 5月21日(木) 開催

■出席者(敬称略)

見城   徹  委員長
田中  早苗  副委員長

(五十音順)
秋元  康  委員
内館  牧子  委員
小倉  純二  委員
黒鉄  ヒロシ  委員
関川  夏央  委員
野際  陽子  委員
藤田  晋  委員
山瀬  一彦  委員

■欠席者

丹羽  美之  委員

課題番組

「お坊さんバラエティ ぶっちゃけ寺」

<評価点>

●お坊さん、お寺に目を付けたところは、相当な手柄。

●仏教は、日本人の生活と切り離せないところにいつもあり続けた。宝の山。

●非常に役に立つ、非常によくできたバラエティー。毎回面白く見ている。

●本当に凄い企画に取り組んだと思う。色々なことを考えたり、語り合えるきっかけになるような、楽しくて品のあるバラエティーとして育ててほしい。

●そもそも宗教というテーマで番組を作るのは難しいと思うが、茶化すこともなく、それでいて面白く、堅苦しくもなく作り上げているところは、見事だと感心する。

●テレビの未来を見ている感じがした。お坊さんだけでもこんなに面白く出来るのだという、フォーカスの仕方が素晴らしい企画。非常に強いコンテンツで、色々スピンして行けそう。

●話題が尽きるのではないかと心配だったが、最近では、宗教対比のような新しい分野を開拓するなど、飽きさせない工夫がされている。

●非常に面白くて、時間がたつのを忘れた。クイズ形式で、最後まで興味が尽きない。

●爆笑問題の力が大きい。特に太田さんの、何気ない言葉や反応がおかしくて、この番組をバラエティーとして成り立たせている。

●お坊さんたちの話のうまさ、内容のわかりやすさに感心する。

●テレビに映るということで、寺や神社が、秘仏や国宝を特別に見せてくれて、ありがたい。

<課題・提言>

●深夜の時の方が面白かった。極端なところがない、振りきれていない気がする。単に歴史好きやクイズ好きなどが満足するだけになってしまって、「ぶっちゃけ寺」というのを作った当初の凄さが出ていないと思う。原点にかえって、もっとぶっちゃけないとダメだろう。

●僧侶や神父は聖なる場所に位置し、バラエティーは俗であることで輝く。相容れない二つの拮抗が面白い。聖と俗のさじ加減をスタッフがどこまで考えるかが今後の大きなテーマ。

●最初は知らないことを知ることが非常に楽しくて見ていたが、ある程度、説明し尽くしてきた感がある。これからは「勉強した」というのから、「感動した」「面白かった」という、心を揺さぶるところを狙えばいいのではないか。

●お坊さんの世界のネタはやがて尽きてくるだろう。でも、今の世の中で起きた事件や、人生相談などに対し、アドバイスをする。あるいは世相を斬る、というところに行ったら、新しい“集団・池上彰”になるのではないか。

●普通のバラエティーと同じようなスタジオ作りで、雛壇があり、芸人と同じように宗教家が並んでいる。雛壇だとゆっくり話が聞けない感じがする。

●若年層離れを懸念すると、番組の敷居を下げるために、お坊さんの数を絞り込み、逆に華やかな女性ゲストを多く入れてはどうか。お坊さんの人生相談風のものがあってもよいのではないだろうか。

●荒行は刺激が強くて、見るに堪えない感じもあった。

●折角、大人の姿勢で制作しているのに、「墓石をいかに買う」や、「いい墓石」などというのは野暮ったい感じがしてしまう。

●笑いながら、啓蒙していくという意味で、今後もこの番組には期待したいが、大変な道のりだと思う。やはり深夜に大切にしておくべき番組だったのではないか。

<番組側見解>

●ゴールデンに移り、聖と俗の部分のバランスが悪くなっていて、しかも変なバラエティーのりの俗になっている部分が多々あると思う。基本に戻り、人間の業(ごう)や、ぶっちゃけられる部分を元の形に戻して、視聴率を取りたい。

●番組を最初に作った時、お坊さんの目を通して今の日本が分かるのではないか、お坊さんが感じていることや怒っていることなどを聞いてみたら、何か新しいことが分かるのではないか、という着眼点があった。その点をもう一度掘り返してみようと思う。

●ぶっちゃけているところが足りないのは、反省すべきところ。お坊さんには敬意を持ちつつ、それでも斬り込んでいくという両面をやっていかなければならない。

●課題がはっきりしてきた。時間帯と狙いを考え、番組が今後どう進んでいくか、懐をしっかり決めてやらなければいけない。

<吉田社長からの報告>

●「報道ステーション」の古賀氏発言問題について、当社の「放送と倫理等に関する対策会議」で協議し、再発防止策等をまとめ、発表した。また、「報道ステーション」の担当部長ほか2名を戒告処分とし、会長、社長、取締役報道局長の役員報酬の一部を返上した。

●年間視聴率、年度視聴率とも、全日、ゴールデン、プライム、プライム2の全区分で2位。トップの日本テレビとの差が開いている。

2015年度の新入社員16人が傍聴。

以上

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