HOME > 番組向上への取り組み > 放送番組審議会 > tv asahi「放送番組審議会」からのお知らせ

放送番組審議会

tv asahi「放送番組審議会」からのお知らせ

第557回 放送番組審議会報告 2月20日(金) 開催

■出席者(敬称略)

見城   徹  委員長
田中  早苗  副委員長

(五十音順)
秋元  康  委員
市村  友一  委員
内館  牧子  委員
小倉  純二  委員
黒鉄  ヒロシ  委員
関川  夏央  委員

■欠席者

丹羽  美之  委員  (リポート提出)
野際  陽子  委員
藤田  晋  委員

課題番組

「世界が驚いたニッポン!スゴ〜イデスネ!!視察団」

<評価点>

●この3〜4年に出現した全局のバラエティーで、これだけ上手く作った番組はない。3世代が見ている時間帯に風穴を開けたのはすごい。新しい切り口で見事に新しい番組を作った。

●当たり前すぎて気づかない日本の優れた所や、独自性を再発見させてくれる面白さがある。

●一つの教養番組になっている。観光で来た外国人に聞くという安直な方法でなく、テーマに見合ったプロを呼んでくるという工夫によって、日本独自のやり方が浮き彫りになる。そのすごさは、日本の風土や特徴に合わせたものだということが分かってくる。

●東京オリンピックなどに備え、外国人の観光客をたくさん呼びたい場合、最低限の知識として、外国人の目を通して日本の良さを見るチャンスがあってもいい。非常に貴重な番組。

●「外国もすごい」という点を入れて、単純に“日本スゴイネ”に留まっていないところがいい。

●社会見学的で堅苦しさも若干あるところを、スタジオやミニ情報、きみまろさんのコーナーで、番組の緩急を付けていくというバランスが非常にいい。

●招いたプロのプライドが垣間見えるのがいい。また日本人が褒められて喜んだり、何か言われて困ったりした顔を長めに撮っている。あの表情の感じもテレビ的で非常に面白い。

<課題・提言>

●ここ数年、日本のことを自画自賛する番組が急増している。この番組には、いい所を再評価するだけでなく、課題や問題についてもしっかりと見つめ、他国や他文化の優れた所を謙虚に受け入れていく、そんな寛容な精神に溢れたバラエティー番組を目指してほしい。

●外国の専門家がどう見るか、「視察団」というアイデアはいいが、もともとの素材は手垢のついているものなので我々の想像を超えない。

●国民性の違いや、民族、社会制度の違いを、もう少し深掘りするところがあるといい。

●この番組が日本の自信回復につながるのは、悪いことではないが、問題なのは我々が知りたいことに応えているかどうか。日本の場合、若い人と中年以上の人の意識差が非常に問題になっている。これに対してやや介入した方が娯楽的にも面白いのではないか。

●こういう時だからこそ東南アジア、中東、イスラム圏の方にも出演してもらい、彼らがどのような社会生活をし、どういう意見を持っているのかを取り上げていく必要がある。

●日本の技術力、考え方、礼節というものがどこから来ているのか出発点を教え、今日を比較してくれると、高齢者も喜ぶし、若者も分かりやすいのではないか。

●オーディエンスも、人気者、あるいは番組が望むコメントをしてくれる人をキャスティングするのが当り前になっているので、全てが予定調和にはまっていってしまう。視察する人が、もし全然驚かなかったら「その回は捨てましょう」ぐらいのガチな感じでやった方が面白いのではないか。

●視察団のキャスティングが非常に重要になってくる。プロの技を見せてくれるなど、かつてどこに所属していたのかではなく、その人がプロであるすごさを知りたい。

●視察団がコメントすることに関して、その国では本当にそうなのか、という裏付けを実際にデータなどで見せてほしい。

<局側見解>

●いかに「視察団」というキーワードが大切かということがよく分かった。その選定方法や、逆に彼ら側の情報や取材をより厚くして、きちんと文化を比較できるような幅の拡げ方を、これから模索していこうと考えている。

●「視察団」ということがいかに大事か痛感した。実は制作で一番苦労しているところだが、手を抜かず、力を入れてこれからもやっていきたい。

<吉田社長からの報告>

●BS朝日の番組収録中、出演者の一人が緊急搬送されたことについて。

●「報道ステーション」の川内原発報道に関する、BPO放送倫理検証委員会の意見公表について。

●第3四半期の連結決算確定について。

●年度視聴率について。

以上

PAGE TOP