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放送番組審議会

tv asahi「放送番組審議会」からのお知らせ

第556回 テレビ朝日 放送番組審議会報告 1月23日(金) 開催

■出席者(敬称略)

見城   徹  委員長
田中  早苗  副委員長

(五十音順)
秋元  康  委員
市村  友一  委員
内館  牧子  委員
小倉  純二  委員
黒鉄  ヒロシ  委員
関川  夏央  委員
丹羽  美之  委員
藤田  晋  委員

■欠席者

野際  陽子  委員

課題

「放送番組全般」

<報道・情報番組について>

“選挙報道”

●「報道ステーション」など非常に頑張っていたが、情報番組は全体的に少し弱腰だったという印象があった。自民党がテレビ局に公平性を要請する文書を送ったが、萎縮や過剰な反応があってはならない。

●政治の世界でなるべく多様な言論が流れるように、ということで公正原則がある。この原則をもう一度肝に命じていただきたい。最近、色々なところで“自粛”が報じられるが、自主規制ほど恐いものはないと思う。

“報道全般”

●海外支局は外国の報道などを翻訳してそのまま報じるケースがあるが、カイロ支局長は現地で小まめに取材していて、話も分かりやすい。

●「報道ステーションSUNDAY」でフランスのシャルリー・エブド襲撃を40分間取り上げた。非常に生々しい映像で、タイミングがよかった。あの時間帯に取り上げたことは、とても意味があった。

●シャルリー・エブドの風刺画の質を見ていく必要もある。断じて過激派の弁護になってはいけないが、無条件に風刺画をいいと言ってもいけない。

<バラエティー番組について>

「ここがポイント!!池上彰解説塾 年末SP」

●今と昔と比べることで実相が見えてくるというコンセプトが、上手く嵌(は)まったのではないか。細かいトリビアを織り交ぜつつ、歴史の中で物事を見せていこうとしていて、勉強になった。

●非常に面白かった。今と昔のニュースを比較しながら、そこで学んだことを挟んでいくという構成が、ちゃんと汗をかいていると感じた。

●朝日新聞の池上彰さんのコラム不掲載について、最後まで引っ張らず、途中でさりげなく1つのニュースとして取り上げたところが素晴らしかった。ただ、タレントの「よくこの番組でお話なさいますね」と言うコメントが予定調和。「この番組で。この局で」と強調したことで1つのバラエティーショーになってしまったのが残念。

「夢対決2015 とんねるずのスポーツ王は俺だ!!」

●お正月特番ならではの豪華なゲスト陣が登場し、楽しむことができた。錦織選手があれだけ忙しい中出演するのは、時間をかけて関係を築いてきた成果。東京オリンピックに向け、新しいアスリートを見つけてきて、番組で育てていくという方向性も今後は考えてほしい。

●“生の面白さ”、生らしい感じがもう少しあるとさらにいいのではないか。

「お坊さんバラエティ ぶっちゃけ寺」

●偶然見て、驚天動地。見ているうちに腑に落ちたのが、日本は仏教国であること。気が付くと、ああ私も仏教だったのねと。感心して見ていたが、これが日本でタブーでないのが結構なこと。角度は いかようにも入れる宝の山にぶち当たった気がする。

● 非常に楽しく見ることができた。テレビ朝日が取り組んできた“知って得する情報バラエティー番組”という路線を引き継いでいる。これはぜひ今後もやってほしい。

「しくじり先生 俺みたいになるな!!」

●「失敗が一番面白い」ということを、改めてつくづく感じた。ゲストの失敗談が面白く、決して卑屈にならずに、失敗をポジティブな力に変えようというところが非常に勇気づけられる。まだまだ色々な形で展開していける面白い企画。

「タモリ倶楽部 “空耳アワード!2015”」

●「素晴らしい」の一言。バラエティー界における「タモリ倶楽部」の存在は極めて大きいと思う。その中でも“空耳アワー”の存在は本当に人を幸せにする。

<ドラマについて>

●「DOCTORS 3 最強の名医」は面白い。ユーモアとシリアスさの見事な入り交じり方は、視聴率の取り方を分かっている。「相棒」も、少しマンネリとは言え、分かっている。他のドラマにもっともっと敷衍していけないだろうか。

<全般について>

●テレビの生命線である生放送を増やし、大画面に合わせて番組全般的に映像のクオリティを上げることが、ネットとの差別化を図ることになる。

●この時代に勝っていくには、汗を流して一つ一つ作っていくべき。原液を作った上で薄める作業をしないと、始めから薄いものを薄めても勝てない。

<局側見解>

●選挙報道の中では、公示後と同じレベルの公正さを早い段階からきちんと担保していこう、という約束事を報道局全体でしている。今回の選挙に限らず、自民党の文書にも関係なく、常に同じである。

●「ぶっちゃけ寺」「しくじり先生」はネオバラ2という24時15分からの放送枠。「深夜からゴールデンを目指す」というテレビ朝日の伝統が、新しいものをまだ生みだせていると励みになる。

●早朝帯、朝帯が、この冬場に入り数字が伸び悩んでいる。我々は、視聴者がその時間に何を見たいのか、視聴者をナメていないか、今までのパターンに嵌まっていないか、こういった点をしっかり見つめ直して逆襲したい。


<早河会長兼CEOからの報告>

●2014年の年間視聴率は、全日2位、ゴールデンは民放2位、プライム2位、プライム2が1位。2013年は、ゴールデン、プライム共にトップだったので、日本テレビに水を空けられたということ。

●10月クールでは、「ドクターX〜外科医・大門未知子〜」が初回から全て20%を突破。全11回平均が22.9%と、昨年の全局の連続ドラマで最高の視聴率を記録した。また「相棒」なども堅調で、復調の兆しは出ている。

●「山田太一ドラマスペシャル 時は立ちどまらない」が、平成26年度の文化庁芸術祭テレビドラマ部門で大賞を受賞。これで内外の9つの賞を受賞したことになる。

●違法配信撲滅キャンペーンのスポット「それ、違法です。」を放送している。民放連加盟テレビ局としての対応で、3月31日まで100本以上を各社が放送する。

以上

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